戸隠・探鳥旅|6月後半に出会えた野鳥のお話

2022年8月21日

6月後半、夫婦で長野県戸隠へ行ってきました。

目的は探鳥です。

探鳥するには少し遅すぎる訪問(本当はGW明けぐらいが良さそう)でしたが、そこは野鳥の楽園と言われる戸隠。初心者の僕ら夫婦でも十分に堪能できる素敵な場所でした。

戸隠でどんな野鳥に出会えたのか、というお話も含め、一泊二日戸隠探鳥旅の記録です。(旅道具の話も少しだけ)

東京都内から戸隠までのアクセス|新幹線とバスを乗り継ぎ戸隠へ

車を持っていないため、東京都内から戸隠までのアクセスは新幹線とバスです。

東京駅から長野駅まで1時間半程度。

長野駅に到着し、善光寺口へ。

7番乗り場から戸隠行きのバスに乗ります。

関連長野→飯綱高原→戸隠 バス時刻表

善光寺御開帳の影響か、この日戸隠行きのバス停前は大混雑。目的としていた時間の急行バスには乗ることが出来ませんでした。

どうにか次のバスに乗り、いざ戸隠へ。目的の中社へ一時間ちょっとで到着しました。

蕎麦の人気店「うずら家」は朝から2時間待ち

野鳥撮影をするなら戸隠中社で降りる必要は無いのですが、僕たちには別の目的もありました。

そう、戸隠と言えば「蕎麦」です。

初戸隠につき、戸隠一の人気店「うずら家」を訪問します。

店前の予約表に名前を書いた時刻は9時40分。警備員の方によると2時間待ちぐらいだろうとのこと。

並ぶ必要はないので、待ち時間は中社や火之御子社を参拝し、周辺で探鳥することにします。

戸隠古道は緑が濃すぎて野鳥の姿は見えず、結局認識できるのは電線の上ばかりという寂しいスタートでしたが、早速嬉しい出会いもありました。

中社の周辺に、餌を咥えたジョウビタキ(雄・雌)の姿が。都内ではとっくに旅立ってしまいましたので、ジョウビタキがいるなんて思ってもいませんでした。戸隠では営巣しているのでしょうか。

キセキレイもしきりに餌を運んでいます。こちらも子育て中のようです。

遠くの木で鳴いているのは、、、ホオジロでしょうか?

戸隠にはホオジロが多く、この後もあちらこちらで出会いました。

「うずら家」は天ぷらも絶品

さて、散々歩き回り、「うずら家」に戻ったのは11時ごろ。入店できたのは12時前でした。

「うずら家」は天ぷらも美味いと聞いていたので注文は「天ざるそば」(1,800円)に。

蕎麦の美味しさは当然として、さつまいもの天ぷらが絶品でした。そして、丁寧な接客も噂通り。そりゃ流行りますよね。

2020年以降、滅多に外食しない僕たち夫婦にとって非常に緊張しながらの食事でしたが、混雑のわりに店内は静か。

それでも可能なかぎりささっと食べて外に出ると本日終了のお知らせが。時刻はまだ12時半。凄い人気ですね。

野鳥撮影スポットに近くて便利な「山旅の宿 樅の木山荘」

まだお昼ですが、荷物を置いて身軽になりたかったので宿に向かいます。

今回の宿は「山旅の宿 樅の木山荘」。

戸隠森林植物園まで徒歩圏で、しかも「食事が美味しい」と評判の宿です。

部屋は畳部屋でTVもありませんが、寝るだけですので問題ありません。

それよりも、庭がこの景色ですよ。

移動と暑さで疲れていましたし、このまま夜までのんびりしたくなります。

しかし、まだ奥社も見てないし、野鳥にも会わないと…。

運動不足にはきつい奥社参拝

宿で一息ついた後、奥社へ向かいます。

宿から奥社の大鳥居までは古道を歩き20分程度。

大鳥居から先が長く最後はきついと聞いていましたがその通りでした。

途中、ウグイスの鳴く姿だったり、

随神門の美しさに圧倒されたりして時間をとられてしまいましたが、

大鳥居から50分程度で奥社に到着。時間的には大したことありませんが、運動不足の中年には最後の坂は結構な辛さでヘトヘトでした。(暑かったしね)

さて、もう午後3時過ぎ。最後は森林植物園を訪問して探鳥しましょう。

熊の気配が怖い戸隠森林植物園

随神門付近まで戻り、森林植物園へ入ります。

森林植物園には各所に熊注意の看板が。

一応熊鈴も鳴らしつつ先に進みます。

さぁ、ここから探鳥の本番です!なんて言いたいところでしたが、そんな余裕はありませんでした。

いたるところで動物園の熊から臭うあの獣臭がするのです。さらに水芭蕉を食べにきたであろう熊の足跡まで随所に。しかも、僕ら以外に誰もいません。この状況にすっかり怯えてしまい、ひたすら足早に森林植物園の出口へ向かいます。

はぁ、怖かった。熊鈴を持参していなかった事は大失敗。必須ですね。

当然森林植物園内の野鳥写真はゼロ。

唯一の救いは宿近くでキビタキに出会えたことぐらい。森林植物園の探鳥は明日に持ち越しです。

樅の木山荘の料理はどれも美味

宿に戻り、風呂に入った後はお待ちかね、晩ごはんです。

出てきた料理は素材の良さと味付けのバランスが抜群。僕の写真じゃ伝わりにくので申し訳ないですが、どれも噂通りの美味しさでした。

もう大満足。

寒い時期なら、食後は囲炉裏を囲んでまったり、なんて楽しみ方もできそうです。

しかし明日の朝は早いしあとは寝るだけ、ですが、この宿には注意点が。タオル歯ブラシなどのアメニティは用意されていませんので要持参なのです。今回は無印の歯磨きセットが活躍しました。

