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絶好調アシックスの陰でHaglöfs(ホグロフス)はどうなった?

アシックスの業績が絶好調のようです。

2024年12月期第1四半期の決算説明資料によると、

  • 売上高は1,741億円。前期比で14.3%のプラス成長
  • 全カテゴリー、全リージョン、全チャネルで粗利益率が改善し、その結果、各段階利益がいずれも過去最高

なんだそうです。

「全カテゴリーということは、あのアウトドアブランドも復活したの?」

そう、気になるのは「ホグロフス」の存在です。

アシックスが子会社化し、その後統合を進めていた「ホグロフス」は、2022年にオンラインショップや修理窓口を閉鎖し、日本市場から撤退したように見えました。その後、別の国内代理店によって販売が再開されたものの、最近のアシックスの決算報告書にはその名前が見当たりません。

本当に「ホグロフス」まで大復活しているのでしょうか?

アシックスは「ホグロフス」の株式を譲渡済み

残念ながら、アシックスの好業績には「ホグロフス」の貢献は含まれていません。

実はアシックスは2023年12月に、保有していた「ホグロフス」の全株式を香港の投資会社であるLionRock Capital GP Limitedに譲渡しました(譲渡価額は非公開)。譲渡の理由は、「選択したスポーツカテゴリー(ランニング)に注力するため」と公表されていますが、想定していたような業績をあげられていなかったことは間違いなさそうです。

Haglöfs AB の株式譲渡に関するお知らせ

当社は、2023年12月15日開催の取締役会において、当社が保有するHaglöfs AB(ホグロフスAB)(所在地:
スウェーデン、以下「Haglöfs」)の発行済株式の全てをLionRock Capital GP Limitedが最終的に管理・運営
するファンドLionRock Capital Aspire Limited保有の特別目的会社LionRock Capital Aspire (HK) Limited
に譲渡すること(以下、「本取引」)を決議し、同日付けで同社との間で法的拘束力を有する株式譲渡契約を
締結し、本日付で譲渡を実行しましたので、下記の通りお知らせいたします。
なお、本株式譲渡は適時開示の基準に該当しませんが、有用な情報と判断し任意開示を行うものです。

1.本取引の背景・目的
当社グループは、中期経営計画 2023 における重点戦略の1つとして「ランニングで No.1」を掲げ、レース
登録プラットフォーム企業の買収によるランニングエコシステムの構築等を通じて、コア事業であるランニン
グ関連領域に、投資を集中してきました。その他においても、例えば選択したスポーツカテゴリーへ注力する
ことで、収益の最大化を目指してきました。

一方、Haglöfs は、100 年以上の歴史を持つスウェーデンのアウトドアウェア・用品メーカーです。高い機
能性が消費者に支持されており、プレミアムブランドとして北欧を中心に高いプレゼンスを確立しています。
2010 年に当社が買収して以降、マーケティング強化やデジタル化の推進等により、北欧におけるさらなるプ
レゼンス向上及び収益性改善を実現してきました。しかしながら、この度、Haglöfs のさらなる成長・発展の
ためには新たなパートナーのもとでより一層成長投資を強化していくことが同社および同社のステークホル
ダーにとって重要であると判断しました。本取引を通じて、当社はグループリソースをコア事業に集中させ、
中期経営計画 2026 で掲げる目標達成に向けて投資を加速してまいります。

Haglöfs AB の株式譲渡に関するお知らせ

 

2024年の夏にHaglöfs(ホグロフス)旗艦店がオープン予定

ホグロフスが現在新しい代理店のもとで展開を再開していることは先述しました。

しかし、なかなか以前ほど幅広く展開しているとは言えない状況が続いています。

代理店の「UPLND」は全国に4店舗しかなく、以前は販売に力を入れていた石井スポーツも、ホグロフスとして展開しているのは2店舗のみです。他の石井スポーツでも取り扱いのある店舗はありますが、意外と大きな店舗でも扱っていない状況です。

このままひっそりと展開することになるのかと心配になりますが、嬉しい情報もあります。

実は、2024年の夏に、原宿エリアで国内最大規模のHaglöfs(ホグロフス)旗艦店がオープンする予定があるのです。

 
 
 
 
 
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東京以外にお住みの方にはまだ気軽に様々な商品を手に取れるような状況ではありませんが、この旗艦店の業績次第では、再び各地にHaglöfs(ホグロフス)のショップがオープンする可能性もありそうです。

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