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初めてでも安心!フジロックに必要な持ち物・服装まとめ

2024年7月12日

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初めてでも安心!フジロックに必要な持ち物・服装まとめ

フジロックに必要な「持ち物」についてご紹介します。

すっかり夏の風物詩となったフジロック。ライブを観るだけでなく、大自然の中を歩き回ってみたり、テント生活をしてみたりと、非日常を満喫することができるのがフジロックの魅力の一つです。

ただし、初めて参加される方にとって山の中で開催されるフジロックに「何を持って行けば良いのか」は非常に悩ましい問題です。

そこで、毎年参加している経験から、実際フジロックに何を持っていけば「楽」で「便利」なのかを中心にフジロックの「持ち物」についてご紹介したいと思います。

フジロックの持ち物|必需品

冒頭から身も蓋もない話になってしまいますが、最近のフジロックは会場周辺や越後湯沢駅である程度ものは揃ってしまいます。そのため必要以上にハードルの高さを感じる必要はありません。

もちろん、購入したチケットと、現地で使うお金、あとこの後にも紹介する雨具だけは忘れずに。あとは現地の過ごし方に応じて持ち物を加えていけばOKです。

持ち物備考
チケット紛失、忘れは再購入になります
お金キャッシュレス決済に対応していますが、現金が必要になることも
雨具(レインジャケット)傘は使えません

 

フジロックの持ち物|服装編

fuji3

服装に関して、マスコミが「フェスファッション」としてやたらお洒落な特集を組むのでハードルが高そうな気がするかもしれません。

しかし、実際には動きやすくて天候の変化に対応できる服であれば大丈夫です。

ただし、天候が悪化した際に対応できる雨具だけは用意しておきましょう。3日間ほどんど雨の降らない年もあるので、結果的に雨具を使用しなかった年もありますが、とんんでもない大雨や、台風の影響で暴風にさらられた年もあります。くれぐれも、雨具だけは用意しておくようにしてください。一応、雨具は、越後湯沢駅や会場内でも購入できますが、長く使えるものですので事前に気に入ったデザインやサイズのものを購入しておくことをおすすめします。

持ち物備考
レインジャケット(上下)or ポンチョ とにかく必須。傘は使用禁止(行き帰りで使うかも)
帽子防水タイプが便利
半袖速乾素材が便利
長袖寒さを凌げるもの
長ズボンデニムは濡れると重く乾きにくいので大変
半ズボン 
スポーツタイツ 
サングラス 
マフラー、スカーフ夏用。タオルで代用可
ソックス参加日数+予備
防水タイプが便利
長靴 
サンダルテント泊の場合、リラックスできておすすめ
下着速乾タイプが便利
寝具 

 

フジロックにレインジャケットは必須。軽いと便利。

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フジロックの会場は天候が変化しやすい山の中。レインジャケットは必須、夜の寒さ対策にもなります。

ただし、雨の降らない時間は荷物になるだけですので、可能なかぎり軽いものがオススメです。あと、雨はかなり酷く降ることもありますので、上下揃えるか、全身を覆うようなポンチョだと安心です。

参考記事夏フェスに最適!軽量レインジャケットのおすすめ5選

雨の多いフジロックでは防水タイプの帽子が便利

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帽子の中で、僕のおすすめは防水のつばが広いタイプです。

雨の降るライブ中、レインコートのフードをかぶると、音がフード内で乱反射してしてしまいます。その点、防水タイプの帽子だと、音がそのまま聞こえますのでライブを快適に観ることが可能です。また、つばが広いと、帽子から垂れてきた雨で、雨具のフードが濡れることもありません。

長袖シャツで快適性アップ

半袖にレインコートを着てしまうと、汗で地肌とレインコートが密着してしまい不快ですので、僕は軽量な長袖シャツを持ち歩くようにしています。日焼けや寒さ対策にもなります。

苗場の寒さに対応できる一着も

会場の苗場スキー場は、日中は汗だくになるような気候でも、夜になるとかなり冷え込む事があります。

実際に、2016年のフジロックは久しぶりに寒く、夜は薄手のダウンでも問題無いぐらいの冷え込み具合でした。

Tシャツにレインジャケットだけでは凌げない事もありますので、薄手のフリースやシャツ、カーディガンなど、Tシャツ以外にもう1枚上に着込めるものがあると安心です。

体力に自信が無いならスポーツタイツを利用しよう

毎日数キロも山道を歩くことになるフジロックでは、スポーツタイツが疲れを軽減してくれます。

若くて体力のある方なら必要ないかもしれませんが、僕のような30代には欠かせないアイテムです。スポーツタイツはその見た目から、特に男性の着用姿には賛否ありそうですが、個人的にはおすすめしたいアイテムです。

CW-Xについては、各モデルの違いや選び方について記事にしているので、お時間のある時に是非ご確認ください。

参考記事:CW-X各モデルの「違い」「おすすめポイント」をまとめてみた!