早朝から戸隠森林植物園で探鳥

ここから翌日です。

昨日は熊に恐れをなして成果ゼロだった戸隠森林植物園へ向かいます。

時刻は午前5時過ぎ。

いきなり何やら動いています。

これは、アカゲラ(幼鳥)でしょうか?都内でも見ることができる鳥ですが、僕は初めて見ました。

アカゲラは戸隠で見たかった鳥。幸先よいスタートです。

しかし、その後鳥の鳴き声は聞こえてくるものの姿は見えず、という状態が続きます。

ようやく何やら盛んに鳴いている小鳥を発見。

ミソサザイ!戸隠森林植物園にはミソサザイがいるとは聞いていましたが、本当に遭遇できるとは。さすが野鳥の楽園戸隠です。

しかしミソサザイって本当に可愛らしい小鳥ですね。地味な色にもかかわらず人気があるのも納得です。

僕らもミソサザイの姿に時間をとられすぎ、朝食のため急いで宿に戻らなくてはならない時間になってしました。

朝食後は最後の探鳥へ

朝食の絶品パンを満喫し、再び探鳥へ出かけます。

初めて見る鳥に1羽でも出会えることを願いつつ、今度は森林植物園から鏡池を目指します。

しかし、またも鳴き声は聞こえるのに野鳥の姿は見えず。

その代わり、熊の足跡(多分)の方が目に入るという状態が続きます。

前日の反省からこの日は熊鈴を持っていましたが、それでも怖いことには変わりなく、足早に鏡池へ進みます。

途中、やっと視界に小鳥が。ん?なにやら青い鳥。

これは、コルリ!?

初めてお会いできましたコルリさん。都内でコルリに出会えることは稀。戸隠まできたかいがありました。帰宅してから調べたところ、鏡池までの道はコルリの遭遇スポットなんですね。このコルリは鳴くことに夢中。しばらく観察することができました。

さぁ、帰りのバスに間に合うためにも残された時間は僅か。先を急ぎます。

天命稲荷を通り過ぎ、

短い橋を渡り、

鏡池に到着。鏡池にはカワセミがいるようですが、見当たりません。

その代わり猛禽類が飛んでいました。(判別はできず)時間が無いので深追いせず引き返します。

コルリは相変わらず同じ場所で熱唱中。

その後、シジュウカラや、

アカハラ(?)などに出会えましたが時間切れ。初の戸隠探鳥はこれにて終了です。

最終的に戸隠で出会えた野鳥は、

  • ジョウビタキ
  • キビタキ
  • ホオジロ
  • キビタキ
  • シジュウカラ
  • ミソサザイ
  • コルリ
  • アカハラ

以上の9種でした。

多くはありませんが、コルリやミソサザイに出会えただけで大満足。戸隠、本当に野鳥の楽園でした。必ずまた戻ってきます。

最後に旅の道具紹介を少しだけ

最後に今回の旅道具を少しだけご紹介します。

ザックはOMM Classic 32(以前のモデル)を使用しました。本体の軽さは腰痛持ちにありがたく、時々使用しています。あとはパタゴニアの「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」を斜めがけ。

関連パタゴニア「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は「持ち歩きたい」がすべて入る便利なバッグ

足元はSalomonのハイキングブーツ、パンツはフーディニのスウィフトパンツです。戸隠森林植物園内は歩きやすい靴であれば何でも大丈夫ですが、木道以外の道もあるのでハイキングブーツがベターな気がします。

関連サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GTX(ウルトラ3 ワイド)をレビュー

ハットもフーディニの「Daybreak Cap」。このハットは軽くて快適。そのうち記事にしますね。

ザックの中は、以前記事で紹介したロープロのカメラバッグとパタゴニアのブラックホール・キューブ 3Lと6L、あとはパタゴニアのショッピングバッグや雨具など。

関連

パタゴニア「ブラックホール・キューブ」スモールは、かなり「使える」アイテムだった

Lowepro「ギアアップ クリエーターボックス」は高品質でリーズナブルなカメラ用インナーケース

ブラックホール・キューブ 3Lの中にはポイズンリムーバーやムヒ、消毒用アルコールやサングラス、歯ブラシ、マスクなど細かいものを放り込んでいました。細かいものといえば、今回も大活躍したのはお風呂用の「もってこタオル」でした。旅行には必須ですね。

逆に、不要だったのはミラーレスカメラ「LUMIX S5」でした。広角はiPhone13miniで問題ありませんでしたし(本記事の半分ぐらいiPhoneで撮影しました)、野鳥撮影用の一眼レフD500も持ち歩いていましたので使う機会がありませんでした。

ただし、S5のキットレンズ(LUMIX S 20-60mm)は旅カメラとして大活躍しそうな予感はあるんですよね。

そう遠くないタイミングでS5を活用できる旅に出られることを期待しつつ、引き続き自身と家族の健康最優先で生活したいと思います。

こちらもCHECK

野鳥撮影初心者のカメラ&レンズ選びが悩ましい

続きを見る

  • この記事を書いた人

モノタビ

MONOTABI(モノタビ)は、旅や日常に使えるギアの紹介を中心に、話題の情報やモノを紹介するブログです。記事はパタゴニア、カメラ、旅、音楽、アート、下町情報多めです。

-