パスポート申請・更新手続きに必要な書類と費用とは？

パスポートの申請や更新に必要な書類や料金について、

• パスポートはいつから更新できる？
• 戸籍謄本や住民票は必要なの？
• 更新と新規はどちらがお得なんだっけ？

など、更新した際に少し迷う事がありましたので書き留めておきます。

※東京都内で更新した際に確認した情報です

パスポートはいつから更新できるのか

パスポートが更新できるのは残存有効期間が1年未満となってからです。

例外として、査証欄に余白がなくなった方や氏名や本籍等の変更があった方等は残存期間に関係なく申請することが可能ですので事前に確認しておきましょう。

パスポート更新申請に必要な書類

パスポート更新時の必要書類は、

• 初めての申請なのか
• 更新なのか
• 有効期限切れか否か
• 記載事項変更の有無

等で異なります。ご自身の状況を事前に確認し、必要書類を準備しましょう。

ここでは新規、更新（期限切れ、期限内）だけに限定してご紹介します。

必要書類一覧

「戸籍謄本」「戸籍抄本」の要不要は注意が必要

「戸籍謄本」「戸籍抄本」の要不要は注意が必要です。

「更新」かつ「記載事項に変更なし」の場合は戸籍謄本は必要ありませんが、初めてのパスポート申請やパスポートの期限切れの場合は戸籍謄本が必要です。

お住いの役所で戸籍謄本、戸籍抄本を入手出来る方は良いですが、別となる方は事前に取り寄せる必要があります。急ぎでパスポートが必要となる方は気をつけましょう。

本籍地の情報も事前に確認を

もう一つの注意点は、申請書には本籍地の住所を記載する必要がある事です。

記憶していない住所が本籍地の方は事前に確認しておきましょう。

パスポート更新申請に住民票の写しは必要？

申請時に迷った点は、住民票が必要か否かです。

住民票が必要となる方は以下となります。

• 住民台帳ネットワークシステムの利用を希望しない方
• 都内（僕の場合）に居住しているが、住民登録地は他の都道府県にある方
  ※他の地域に住民登録している方は住民票以外に居所の立証書類が必要となります。（学生書、賃貸借契約書、居所に届いた最新の郵便物、会社や家主の作成した居所証明書）

結果、僕の場合は現住所と住民票記載の住所が一致しているので、住民票は必要ありませんでした。

そもそも、今まで「東京都で旅券申請できる方は、東京都に住所又は居所がある方」という原則も知りませんでした。

パスポートの更新と新規（期限切れ後）申請ではどちらがお得？

パスポートの期限が切れてから新規で取り直す場合と、更新するのではどちらがお得なんだろうかと迷う方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、申請手数料だけの問題でしたら新規も更新も費用は同じです。（必要書類の費用は除く）

しかし、更新の方が必要書類を揃える手間が少ないので「更新の方が楽」です。

パスポート更新費用

まとめ

以上、「パスポート申請・更新手続きに必要な書類と費用」のご紹介でした。

繰り返しですが必要となる書類は下記です。

• 一般旅券発給申請書
• 戸籍謄本・戸籍抄本（初めて、期限切れ、記載事項に変更のある場合）
• 本人確認書類
• 写真1枚
• 前回のパスポート

書類さえ揃えば、パスポートは申請後１週間程度で受け取る事ができますが、何れにしても、パスポートの申請は書類を揃える時間まで考慮し、余裕をもって行いたいものですね。

追記：パスポート更新のオンライン申請開始。準備するものも変更に。

2023年3月27日から、パスポート更新のオンライン申請ができるようになりました。

それに伴い、パスポート更新時に準備すべきものも大きく変わっています。

パスポート更新のオンライン申請で準備すべきものは以下3点のみです。

パスポート更新のオンライン申請で準備すべきもの

1. 有効期間内のパスポート
2. 申請者のマイナンバーカード
3. マイナポータルアプリ対応のスマートフォン

現状、「パスポートの更新のみ」になっている点と、対象は以下の方に限られる点、

• パスポートの残存有効期間が1年未満となった場合
• 査証欄の余白が見開き3ページ以下になった場合

あと、戸籍上の氏名や本籍地に変更があった場合は今まで通りの申請が必要な点は要注意ですが、2回も窓口へ行く必要がなくなり、便利になりましたね。

詳細：パスポートの更新がスマホで可能に2023年3月27日からオンライン申請がスタート！

【関連サイト】

日本国内及び海外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類（外務省）

パスポート申請先都道府県ホームページへのリンク（外務省）

▼「海外旅行」の関連記事はこちらもどうぞ！

スーツケースレンタルのおすすめサービスを紹介しています