先日、奥様から「どうしても長靴の泥汚れが落ちない」との相談がありました。
奥様が使用しているのはAIGLE(エーグル)のレインブーツ(長靴)で、日常だけでなくフジロックや朝霧などのフェスにも使用しているため、泥まみれになることもしばしばです。
確認したところ、水洗いを何度か試した後ですが、確かに泥が落ちきっていない状態でした。
泥汚れしたレインブーツ(長靴)をお手入れしたことのある方ならお分かりになると思いますが、洗った瞬間は泥が落ちているように感じても、乾くと全然落ちきっていないのです。
これは奥様のためにも全力で綺麗にしなくてはなりません。
早速、長靴の落ちない頑固な泥汚れを落とす方法を調べてみました。
目次
エーグル公式HP公開 レインブーツのお手入れ(メンテナンス)方法
調べたところ、エーグルの公式HPに以下の案内がありました。(追記:現在は記載なし)
メンテナンスのポイント
天然ゴムブーツを保管・メンテナンスする際は、以下の5つのポイントを参考にしてください。
- 日光、ヒーターから離して、風通しのよい、湿気の少ないところに保管してください。
- 折り曲げず真っ直ぐ立てて保管してください。汗をかいた場合は新聞紙や乾燥剤で湿気をとりましょう。
- 汚れが気になってきたら、汚れや泥をきれいな水で落とし自然乾燥してください。内側を水洗い後は良く乾かしてください。
- 時々、白色の粉のようなものが表面に現われます。これは紫外線の影響を妨げるために、ゴムに加えられたワックスです。湿っタオルでふき取ってください。
- ゴムの保護のために、時々ゴム専用のスプレーをすると表面がきれいになり、より効果的です。
https://www.aigle.co.jp/
「汚れや泥をきれいな水で落とし自然乾燥してください」とありますが、先述の通り泥は落ちません。
気になるのは、5の「ゴム専用のスプレー」の存在です。
調べたところ、評判の良い商品を見つけましたので早速購入してみました。
ゴム専用クリーナー、コロニル「ラバーブーツ」購入
購入したのはこちらのクリーナー、コロニル「ラバーブーツ」です。
商品の特徴としては「ゴム素材表面の汚れを落とすと同時に弾力性を保ち、ひび割れから保護します」とあります。
早速使っていきましょう。
長靴の泥汚れをブラシで簡単に落とす
まずはブラシで長靴の汚れを落とします。
前述したように、一度水洗いをした後ですので、残っている汚れはかなり頑固な汚ればかりです。そう簡単には落ちません。
細かい汚れの残りは気にせず、ある程度ブラッシングしたら次の工程に移ります。
長靴にクリーナーをスプレーする
続いては、購入したコロニル「ラバーブーツ」の出番です。
20cm程度離れた距離から、満遍なく濡れるようにスプレーします。特に汚れのひどい箇所には少し多めにスプレーしました。
使用の目安は表面が軽く湿る程度で、約30cm四方に2〜3回程度が適量です。
布で拭いて長靴の泥汚れを落とす
液体が乾かないうちに乾いた布で拭きます。
泥汚れのひどい部分はこれでも簡単には落ちませんね。追加でスプレーして念入りに拭いていきます。
ポリッシュクロスで磨く
全て拭き終えたら最後の工程に移ります。
ポリッシュクロスで磨きます。我が家にはポリッシュクロスがありませんでしたので、革靴のメンテナンスで使用しているポリッシュグローブを使用しました。
全体的に磨きましたが、特に念入りに磨いたのはかかととつま先です。革靴のメンテナンスでも基本となる箇所です。
完成
片足が完成しました。細かい部分まで完璧に落ちきったとは言い切れませんが、左右を比べてみると結構違いますね。
続いて残る片方のお手入れに取りかかります。
両足が完成しました。
どうでしょう? 結構綺麗になりましたね。翌日確認しても状態に変化はありませんでしたので、水洗いとは大きな違いがあります。
結論:ゴム専用クリーナーを使えば長靴の泥汚れは落ちます
以上、長靴の泥汚れを綺麗に落とす方法のご紹介でした。
結論として、ゴム専用のクリーナーを使えば泥汚れは落ちます。
今回はAIGLE(エーグル)のレインブーツをお手入れしましたが、Hunter(ハンター)や野鳥の会の長靴など、他のレインブーツも同じお手入れ方法で問題ありません。
長靴の泥汚れでお困りの方は、ゴム専用クリーナーを使ったお手入れを一度試してみてはいかがでしょうか。