夏用のマフラーやスカーフで寒暖の変化に対応

マフラーやスカーフ(夏用)は、日中は強い日光から、夜は寒さから首もとを守ってくれます。タオルで代用するのであれば、首に巻ける長さのものを用意しておきましょう。

大雨なら長靴(レインブーツ)が最強

想像以上の大雨となる事もあるフジロック。そんな時には長靴(レインブーツ)が大活躍します。

会場では「野鳥の会」や「ハンター」「エイグル」等が人気ですが、特別高価なものである必要はありません。見た目を気にしないのであればホームセンターで売っている長靴で十分です。

しかし、長靴は晴れてしまうと暑すぎるのと、使わないと重い荷物となってしまいますので悩ましいアイテムの一つです。そう考えると、小さく折りたためる「野鳥の会」の長靴が人気な事は納得です。

参考記事:野鳥の会謹製!長靴(レインブーツ)をレビュー。フェスや旅に大活躍するよ!

履き物はインナーソールの交換も有効

フジロックの会場は非常に広いため、1日で20km近く歩くことザラです。

そのため、踵がいたくなったり、足につかれがきてしまうことがあります。

少しでも足のトラブルを回避するためには、靴のインナーソールの交換は有効です。

お世辞にも「疲れない」とは言い難い野鳥の会の長靴でさえ、インナーソールを交換するだけでかなり疲れを軽減することができます。

良いものは値段もそれなりに高く、サイズ合わせも難しいので、ぜひ店舗で実際のサイズや効果を確認し、交換してみてください。

フジロックの持ち物|バッグや小物編

小物に関しては、フジロックに何を持っていくかは人それぞれですが、個人的に便利だったり、あって良かったものを中心にピックアップしてみました。

持ち物備考
大型ザック坂道の多いテントサイトの移動はザックが便利
ステージ移動用の小型リュックやバッグ 
椅子 
水筒会場の内外でお茶や水の提供がある年も
タオル速乾タオルだと便利
冷タオル無くても良いけれど、あると天国
日焼け止め唇の日焼けも要注意
ランプ、懐中電灯 
ジップロック財布、携帯、カメラなど、貴重品の防水に大活躍
カメラ邪魔だけど、スマホじゃ撮れない瞬間が多すぎて毎年悩みます
モバイルバッテリー必須 大容量と持ち運び用を用意しておくと便利
虫除け毎年虫に刺される人がいます
かゆみ止め同上
常備薬 
湿布毎年腰痛になるので個人的には必須
ウェットタオル 
携帯用芳香剤 
財布小型で水に濡れても大丈夫な素材だと便利
歯ブラシ 
化粧品 
髭剃り 
不織布マスク 
携帯用アルコール気になる方は
ポケットティッシュ 
爪切り 

 

会場移動用のバッグが防水だと安心

雨具や小物を入れて会場を移動するためのバッグがあると便利です。防水タイプのバッグやリュックだと雨が降っても浸水が気になりませんので安心です。

防水でないとしても、大雨の時はレインジャケットの下に着用できるぐらいのサイズだと荷物が濡れずにすみます。

会場移動が楽な軽い椅子を用意しよう

椅子も持ち運びを考えると軽量なものがオススメです。

フジロックの椅子と言えば以前はヘリノックスが大人気でしたが、現在はヘリノックスに代表される組み立て式のチェアは場内への持ち込みが禁止されていますのでご注意ください。

ブルーシート他、利用人数に見合わないスペースを要する敷物や組立式アウトドアチェアの場内への持ち込みは禁止です。
持ち込み可能な敷物や折りたたみイスでも場所取り行為や放置は禁止です。また、スペースを占有することもお断り致します。

詳細:FAQ「場内マナー」より

移動用にはヘッドライトが便利

日が落ちると会場は足元が暗い場所もあり、持ち運び用のライトが必要です。懐中電灯でも良いのですが、両手が自由になるヘッドライトの方がなにかと便利です。

トイレ用に携帯用芳香剤なんて物もある

意外と便利なのは携帯用の芳香剤。一滴垂らすだけで消臭するタイプは効果抜群です。会場のトイレ環境はけして褒められたものではありませんので、気になる方はお試しください。

