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パタゴニア「ベター・セーター」 は日常使いに丁度良い1着

2018年12月21日

パタゴニア「ベター・セーター」 は日常使いに丁度良い1着

パタゴニア「ベター・セーター」についてご紹介します。

僕が着ているのは「ベター・セーター」のハーフジップ(1/4ジップ)バージョン。「ベター・セーター」は「これ」というすごい特徴がある訳ではありませんが、実際はかなりバランスの良いアイテムです。

パタゴニア「ベター・セーター」が前から気ににはなっているけれど、なんとなく買い逃していた方も少なからずいらっしゃると思いますので、簡単ですがレビューしたいと思います。

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パタゴニア「ベター・セーター」にはシンプルだけど「こだわり」が詰まっている

パタゴニアには、フィールドで使用する事を想定したテクニカルなアイテムと、日常使いを想定したライフスタイル系のアイテムが存在しますが、「ベターセーター」は限りなく「ライフスタイル」系に近いシンプルなジャケットと言えます。

ただしそこはパタゴニア。「ベター・セーター」にもしっかりとアウトドアメーカーとしての「こだわり」が反映されています。

「ベター・セーター」にはシンプルだけど「こだわり」が詰まっている

「ベター・セーター」は腕が動きやすいようにラグランスリーブになっています。

「ベター・セーター」は暖かさも確保されている

吸湿発散性に優れた素材は、しっかりと暖かさも確保されています。

「ベター・セーター」の厚すぎず、薄すぎずの絶妙なバランスは、中間着としてもアウターとしても利用できるため、活躍する期間が秋口から春先までと非常に長く、使い勝手の良い1着として大活躍してくれます。

袖口と裾はしっかりと縁取りされていて耐久性が高いです。

表面の素材の少し毛玉が出来やすい点は気になりますが、細かい事はあまり気にせずにガシガシ着倒したくなる魅力的な1着です。

日常使いに丁度よい「ベター・セーター」

日常使いに丁度よい「ベター・セーター」

「ベター・セーター」は、「機能性や着やすさに重点をおきながらも日常使いしやすい服」という、パタゴニアが得意とするアイテムの一つと言えそうです。

「ベター・セーター」は、アウトドアブランドの作るジャケットとして、ある程度の機能は持ちつつも、デザインにはレトロ感が漂っていますので、基本的にデニムやワークパンツなどの普段着に合わせても全く違和感がありません。

これがテクニカルな製品、例えば同じくパタゴニアの人気フリースR2なんかだと、日常使いにはもう少し気を使ってしまいます。いくら今期のR2が以前よりもライフスタイル寄りになったとは言え、どんな服装にも合うかと聞かれるとそんな事はありません。

TPOをわきまえた服装を、と考えるとR2を着て行ける先は必然的にアウトドア寄りとなってしまいますが、「ベター・セーター」は、街からアウトドアまで、全く違和感なく行き来できる1着なのです。

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ハーフジップのメリットとデメリット

ハーフジップのメリットとデメリット

ここまでは「ベター・セーター」と一括りでご紹介してきましたが、僕の着ている「ベター・セーター」の「ハーフジップ」についても少し触れておきます。

パタゴニアの「ベター・セーター」は非常にファンの多いアイテムの一つですが、「ハーフジップバージョン」となると少し話が違ってくるのかもしれません。

「ベター・セーター」に限らず日本ではフルジップの方が好まれる傾向にあり、僕が購入したようなハーフジップのジャケットやセーターはあまり人気がありません。

ところが、海外(特に欧米)だとそんな事はなく、ハーフジップ(プルオーバータイプ)のアイテムはかなり人気なんだそうです。 実際、海外からの観光客を見ていると、欧米の方のハーフジップジャケット着用率ってかなり高いですよね?

