僕はBlundstone(ブランドストーン)社のサイドゴアブーツを愛用しています。BS510という型番です。
いいですねーこのブーツ。購入してからすっかり虜になってしまい、もう一足欲しいくらいです。
履いた瞬間から「これは使える」感アリアリでした。(後述しますが、吐き始めは注意点もあります)
今回は旅靴としても有名なダナーライトとの比較を少し交えながら、Blundstone(ブランドストーン)社のサイドゴアブーツをご紹介します。
目次
防水性能の高いブランドストーンのサイドゴアブーツなら雨の日でも安心!
アイテムを紹介する際にいつも防水性ばかり評価の対象にして申し訳ないのですが、やっぱり濡れないに越したことはない訳でして。
その点、Blundstone(ブランドストーン)のブーツは合格です。ただのレザーブーツじゃございません。
オーストラリアタスマニア州で生まれたBlundstone(ブランドストーン)のブーツは、オイルを染み込ませた「ウォータープルーフレザー」が使われており、高い防水性を誇ります。
もちろんゴアテックス素材を使用したダナーライト並なんて事はないのですが、ちょっとそっとの雨なら気にする必要はなさそうです。
実際に、先日参加してきた朝霧JAMの会場でもこのBlundstone(ブランドストーン)のサイドゴアブーツを使用している参加者を見かけました。
当日はかなりの豪雨で、足元は泥沼状態だったのですが、そんなことを全く気にする事なく使用している姿が印象的でした。
ブーツらしからぬ履き心地と重量がブランドストーン・サイドゴアブーツの真骨頂
なんと言っても、僕が一番関心したのはブランドストーンの履き心地です。
ブランドストーンのサイドゴアブーツは見た目が無骨なので重そうに感じるかもしれませんが、手にとってみると信じられないぐらいの軽いんですよね。
サイズによって多少前後しますが重量は片足約480gしかなく、約740g程度のダナーライトと比べると重さが全然違います。
そして、履き心地の良さは感動レベル、ソールの衝撃吸収性はまるでスニーカーを履いているかのような感覚です。
ブーツの履き始めは慣れるまでに時間がかかる事が多く、いきなり「履きやすさ」を実感できる事は少ないのですが、『Blundstone(ブランドストーン)』のサイドゴアブーツは、はじめて足を入れた瞬間から「なにこれ!履きやすい!』と感動してしまいました。
これならば長時間歩く旅にも問題なく使えそうです。
調べてみると、Blundstone(ブランドストーン)のブーツはソールの素材にかなり拘りを持ってるようですね。
踵部分に使われているPORONというクッション材。こいつがそのキモらしく、
足腰の負担軽減に貢献しているんだそうです。
僕はダナーライトやアイリッシュセッター、トリッカーズのブーツなども履きますが、Blundstone(ブランドストーン)のブーツは、それらのブーツとは全く思想が違うブーツだということを実感します。
とにかく、踵部分のクッション性が優れていて、履きなれるのに時間を必要としないのです。
インソールは取り外し可能です。
この点もなんだかスニーカーっぽいですよね。
ただし、このインソールはペラペラですので、更なる快適性を目指すならば別売りのインソールに変えてやると更なる快適性を得られそうです。
ブランドストーンのブーツの履き始めは擦れによる痛みに注意を
とにかく履きやすいBlundstone(ブランドストーン)のサイドゴアブーツですが、最初だけは「もしかして失敗したかも?」と心配になるほど痛い思いをしました。
少し薄手のソックスを履いて遠出してしまった結果、履き口の部分が擦れてしまいとてもまともに歩ける状態ではなくなってしまったのです。
現在は薄手のソックスでも全くそのような事にはならないのですが、履き始めは特に注意が必要です。最初のうちは少し厚手で長めのソックスを利用することをおすすめします。
Blundstone(ブランドストーン)のサイドゴアブーツは脱ぎやすい
以前、ダナーライトの欠点としてご紹介した事がありますが、旅にダナーライトを使っていて不満(不便)に感じる点は、脱着が面倒なことです。飛行機内で少しリラックスしたい時や、靴を脱ぐ必要のある場面(特に国内旅行)に面倒なんですよね。
その点、『Blundstone(ブランドストーン)』のサイドゴアブーツは楽ちんです。さっと足を入れるだけです。
もしも足が入りにくい場合は、前後に付いているロゴ部分に指を入れてグッと広げると履きやすくなります。
