旅の道具

グレゴリーのデイアンドハーフパックをレビュー|旅にも使える大定番リュック

2017年12月18日

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今回は、グレゴリーの定番バックパック「デイアンドハーフパック」をレビューします。

グレゴリーといえば、多くの方が「デイバッグ」の方をを思い浮かべるのではないでしょうか。今回ご紹介する「デイアンドハーフパック」は、そのデイバッグを一回り大きくしたモデルとして知られています。

デイバッグ同様、デイアンドハーフパックも長年にわたり愛され続けている定番バッグの一つです。実際に使用してみると、その人気の理由がよく理解できる素晴らしいバックパックでした。

このレビューでは、現行品と昔のモデルとの仕様の違いにも触れながら、デイアンドハーフパックの魅力をお伝えしていきます。

デイアンドハーフパックの使いやすさは大きく開くメインコンパートメントにあり

「デイアンドハーフパックのどんなところが良いの?」と聞かれたら、即座に「ガバッと開くから」と答えるでしょう。

この大きく開くメインコンパートメントこそが、デイアンドハーフパックの最大の特長と言っても過言ではありません。

デイアンドハーフパックは33Lと、それなりの容量があるバックパックです。

荷物を入れると意外なほど収納できるのですが、メインコンパートメントが大きく開くおかげで、まるでスーツケースのように荷物を簡単に取り出すことが可能です。

文章にしてしまうとシンプルすぎて伝わりにくいですが、ストレスなく荷物を取り出すことができるデイアンドハーフパックは、使う度にその良さを再認識させてくれるのです。

デイアンドハーフパックが使いにくいならオプションの利用がおすすめ

ポケットはメインコンパートメント内についているメッシュポケットと、

PCの入るスリープのみです。

細々と仕分けることのできるリュクに慣れていると、「デイアンドハーフパック」はあまりにもシンプルすぎて「使いにくい」と感じる方もいるかもしれません

そんな方向けに、「シングルポケット」や「2ウェイポケット」などが正面に取り付けできるようになっています。

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いずれもオプション扱いとなり、別途購入する必要はありますが、収納力がさらにアップするのでおすすめです。

僕は「シングルポケット」の方を利用していますが、結構な量を放り込んでおけるので重宝しています。

グレゴリー「デイアンドハーフパック」現行品の仕様

デイアンドハーフパックの仕様をもう少し細かくご紹介します。

グレゴリーの製品と言えば「MADE IN USA」の無骨なバッグという印象がありますが、それは今や昔の話。

アメリカ国内の生産は2013年に終了しており、現在は中国製となっています。(写真のラベルにハングルの記載がありますが、現在全てのモデルに記載されており正規品です)

それでは、デイアンドハーフパックが「MADE IN USA」だった頃よりも劣った商品になってしまったかというと、そんな事はありません。

過去のデイアンドハーフパックは1室だけの究極にシンプルな造りが良くも悪くもウリの一つでしたが、デイアンドハーフパックをガバッと開くと2つの仕切りがある事が分かります。

長年支持されてきた部分はそのままに、新たな機能が追加されているのです。

メッシュポケットは小物入れに便利

先述したように、メインコンパートメントは小物を入れる為のメッシュポケットがあり、財布やスマホはここに入れておくと便利です。

メッシュポケット内にはキーホルダーが付いています。物を落としやすい僕はこのキーホルダーの存在が非常に重要で、デイアンドハーフパックに付いていて本当に良かったです。

ノートPCを収納するのに便利なスリーブ

背面側にはざっくりとしたスリーブがあります。

公式HPを見ると「ノートPCまたは給水用リザーバーを収納できる」とありますが、多くの方は書類やノートPCの収納がもっぱらの使い方になるのではないでしょうか。

MacBook Air 11インチやMacBook Proを入れるには十分な大きさですが、ややクッション性に欠けることと、固定するような仕組みも無い為、写真のように裸でPCを入れるのではなく、別途クッション性のあるケースに入れた方が安心です。

ウエストベルトを収納可能

デイアンドハーフパックにはウエストベルトがありますが、このウエストベルトは収納できるようになっています。

使用しない時にはサイドの収納スペースに押し込んでおけばウエストベルトがぶらぶらする事はありません。

デイアンドハーフパックの基本機能は昔のまま

賛否ある新ロゴはさておき、現行品の「デイアンドハーフパック」は長年支持されている機能は引き続きそのままの形で残っています。

YKK製の大型ジッパーは非常に持ちやすく、開閉をストレスなく行う事が可能です。

冒頭で紹介した通り、ガバッと大きく開く開口部分は中身の出し入れが非常に楽。

厚手のショルダーストラップは意外なほど疲れを感じません。

正面には別売りのポケットを追加できますので容量不足の場合も安心です。

左右には計4本のコンプレッションストラップが付いていますので荷物の容量にあわせた調整が可能です。

バックル付きのラッシュストラップもあります。

上部の持ち手部分は何故か3つに区切られています。数少ない不満点はこの部分、簡単に握る事ができないので不便です。

グレゴリー「デイアンドハーフパック」は旅カバンとしてもおすすめ

僕は専ら「デイアンドハーフパック」を1〜3泊の旅行で使用しています。

クラシックなデザインなので旅に使いやすい

長年変わらない「デイアンドハーフパック」の見た目はアウトドア感があまり強くなく、普段着にも馴染みやすいデザインです。特にブラックは全く目立ちませんので、必要以上に「旅行者」感が出過ぎる事なく使いやすいです。

「デイアンドハーフパック」軽さは旅向き

「デイアンドハーフパック」の無骨な見た目から、それなりの「重さ」をイメージしてしまいますが、意外な事に「デイアンドハーフパック」は結構軽く1kgしかありません。

もちろん昨今流行りのライトウェイト系のバックパックには到底敵いませんが、何かと増えがちな旅の荷物だけに、バック自体の重さが抑えられるのは助かります。

「デイアンドハーフパック」の「疲れ無さ」が心強い

旅の荷物は重くなりがちですが、「デイアンドハーフパック」は驚くほど疲れにくいです。

「デイアンドハーフパック」はけして現代的なバックパックではないのに不思議ですよね。

やっぱり荷物の取り出しやすさは旅カバンとして便利!

繰り返しになりますが、「デイアンドハーフパック」のシンプルな機能が旅にも最高に便利です。

唯一の不満はペットボトルや傘を収納するサイドポケットが無い点ですが、「シングルポケット」を追加したことでなんとかなっています。

予備のジャケットや着替え、カメラなどを無造作に放り込んでおいても、即座に取り出したい物までアクセスできる「デイアンドハーフパック」は「旅カバン」として最優先で使いたくなってしまいます。

まとめ

グレゴリーのデイアンドハーフパックは、最大の魅力であり、欠点でもある「シンプルすぎる」という点を理解して使うのであれば、グレゴリーの「デイアンドハーフパック」は素晴らしく使える鞄です。

旅用のバックパックをお探しであれば、ぜひグレゴリー「デイアンドハーフパック」も検討してみてください。

後悔のないバックパックであることを保証いたします。

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