僕が「ベター・セーター」のハーフジップを着ているのも、「海外でハーフジップが支持されるのには何かしら理由があるんじゃないか?」って探究心からでした。

実際に「ベター・セーター」のハーフジップを着てみると、一長一短ある事が分かってきました。

「ベター・セーター」ハーフジップのメリット

先に「ハーフジップ」で良かった点をご紹介しますね。

「ベター・セーター」ハーフジップの方が「着こなし」しやすいかも

あくまで僕の主観でしかありませんが、フルジップの「ベター・セーター・ジャケット」に比べると、ハーフジップバージョンの方がよりシンプルで日常使いしやすいように感じます。

「ベター・セーター」ハーフジップのメリット

こちらがフルジップバージョン(ジャケット)ですが、少し「アウトドア感」が強くなる気がしますよね?

一方のハーフジップバージョン。

どうでしょう?

より「ハーフジップ」の方がシンプルで、前面になにも無い分テクニカルジャケットの醸し出す「アウトドア感」が抜けてくる気がしませんか?

「ベター・セーター」ハーフジップの方がより軽い着心地

ハーフジップで、かつポケットも胸部分だけとシンプルな構成となっている分、「ベター・セーター」のハーフジップはフルジップバージョンよりも軽くなっています。

実際の重量は、フルジップの587gに対し、ハーフジップは499gです。

両者は100gも違いませんが、実際に着比べてみると「ハーフジップ」バージョンの軽さと着心地の良さを実感できます。

後ほどご紹介するように、「ハーフジップ」バージョンなりの微妙な点もあるのですが、純粋な着心地の良さで選ぶならば「ハーフジップ」バージョンと言って良いと思います。

「ベター・セーター」ハーフジップバージョンのデメリット

続いてハーフジップの微妙な点です。

いずれも「着る前から想像できた事」ではあるのですが、改めて「やっぱり」と感じている2点です。

ハーフジップは脱ぎ着しにくい

予想通り、ハーフジップは脱いだり着たりが面倒です。

飲食店に入ると、随分と暖房が効いていて暑すぎる事がよくありますが、ハーフジップの「ベター・セーター」を脱ぐとだらし無い姿を一瞬晒す事になってしまいます。

髪は乱れますし、脱ぐ瞬間にお腹が見えてしまうかもしれません。

そんな時はさすがに「あ〜フルジップだったら楽なのに」と思わずにいられません。

サイドのポケットが欲しい瞬間もある

「ベター・セーター」のハーフジップには胸ポケットが一つだけついています。このポケットはそれなりの大きさがあるので、スマホを入れておくぐらいであれば充分です。

ただし、アウターとしてハーフジップの「ベター・セーター」を使っていると、「左右にもポケットが欲しいなぁ」と思う瞬間が時々あります。

少し寒くなってくると中間着として着る事が増えるのでそんなに大きな問題ではないのですが、アウターとして着るような季節だと「ハーフジップ」バージョンよりも「フルジップ」バージョンが欲しくなるかもしれません。

パタゴニア「ベター・セーター 1/4ジップ」のサイズ感

パタゴニア「ベター・セーター 1/4ジップ」のサイズ感

「ベター・セーター 1/4ジップ」のサイズ感についても触れておきます。

176cm、72kgの僕が現在着ているのはメンズのMサイズです。

大きすぎず、かと言ってピタピタでもなくリラックス感のあるジャストサイズですね。

袖だけもう少し短くでも良い気はしますが、冬に着るアイテムなので全く気になりません。

 

ご自身のサイズが分からない方は、パタゴニアの公式サイトで身長や体重などを入力すると、

こんな感じで最適なサイズを提案してくれます。

非常に便利ですのでぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ

「ベター・セーター」についてご紹介しました。

「なぜ海外の方はハーフジップを好むのか?」という疑問に対する明確な答えは見つかっていません。しかし、ひとつ言える事は、「結局どちらも欲しくなる可能性が高いかも」という事です。選ぶ際のポイントは、利便性のフルジップ、「着こなし」しやすいのはハーフジップってところでしょうか。

何れにせよ、「ベター・セーター」は非常に着心地が良く、冬場は每日でも着たくなるアイテムですので、バージョン違いで数着持っていても損する事は無さそうなんですよね。

皆さんも、街着として活躍してくれそうなフリースをお探しであれば、ぜひ「ベターセーター」を手にとってみて下さい。

きっと「ハーフジップ」と「フルジップ」で大いに頭を悩ます事態に陥ってしまうんじゃないかと思います。

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