もう9月も終わりですね。10月には洋楽ファン&キャンプ大好き人間お待ちかね「朝霧JAM」の開催が迫ってます。
「朝霧JAM」は、貴重な洋楽フェスですので、僕もタイミングが合えば参加するようにしていますが、フジロックと違い、宿泊は完全にキャンプだけのフェスですので、初めて参加する方には少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんね。
僕自身、もうすぐ準備を開始する必要がありますので、極々私的な持ち物リストを作ってみようかと。初めて行く方に少しでもご参考になれば幸いです。
2019年の朝霧JAMは台風に備えて万全の準備を!
2019年の朝霧JAM開催中、台風19号の影響を受ける可能性がありそうです。
開催が決定しても、現地では相当な雨風になる可能性がありますので十分にご注意下さい。
朝霧JAMは逃げ場がありませんので、強風や豪雨に耐えうるテントや、しっかりとしたベグ。そして雨具の準備もお忘れなく!
朝霧JAM持ち物リスト
先に断っておくと、僕は会場で調理をしないのでその辺の装備がごっそり抜けてます。また、参加は車ではなく、新幹線orバスツアー利用を想定してますので、基本的には「軽く」「小さく」の傾向アリです。
必ず持って行くもの
・チケット
・財布(雨に濡れてもダメージの少ない旅行用がオススメ)
・スマホ
・イヤホン
・ザック(60Lぐらい)
・会場移動用の小型バッグ
・テント用品(テント本体、グランドシート、寝袋、スリーピングマット、ハンマー)
・ブルーシート(グランドシートとは別に)ステージ後方でゆっくりしたい時に便利。
・雨具(上下)
・ランタン
・携帯ライト
・防寒着
・帽子(防水)
・チェア
・寝具
・枕(トラベル用)
・ジップロック
・耳栓(就寝時でも毎年周りが賑やかなので)
・歯ブラシ
・マグカップ
・ボディシート(お風呂が無いので個人的には必須)
・サングラス
・虫除け
・常備薬
・日焼け止め
・モバイルバッテリー
・速乾タオル
・カイロ
持って行くか迷うもの
キャンプサイトで飲むコーヒーは格別に美味いのは知ってるんですが、あまりに雨が酷いと結局使用し無い事になるんですよね。デジカメも、同じく雨が降ると全く出番がなく、持って行くか迷うアイテムです。
・ニット帽(防寒用)
・小型ガスバーナー
・インスタントコーヒー
・Kindle
・傘
・デジカメ(一眼あると素敵写真がとれそうな雰囲気ありなんですよね)
・長靴(大雨決定ならば、男性陣も最初から長靴参加もアリですね)
・マフラー
持っていくと便利!お勧めアイテム
人によっては無くてもなんとかなるけれど、あると便利だよってアイテムを幾つか選んでご紹介。以前フジロックの持ち物リストで紹介したアイテムからほとんど進化してませんが、そのくらいお気に入りのアイテム達なのです。
LEDランタン
テント内で使うのであれば十分な明るさです。僕も愛用中。
超吸水スポンジ
テントの水滴対策用。普通の雑巾ではいくらあっても足りないぐらい結露したり、雨が降った後のテント撤収時にこれがあると便利です。
ハンマー
テントに付属するハンマーはあまり使い勝手が良くない物が多く、ハンマーは別途購入しておくとテント設置が捗ります。こちらのハンマー、安い割に物が良く、これまた僕も愛用中。ペグを打ち込む時のショックを軽減してくれますよ。
スリーピングマット
寝心地改善はもちろん、朝霧JAMの寒さ対策にもスリーピングマットがあるのと無いのとでは大きく変わります。銀マットでも無いよりはだいぶマシですが、もう少し奮発してこのくらいを導入するとその快適さは桁違い。
チェア
以前このブログでもご紹介したFIELDOORのヘリノックス風チェア。予算が厳しい方の強い味方です。
なんて、言いながら、一方では本家ヘリノックスの「チェアワン ミニ」が気になっていたりします。この椅子、本当に軽く(450g)、小さいながらもその快適性は失われていないので、朝霧JAMだけでなく、フジロックでも大活躍しそうな予感がするのです。
Kindle paperWhite
まだ「朝霧JAM」に持って行ったことはありませんし、今年も少し迷っていますが、ライブが早々に終わってしまう初日夜の読書用にKindleが便利かも。薄暗いテント内ならKindle paperwhiteがオススメです。
朝霧JAMの服装について
日中は半袖でも問題ないくらい暑い年もありますが、夜は恐ろしく冷え込む事(10℃以下)も。毎年この時期になると富士山が初冠雪なんて報道されるぐらいですからね。
防寒用としてはダウン、厚手のフリース、化繊アウターなど、とにかく真冬に着るようなものを一つ用意しておくと安心です。アウトドアメーカー各社が発売しているアイテムは、暖かさだけでなく動きやすさも考慮されており最適ですが、安く済ませるならユニクロダウンでも十分かなぁ。そうそう、防寒具があまりにも厚手過ぎると、雨が降ってきた際にその上から雨具を着る事ができないので注意が必要です。
ご参考になるかは分かりませんが去年の僕の服装はこんな感じ。
日中:機能性アンダーウェア+長袖シャツ+パタゴニアレトロXベスト
