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東京23区の自転車用ヘルメットの助成金情報まとめ

2023年4月4日

2023年4月から、全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。

それに伴い、自転車用ヘルメットの購入を検討されている方は多いのではないでしょうか。

安全基準を満たしたヘルメットは安くても5,000円以上することが多いのですが、普及のため購入時に助成金が出る自治体があるようです。

僕の住む東京23区でも助成金が出る区がいくつかありましたので、簡単ですが各区の助成金の状況をまとめておきます。

東京23区内は全区で助成金(補助金)あり(2023年10月30日追記)

当初は補助金のでる区は限られていましたが、東京都が「補助対象にヘルメットの購入を加える」という方針を打ち出していることから、2023年10月現在、すべての区で助成金(補助金)がでるようになりました。

区により額は異なりますが、2,000円から3,000円の割引でヘルメットを購入することが可能です。

東京23区内のヘルメット購入費用助成金(補助金)利用時の注意点

対象となるヘルメットは、「SGマーク」や「CEマーク」などが付いたもの

すべてのヘルメットが対象になるわけではなく、多くの区では「SGマーク」や「CEマーク」などを取得したヘルメットを指定しています。

江東区のHPに対象となる「安全基準を満たした自転車用ヘルメット」の例が掲載されていましたのでご紹介しておきます。

SG:(一財)製品安全協会が定めたもので、安全基準・製品認証・事故賠償が一体となった制度

BAA:社団法人自転車協会の安全基準

CFマーク:日本自転車競技連盟(JAPAN CYCLING FEDERATION)の安全基準

CEマーク:EU内で流通させるのに必要な製品基準

CPSCマーク:アメリカ合衆国消費者製品安全協会が定める基準

その他:SNELL(スネル記念財団)、CPSC、ASTMなど

江東区HPより

ヘルメットを購入できる店も指定されている

助成金の対象となる店舗は、各区で指定されています。したがって、指定された店舗でヘルメットを購入しなければ助成金を受け取ることはできません

ネットでの購入や指定された店舗以外での購入は助成金の対象外となるため、注意が必要です。

東京23区内のヘルメット購入費用助成金

下記の表は各区の公式ホームページで確認したものです。実際には表に載っていない区でも実施している可能性があります。

利用可能な助成金対象
千代田区3,000円以上のヘルメットを購入する際に、2,000円の補助購入時に千代田区民の方。ただし、お一人様一回まで
中央区区内の対象店で、SGマークなどの安全基準を満たした3,000円以上の新品のヘルメットを2,000円引きで購入可能。区内在住者(一人1個まで)
港区子どもの自転車用ヘルメットを購入し、自転車損害賠償保険等に加入した子どもに対し、13歳になるまで年度1回を限度に、2,000円分の区内共通商品券(スマイル商品券)を配布港区内在住の13歳未満の子ども
新宿区1人につき3,000円(3,000円未満のヘルメットについては購入価格を上限)申請日時点で区内在住の方
文京区ヘルメットの購入費用に2,000円の補助区内在住の方(全年齢、利用者も文京区在住に限る。事業者は除く)
台東区事業協力店において一定の基準を満たした自転車用ヘルメットを購入する際に、最大3,000円の割引が受けられる割引券の交付申請時に台東区に住民登録があり、満2歳以上の方
墨田区2,000円
  • 自転車用ヘルメットを着用する区民の方
  • 安全基準を満たした新品の自転車用ヘルメットを事業協力店で購入する方
  • 自転車損害賠償保険等に加入している方
  • 当該事業に係る助成金を過去に受けていない方
江東区事業協力店にて1個当たり最大2,000円引きで購入可能

江東区内在住の方

品川区自転車ヘルメットを購入した区民の方へ、区内共通商品券2,000円相当を助成1.申請日時点で区内在住(住民登録済)で、自転車ヘルメットを購入した方
2.自転車損害賠償保険に加入している方
目黒区事業協力店にて1個当たり最大2,000円引きで購入可能目黒区内にお住いの方
大田区1人につき1個2,000円(1回まで)大田区内在住の方(全年齢対象)
世田谷区1個につき最大2,000円まで世田谷区民であること
渋谷区最大2,000円渋谷区民限定
中野区最大2,000円(購入費用が2,000円未満の場合は、当該費用を補助)令和5年7月10日から令和6年3月31日までの間に、安全基準の認証(SGマーク、JCFマーク、CEマーク、GSマーク、CPSPマーク等)を受けている新品のヘルメットを購入した中野区内在住者
杉並区3,000円〜5,000 円

(1)ヘルメット着用促進講習会 自転車のルール・マナーやヘルメットの正しい着用方法などについて講習を行った うえで公道での実走を実施し、受講者に修了証を発行する。販売協力店において、修了 証を提示した者を対象に、安全基準を満たしたヘルメットの購入費を助成。上限 5,000 円
(2)ヘルメット着用促進協働型講習会 営業活動等で自転車を利用する区内事業所において、従業員等を対象とした講習を行 い、受講者に修了証を発行する。区内販売協力店において、修了証を提示した者を対象 に、安全基準を満たしたヘルメットの購入費を助成。上限 5,000 円
(3)自転車用ヘルメット購入助成区内のヘルメット販売協力店において、安全基準を満たした自転車用ヘルメットを購入する個人を対象に助成。上限 3,000 円

豊島区「SGマーク」または「CEマーク」が付いたヘルメット一個につき、補助上限額2千円を差し引いた金額で購入可能

豊島区内在住または区内の幼稚園、保育園、小学校などに在籍する満13歳未満の幼児、児童。区内在住の65歳以上の高齢者。

北区最大3,000円

  • 小学生以下及び65歳以上の高齢者の方は最大3,000円引き
  • その他の方は最大2,000円引き
北区内にお住まいの方
荒川区SGマーク等の安全基準を満たした3000円以上の新品ヘルメットを2000円引きで購入可能区内在住の方
板橋区最大2,000円引き助成期間内に事業協力店において安全基準を満たした新品の自転車用ヘルメットを購入される板橋区内在住の方
練馬区ヘルメット1個につき2,000円区内在住の方
足立区対象店で、SGマーク等の安全基準を満たした3,000円以上の新品の自転車用ヘルメットを、2,000円引きで購入可能足立区内在住の方
葛飾区1人1個 上限3,000円葛飾区内在住で自転車を利用する方
江戸川区最大2,000円事業協力店において下記の安全基準を満たした、新品の自転車用ヘルメットを購入された区内在住の方。

 

【大人用ヘルメット】

 

 

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