もちろんフィット感では紐で調整できるダナーライトに劣りますが、サイズさえ間違えなければ、歩いていると脱げてしまうなんて事にはなりません。
『Blundstone(ブランドストーン)』サイドゴアブーツのサイズ感
Blundstone(ブランドストーン)のブーツを買う際、一番気をつけないとならないのはサイズ選びですよね。
Blundstone(ブランドストーン)のブーツは一般的なブーツよりやや大きめな作りとなっています。
僕の場合、レッドウイングやダナーライトでは9を選んでいますが、ぴったりだったサイズは8です。
他の方のレビューを見ても、Blundstone(ブランドストーン)のブーツを選ぶ際は通常履いているサイズよりもワンサイズ落としている方が多いようです。
幅は比較的ゆったりしていますので、足幅の広い方でもそんなに気にしなくて大丈夫です。
ブランドストーンのブーツは素材が心配
Blundstoneのブーツは軽量で履きやすく、かつスタイルも気に入っているのですが、心配な点が一つだけあります。
それは、アウトソールの素材がポリウレタン製だということです。
ウレタンソールはスニーカーでも使われおり、軽く、水に強い為、メリットも多いのですが、「加水分解」するという最大の弱点があります。
メーカー曰く、「加水分解に強いポリウレタンを使用している」との事ですが、靴の修理屋さんのブログを見ていると、時々「加水分解」したBlundstone製ブーツが出てきますので、全く問題ない訳じゃなさそうなんですよね。
値段からしてもそんなに神経質に履くブーツではなく、ワークやアウトドアでもガシガシ履くべきだと思うのですが、いつかソールボロボロになってしまうのかと思うとちょっと寂しくなってしまいます。
ブランドストーン「BS500」と「BS510」の違い
少し話が脱線しますが、今回僕が購入に迷ってしまった事は、BS500とBS510の機能面の違いがわかりにくい事です。
『Blundstone』のブーツには種類が多く、販売代理店のサイトを見てもその違いが分かりにくいんですよね。
調べた結果、その違いは「カラーの違いだけ」のようです。僕の購入したBS510はオールブラック、BS500の方はゴム部分がブラウンです。今更ですが、少しカジュアル感の強いBS500の方が良かったかしらと少し後悔中です。
ブランドストーン・サイドゴアブーツのお手入れ方法
ブランドストーンのブーツのお手入れ方法についてもご紹介しておきます。
ブランドストーンのブーツは、あまり細かい手入れをするよりも、ガシガシ履いて少しくたびれれてきたぐらいの方がカッコ良い気がしますが、防水性の事を考えるとノーメンテナンスで良いなんて事も無はありません。
そのお手入れ方法ですが、YouTubeにお手入れ方法の動画がありました。全編英語ですが簡単な説明(これも英語ですが)付きですので難しくありません。
とりあえずNIKWAX(ニクワックス)の撥水ワックスは買っておきましょう。
まとめ
『Blundstone』のブーツは、日常、アウトドア、ワークシーンはもちろん、冬の旅靴として大活躍します。
もちろん冬だけでなく、梅雨時期なんかも長靴代わりに使うことだってあります。
かなり価格の高騰してしまったダナーライトと違い、『Blundstone』のブーツは2万円台と比較的手の出しやすい価格ですので、気になる方は是非お試しを。
追記:やっぱりBlundstoneのブーツは素晴らしい
購入してからしばらく経ちましたが、結論としてBlundstone550は素晴らしいブーツだと断言します。
今ではすっかりダナーの出番が無くなってしまいました。
何と言ってもBlundstoneのブーツは履き心地が素晴らしく、おまけに防水性も高いので、冬場の足元はほとんどBlundstoneのブーツで過ごしています。
また、「長靴」代わりとしても履けるので、真冬以外でも活躍する事が多く、結局1年中玄関に出しっぱなしです。
購入した当初はBlundstoneのブーツにあまり興味の無さそうだった僕の奥さんも、僕があまりに絶賛するのですっかり影響されてしまったようで、今季は狙っているようです。
女性でも履いている方を見かけるようになりましたが、スリムなパンツやスカートに無骨なBlundstoneを履いている姿は本当に格好良いんですよね。
男女関係なしに活躍するBlundstoneのブーツ、ぜひ試してみて下さい。
【紹介アイテム】
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