夜間:機能性アンダーウェア+長袖シャツ+化繊ジャケット+ハードシェル(雨具)
パンツはパタゴニアのトリビューン・パンツ&ユニクロヒートテックで凌ぎました。今年はパタゴニアのダウンセーター欲しいぞ。
お勧めテント
朝霧JAMは、会場周辺に宿泊施設が用意されていませんのでテント持参は必須です。(知人にはテントを忘れて参加した強者もいますが)
テント選び、種類があり過ぎ&用途・人数に寄って選ぶテントが変わるのでどれを買えば良いか非常に迷いますよね。
朝霧JAMのテントサイト迄の道は、坂あり泥(雨の場合)ありで、カートやワゴンで移動するのも一苦労だったりします。その点、軽いテントであれば、テントごとザックに放り込んで移動できるため、圧倒的に有利なんですよね。

テントサイトに向かう坂道
ここでは、キャリー無しでもどうにか持ち歩けそうな2〜3人向けのお勧めテントをいくつかご紹介しておきますね。
※2019年の朝霧JAMは台風の影響を受ける可能性があります。そのため、テントは少々高くてもなるべく高さが低く、強風にも強いモデルを選ばれることをおすすめのします。ベグも別途しっかりと地面に固定できるものを用意した方が安全です。
キャプテンスタッグ テント クレセントドーム テント (3人用)
2〜3人の参加予定で、とにかく安くて最低限のテントを探しているのであれば、キャプテンスタッグのこの格安テントがオススメです。
僕自身、フジロックや朝霧JAMに行き始めた10数年前、一番最初に購入したのはこのテント。何度か大雨や強風を経験しましたが無事でした。説明書通りにきちんと設置さえすればよほどの事がない限り問題無いですよ。
重さも2.6kgと、そこそこの軽さです。荷物の少ない方ならザックに入れて持ち運びも可能かと。
North Eagle(ノースイーグル) テント イーグルミニドーム200II (2~3人用)
上記のキャプテンスタッグよりもう少しだけまともそうなテントならこちら。フライシートの耐水圧は1500mm、UVカット素材を採用など、初心者向けながらも基本は押さえたテントです。重量は少し重くなって3.8kg。パーツを同行者と分けて持ち運べばなんとかなります。
モンベル クロノス ドーム 4型(3〜4人用)
せっかくなら良いものを買いたい方には、価格はぐっと上がってしまいますが、モンベルの定番テントはいかがでしょう。こちらも重量3.64kgと、そんなに軽い訳ではありませんが、ポールはジェラルミン製になり、全体的な作りも丁寧&気の利いたものになります。
モンベル テント ステラリッジテント 3型
最後に、価格はいくらでも良いから、軽くて使えるテントを!という、いきなり本格志向な方にはこれまたモンベルの山岳用テントをご紹介しおきましょう。総重量はなんと1.97kg。フェス以外でも、アウトドアや登山を趣味にする可能性があるのであれば後悔のないお買い物になるかと。
お勧め寝袋
朝霧JAMの夜間はとても寒くなる事が多く、夏物の寝袋を使用していると寒さで寝られないなんて事になりかねません。まともな寝袋はいきなり1万円オーバーと少し高い買い物になりますが、10度近くまで気温の下がる朝霧JAMでは、健康状態に直結する可能性があるので少しだけ良い物を選ばれる事をお勧めします。
モンベル(mont-bell) 寝袋 バロウバッグ #3
ストレッチ素材が特徴のこの寝袋は、コンフォート温度は6℃、リミット温度が1℃と想定されています。一年を通して使いやすいバランスの良い寝袋です。ちなみに、僕の奥さんは朝霧JAMでもこの寝袋を使用していますが、本人曰く寒くないそうです。
コンフォート温度:代謝が低く、寒さに対する耐性が低い人が寒さを感じる事なく睡眠できる温度
リミット温度:代謝が高く、寒さに対する耐性が高い人が寒さを感じる事なく睡眠できる温度
少しだけこの寝袋に難点をあげるとすれば、スタッフバッグに入れても結構な大きなになる点。実際の重さ(1.05kg)以上に重く感じてしまうかも。(ロングは身長の高い方用です)
モンベル 寝袋 アルパインダウンハガー650 #3
上記のバロウバックよりもう少し軽く、暖かいものを探すのであれば、同じくモンベルの「アルパインダウンハガー650 #3」は815g。コンフォート温度5℃、リミット温度0℃です。素材がダウンですのでややデリケートな扱いにはなりますが、少しでも荷物を軽くしたい方はご検討を。
ご紹介している商品がモンベルばかりですが、全国に店舗を構えるモンベルなら通販以外でも確認&購入し易いかと。ぜひご自身の手にとってその重さや機能を確かめてみて下さい。
まとめ
朝霧JAMは、寒さ対策さえなんとかなれば、フジロックや他の野外フェスとなんだ変わりません。まだ参加を迷っている方は、あまりハードル高く考え過ぎずに、気軽に参加してみてはいかがでしょう。(もし、あまりに寒いのであればお店で服を購入する事も出来ますし)朝霧JAM会場には、この上ない素晴らしいロケーションと音楽が待っていますよ!
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