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【レビュー】Amazon Echo Dotがやってきた!音質や使ってみた感想など

2017年12月15日

やっとキタ!

待つこと1ヶ月以上、ようやく「Amazon Echo Dot」が我が家に到着しましたよ。

「Amazon Echo Dot」は今話題のアマゾン謹製スマートスピーカー。

白状すると、全く「Amazon Echo Dot」で何ができるのかを把握しておらず、最低限Spotifyやradikoが再生できれば良いやぐらいの気持ちで注文した次第。

まだ到着して1日しか経過していませんが、主に音質や音楽面に絞ってファーストインプレッション(レビュー)をお届けいたします。

「Amazon Echo Dot」の招待メールはいつ届いた?

ご存知の方が多いと思いますが、12月14日現在「Amazon Echo Dot」を含む「「Amazon Echo」シリーズはすべて招待制となっていてすぐに購入する事はできません。

僕が「招待メールのリクエスト」をしたのは11月8日の事。招待メールが到着したのは12月13日です。

実に1ヶ月以上も待たされた事になりました。

あまりに待たされるので、先日半額セールになっていた「GoogleHome mini」に浮気しようかとも思いましたが、なんとか堪えていたところにようやく到着です。

品不足と言うよりも、いきなりサーバーへ負荷がかかる事を避ける為の調整なのでは?なんて言われていますが、我慢できずに「GoogleHome」を買ってしまった方の多さをみると、もう少し早い出荷だと良かったですね。

ちなみに、11月11日には「Amazon Echo」の招待リクエストも送っていますが、こちらはまだ到着していません。

「Amazon Echo Dot」の招待メールには、

 多くのリクエストを頂いているため、複数のEcho製品をリクエストされた場合、現在はお一つのみ招待させていただいております。

との記載がありましたので当分「「Amazon Echo」の招待メールが来ることは無さそうです。

「Amazon Echo Dot」を開封!

早速「Amazon Echo Dot」を開封します。

「Amazon Echo Dot」の箱はこんな小ささ。

ホント小さいです。

裏には「Amazon Echo Dot」で何か出来るかが書かれています。

サイドには「Amazon Echo Dot」が対応している「スキル」の紹介が。

現状200以上のスキルに対応していますのでここに記載されているのはほんの一部ですね。

「Amazon Echo Dot」を箱から出しました。

入っているのは「本体」「電源アダプタ」「USBケーブル」と、恐ろしく簡単な説明書のみ。

実に簡素ですね。

「Amazon Echo Dot」本体を手に取るとこのサイズ。想像よりもひと回り小さいサイズでした。

本体の裏側には電源用のUSBとオーディオケーブル用の3.5 mmステレオジャックがあります。

「Amazon Echo Dot」を選んだ理由の一つは「オーディオケーブル」が使える点があります。まだ未接続ですのでレビューはできませんが、Bluetoothの使えるオーディオ機器を持っていない方や、音質にこだわる方ならばここは大きなポイントですよね。

「Amazon Echo Dot」の取扱説明書も超シンプル。

電源入れる⇒スマホにアプリを入れる⇒アプリに従ってセットアップ

たったこれだけです。

実際の操作もこれだけだったので特に迷うことや、つまずく点はありませんでした。

「Amazon Echo Dot」は埃が目立つ!

早速オーディオの隣に「Amazon Echo Dot」を設置してみました。

が、凄い埃の目立ち具合。

撮影時にシーツの上で撮影したせいなのですが、とにかく目立ちます。

購入時に専用のケースをおすすめされたもののスルーしてしまいましたが、カバーはあった方が良さそうですね。(見た目も可愛くなるしね)

「Amazon Echo Dot」の音質

さて、「Amazon Echo Dot」の設定や機能についてはすでに詳しく説明されているサイトが多く存在しますのでここでは省略して、気になっていた「Amazon Echo Dot」の音質について。

早速「Amazon Echo Dot」で音楽を聴いてみましたが、その大きさから想像していた通り、けして「単独で音の良い」機種ではないようです。音質を気にするならば上位機種を購入すべきですね。

率直な感想としては「iPhoneのスピーカーよりも多少マシな程度」だと思います。

聴けないほど酷い音な訳ではないので、就寝前や寝起きにベッドサイドで軽く音楽を聴くだけだったり、会話をするだけならば問題ないと思いますが、しっかりと音楽を聞くのであれば外部のスピーカーやアンプに接続した方が良さそうです。

ちなみに、我が家ではBluetoothでアンプに接続し、ブックシェルフのスピーカーから音を出していますので「Amazon Echo Dot」自体の音質は気になりません。