大容量モバイルバッテリーは必須

会期中、4日間以上充電できない可能性があります。モバイルバッテリーは複数用意するか、大容量なタイプを選びましょう。

体力の回復に

体力回復系のアイテムもあると安心。個人的にはこれを飲むと翌日の疲れが違います。

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あと、2023年のフジロック前にSNSで話題となっていたコレ。猛暑続きの3日間、確かに救われました。

フジロックの持ち物|テント用品(キャンプをする方限定)

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フジロックで使用するテントは、ある程度のグレードでしっかりとしたものが無難です。

台風並みの強風が吹き荒れる年もあれば、洪水一歩手前なほど雨が続いた年もあり、あまりにも安いテントでは無事に過ごすことができません。

ただし、テントに関しては最低限のスペックさえあれば「いかにきちんとした状態で設営できるか」が大切ですので、設営方法だけは事前によく確認して現地入りすることをおすすめします。

テント泊で必要なアイテム

持ち物備考
テント本体
ペグ、ハンマー付属品とは別に揃えておくと設営が捗ります
グランドシート 
カート重いテントの移動用に
寝袋 
 
マット銀マットで代用可能
ランプ 
ブルーシートテント設営時、荷物置きとして活躍
テントの目印 
ハンガー、洗濯バサミ濡れたレインジャケットを干すのに便利
耳栓深夜のステージ音や周りの話し声が気になる方は
雑巾・スポンジテント撤収時にあると便利 雨や夜露を拭く用

 

おすすめテント

コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX 2~3人用

コンパクトながら前室もあり、金額もリーズナブル。

組み立ても簡単ですのでキャンプ初心者の方でも安心して利用できるおすすめテントです。

スノーピーク(snow peak) テント アメニティドーム

持ち運びさえ苦にならないのであれば、広めの前室が付いているテントの方が便利かつ快適です。

フジロックの会場では雨がふる事が多く、濡れたジャケットを干す場所や、靴の置き場を確保できる前室の存在は大きいです。

5人以上の広さとなると重さが10キロ近い商品が多い為、坂の多いテントサイトの移動はかなり苦戦すると思いますが、建ててしまえばその快適性は段違いです。

スノーピークのアメニティドームは、このクラスの大定番。最初からしっかりとしたテントを選びたい方にはおすすめのテントです。3人〜6人用まで3サイズ揃っていますので、同行する人数で最適なサイズを選ぶ事が可能です。

ちなみに、重さは3人用が5kg、5人用が8kg、6人用が9.8kgとなります。

ハンマーやペグは別途購入がおすすめ

テント用のハンマーだけは別に購入することをおすすめします。苗場のテントサイトは想像以上にペグを刺しにくい場所が多く、テントに付属しているハンマーやペグが役にたたないことも多々。ある程度しっかりとした重さのある物の方が使いやすいです。

快適な睡眠にはスリーピングマットを用意

快適な睡眠の為にはスリーピングマットを用意しましょう。地面の 凹凸や冷気を遮断してくれるので寝袋だけで寝る場合と比べると快適さが違います。

スリーピングマットは折りたためるタイプがコンパクトで持ち運びが楽ですが、安く済ませるなら銀マットでも代用可能です。(3日間銀マットだけで寝ると結構体力を奪われますが)

テント内には明るいランプがあると便利

テント内を明るく全体を照らせるランプがあると便利です。懐中電灯やヘッドライトでも代用できますが、あって良かったと思えるアイテムの一つです。

雨に備えて雑巾やスポンジを

雑巾やスポンジは濡れたテントのメンテナンスに必要です。化学繊維で作られたタイプだと大量に水を拭いてもまたすぐに使用できますので重宝します。雨が続いたあとのテントの撤収時、これがあると便利です。

カート

テントサイトで重い荷物を運ぶ際、カートがあると便利です。特に大型のテントを利用する方ならば、手持ちで10キロ以上のテントを持ち運ぶ事はおすすめできません。

便利なフジロックアプリを活用しよう

このアプリ無しのフジロックは考えられません。

出演者からマイスケジュールを作成可能。事前のインストールをおすすめします。

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金額: 無料

まとめ

フジロックのために、全て一から揃えるとなると大変ですが、実際はチケットと現地で使うお金&雨具、あと体力さえあればなんとかなります。

参加を悩んでいるいる方はあまり大袈裟に考えず、とにかく一度フジロックを経験してみることをオススメします。

「来年はあのアイテムがあると便利だなぁ」なんて考える時間もフジロックの楽しみの一つだったりしますので、一度に全て高価なものを揃えてしまおうなんて考えず、毎年少しづつ持ち物をバージョンアップさせてみてはいかがでしょうか。

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