パタゴニアのデイパック「レフュジオ・デイパック 30L」のレビューです。
レフュジオ・デイパック は、日常使いを想定したライフスタイル系のバッグになります。
一見、何の変哲もないバックパックにしか見えませんが、さすがにそこはパタゴニア。日常はもちろんのこと、アウトドアシーンでも活躍する機能が搭載された非常に使い勝手の良いバックパックです。
数ヶ月間、実際に日常（カメラバッグ兼用）や旅で使ってみた感想を中心に、「レフュジオ・デイパック 30L」のレビューをお届けいたします。
「レフュジオ・デイパック 30L」はデザインと機能性のバランスが絶妙
「レフュジオ・デイパック 30L」は、見た目はシンプルながら、機能性は抜群。
30Lの大容量で、日常使いから週末の小旅行まで、あらゆるシーンに対応します。
もちろん、世の中に「レフュジオ・デイパック 30L」より大きなバックパックはいくつでも存在しますが、日常生活でも違和感なく、かつ大容量となるとこのぐらいの大きさがギリギリなんですよね。
「レフュジオ・デイパック 30L」なら、ちょっとした「もしかしたら」の荷物も、迷うことなくパック可能です。
取り出しやすさが魅力の収納スペース
では、収納部分を詳しく見て行きましょう。
収納スペースは大きく分けて３つ。
前面の上部にある小さめのスペースには財布やサングラスなどの小物を入れておくと、さっと取り出せて便利なスペースです。小さめとは言いましたが、男性の手がすっぽり収まるぐらいの大きさはありますので、気がつくと何でもこのスペースに放り込んでしまいます。
メインの収納スペースは大きく開くファスナーのおかげで、荷物の出し入れが非常にしやすい作りになっています。
一眼レフカメラはLoweproのギアアップ クリエイターボックス（最高に使いやすいのでおすすめ）に入れていますが、上蓋のない「レフュジオ・デイパック 30L」では取り出しまでの動きがスムーズにできます。
関連記事：Lowepro「ギアアップ クリエーターボックス」は高品質でリーズナブルなカメラ用インナーケース
しかも、本体半分程度までファスナーが開くので、迷うことなくカメラにアクセス可能です。
これがほんとうに便利です。カメラバッグを持ち出すほどの機材でない時（僕の場合、日々の探鳥）は、「レフュジオ・デイパック 30L」で十分です。
ノートパソコンや小物の整理に便利なオーガナイザー
そして、「レフュジオ・デイパック 30L」最大の特徴が背面側ににあるこの収納スペース。
取り出し可能なオーガナイザーが付いています。
不意に飛び出してしまわないようロックも付いている点はさすがのパタゴニア。よく考えられています。
オーガナイザーは細かく別れているので小物が見つけやすく便利。
しかも最大15インチまでのノートパソコンを収納できるので、通勤や通学でパソコンを持ち運ぶ必要のある方にも使いやすいです。
左右のドリンクホルダーでアウトドアも快適
左右には余裕のある大きさのドリンクホルダーがあり、アウトドア活動にも対応可能です。
実は、僕が「レフュジオ・デイパック 30L」を購入した際に重視したポイントの一つが、このドリンクホルダーの存在でした。
すでに同じような大きさのグレゴリーの「デイアンドハーフ」というバックパックを持っていて、すごく気に入っているのですが、唯一の不便な点がドリンクホルダーが付属していないことでした。
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購入したペットボトルや濡れた折り畳み傘を収納することができず、特に旅行中に不便を感じることが多かったのです。（その他は最高なのですが）
レフュジオ・デイパックはその点問題なし。全面メッシュなので、濡れた傘でも水分の付いたペットボトルでもお構いなしに放り込んでおけます。
軽量で持ち運びもラクラク
本体が大容量にも関わらず、「レフュジオ・デイパック 30L」の本体重量は795gと軽く、持ち運びが煩わしく感じることはありません。
795gという重さはは驚くほどの軽さではありませんが、他のブランドの同じようなスペックのバックパックは1kgを超えるものも多いです。
しかも、「レフュジオ・デイパック 30L」ならオーガナイザーを使用しない時に外すことでさらに軽量化を図ることもできます。
大きめなロゴはは主張が強くないのでいろんな用途に使いやすい
ロゴは前面とショルダー部分に一つずつ。前面のロゴは比較的大きく入っていますが、そんなに主張が強くないのでいろんな用途に使いやすいです。
ただし、前面のロゴはカラー次第で結構目立つものもありますので、あくまでも「ブラックの場合は目立たない」という注釈が必要かもしれません。
バンジーコードやチェストベルトはアウトドア用途にも便利
前面のバンジーコードはジャケットを一時的にかけておく時に活躍します。
チェストベルトが付いているので肩に負荷がかかりすぎる荷物も運ぶ時にも安心です。ただし、ウエストベルトはありませんので、登山やハイキングでも使用したい方は要注意です。
上部の持ち手部分は、大きくて持ち運びもしやすいです。
レフュジオ・デイパック 30Lの改善点して欲しい点
すごく気に入っている「レフュジオ・デイパック 30L」ですが、改善して欲しいポイントもあるのでご紹介しておきます。
キーループは本体につけて欲しい
オーガナイザーにはキーループが付いていますが、キーループが本体側に付いている方が便利でした。キーループはオーガナイザーの下部に付いているため、簡単に取り出しにくいです。
やっぱりウエストベストが欲しいかも
ウエストベルトが無いことは承知で購入していますが、旅行中に重いカメラやレンズまで持ち歩いているような時には、簡易でも良いのでウエストベルトが欲しくなってしまいます。荷物がぶれることが想定されるような用途には使いにくいため、あくまでも日常使いがメインになりそうです。
ドリンクホルダーは物が落ちやすい
ドリンクホルダーの容量が大きい点は気に入っていますが、前傾体制になる時に不意にものが落ちやすいです。もう少ししっかり締め付けてくれる仕様だったらベストでした。
まとめ：日常からアウトドアまで、これ一つでOK！
以上、簡単ですが「レフュジオ・デイパック 30L」のレビューでした。
- 日常でもアウトドアでも気兼ねなく使えるバックパックをお探しの方
- パソコンの持ち運びもできるバックパックを探している方
- なるべく軽いバックパックを探している方
などには「レフュジオ・デイパック 30L」は最適です。
僕自身は、日頃パタゴニア製品ばかり買ってしまうので、バックパックまでパタゴニアで買うつもりはなかったのですが、結局手頃な値段（追記：値上げで2万弱となりました）で探していると「レフュジオ・デイパック 30L」ぐらいしか無かった、というのが実情です。
結論として、「レフュジオ・デイパック 30L」を購入して後悔はありません。良い買い物でした。
「レフュジオ・デイパック 30L」、おすすめです。
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