スピーカーの性能以外は「Amazon Echo」や「Echo Plus」と変わりませんので、安い「Amazon Echo Dot」にして良かったです。

「Amazon Echo Dot」はBluetoothスピーカーとしても利用可能

「Amazon Echo」や「Echo Plus」も同様だと思いますが、「Amazon Echo Dot」はBluetoothスピーカーとしても利用可能です。

Bluetoothでペアリングすればスマホ側の音源を再生する事ができます。

ただし、先述したように「Amazon Echo Dot」はたいした音質ではありませんのでわざわざ「Amazon Echo Dot」から再生する必要も無いような気がしますね。

きっと「Amazon Echo」や「Echo Plus」であれば活きてくる機能なんじゃないかと。

「Amazon Echo Dot」はSpotifyが使えない

音楽面でいうと、現在Spotifyに対応していない事は残念すぎです。

招待リクエスト時には「対応している」とアナウンスされていたんですけどね。

その後使えなくなってしまったようです。

使えない事は到着前に情報として知ってはいたのですが、期待していた機能だけにかなりがっかりしています。箱にも記載しているぐらいの目玉機能だっただけに早く対応して欲しいものです。

『amazon music unlimited』は使えた方が楽しそう

先日『amazon music unlimited』がスタートした際、「洋楽好きなら現状使う価値無し」なんて記事を書いてしまった訳ですが、Spotifyが使えない現状では『amazon music unlimited』が俄然魅力的になってきました。

関連:amazon music unlimitedを洋楽好きが検証!Apple MusicやSpotifyとも比較してみたよ

「Amazon Echo」のユーザーであれば「Echoプラン」として380円で利用できてしまうんですよね。

『amazon music unlimited』を契約していなくても、アマゾンPrime会員であればアマゾンPrimeミュージックが使えますので、「Amazon Echo」は何かしらの音楽を再生してはくれるのですが、アマゾンPrimeミュージックは楽曲数があまりにも少ないのです。

例えば、人気バンド「レディオヘッド」の楽曲なんて3曲しか用意されていません。おまけにその3曲もインタビューやライブ音源です。

その点、『amazon music unlimited』であれば多少の楽曲欠けやクセはあるものの、380円であれば文句の言えない曲数が用意されていますので十分楽しむ事ができるはずです。

酷評した『amazon music unlimited』、もう一度契約してみるかなぁ。

「Amazon Echo Dot」は意外とできる子だけど・・・

「Amazon Echo Dot」では音声だけで様々な情報にアクセスしたり、ディバイスをコントロールできる事が特徴です。

追加で対応機器を購入する必要のある「ディバイスのコントロール」系はぼちぼち試すとして、とりあえず「Amazon Echo Dot」だけで出来る音声コントロールを試してみていますが、

「アレクサ、明日の天気は?」

「アレクサ、土曜日のスケジュールは?」

「アレクサ、○○をかけて」

「アレクサ、ニュースを教えて」

「アレクサ、今何時?」

「アレクサ、2分のタイマーをかけて」

「アレクサ、食べログで○○○のイタリアンを調べて」

等、話しかけるとほぼ問題なく答えてくれます。

「これってiPhoneのSiriと同じじゃない?」と思わなくもありませんが、離れた場所から音声を認識する精度が非常に高く、16平米のリビングでどこにいてもほぼ聞き取ってくれますので、料理をしていて手を離せない時や、PCで作業をしている時などはかなり便利そうです。

しかし、現状「Amazon Echo Dot」が生活に不可欠なディバイスになるのか?と聞かれたならばまだまだその道のりは遠いように感じます。

機能を追加する「スキル」には各ジャンルいろいろと揃っているように見えますが、昔のiPhoneがそうであったように「ネタアプリ」的なものも多く、実用的な「スキル」が増えてくるのは今からですね。

「音楽・オーディオ」ジャンルで見てみても、「雨の音」だったり「雷の音」、「春風の吹く棚田の音」の再生など、興味はそそるものの、いつも使うような機能かと言われると「?」なものが多いのです。

「何に使えるの?」と聞かれると、僕自身は今のところ他人を説得できるほど魅力的なセールスポイントを見いだせません。

まとめ

レビューとして書き出してみると、あまりポジティブな事を書けていませんが、実は結構「Amazon Echo Dot」を買って良かったと思っています。

その訳は、今までmacで再生し、Bluetoothで飛ばしていたradikoやSpotify(これは今後の話だけれども)を単独で再生できるようになったからなんです。

あまりパワフルではない我が家のMacBook Airでは、作業中はなるべくアプリケーションの同時起動を避けたかったのですが、「Amazon Echo Dot」のおかげで完全にmacから独立した環境で再生する事が可能になりました。

Spotifyを単独で再生する為にBOSEの「SoundTouch wireless music systems」搭載スピーカーなんかにも魅力を感じた事もありましたが、遥かに安い金額で実現する事ができちゃいましたね。

という訳で、今後実用的な「スキル」が追加される事を願いつつ、今のところは少し遊べるオーディオプレイヤーとして使ってみたいと思います。

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