無印良品から発売されている冬用肌着「あったか綿 ウール」のTシャツとタイツを購入してみました。
結果、ダメダメです。早くも2023年ワーストバイ候補に入りそうながっかり商品でした。
補足すると、あくまでも「僕の用途では」というお話ですが、その理由をご紹介します。
目次
「あったか綿 ウール」は野外活動用のインナーとして購入
「あったか綿 ウール」は、綿(92%)とウール(8%)を使用したインナーです。
僕は真冬の屋外活動(主に野鳥撮影なので激しい動きはなし)では、インナーとしてパタゴニアのキャプリーン・エアやユニクロの極暖を使用しているのですが、キャプリーン・エアは耐久性に不安があり頻繁には使い辛く(しかも高い…)、ユニクロの極暖はご存知の通り乾燥肌になりやすいというデメリットがありました。
天然素材である綿とウールを使用した無印良品の「あったか綿 ウール」であれば、そんなデメリットを解消しつつ快適な屋外で活動環境を構築できるのでは、と目論んだ訳です。
なにより、公式サイトに「野外での活動や本格的な冬の寒さにおすすめの一枚」と書いてあるぐらいですから、僕の狙いは間違っていないはず、という確信もあったのです。
なめらかな肌触りが心地よい「あったか綿 ウール」
冒頭で「ダメダメ」なんて書いていますが、「あったか綿 ウール」の肌触りは文句なしです。
なめらかでしっとり感もあり長時間着ても快適で肌のかゆみも発生しません。「ちくちくする」という口コミも見かけますが、個人的には全く問題なしです。
しかも、静電気をおさえる自然素材が使用されているおかげなのかヒートテックでは悩まれることの多い静電気も発生していません。
等々、「あったか綿 ウール」を全否定している訳ではありません。良い点もあるのです。
では、具体的に何が駄目なのかというお話を続けます。
ゆったりすぎる「あったか綿 ウール」Tシャツのフィット感はインナーとして使いにくい
「あったか綿 ウール」のTシャツは厚手でかなりゆったりしたシルエットです。
このシルエット自体はリラックスできて嫌いな訳ではありませんが、インナーとしてはダブつくので使い勝手が悪すぎます。
袖もボディーもゆるゆる。上に着るものに干渉しやすくインナーとしては使いにくいです。袖口もゆるいので寒さが入りやすく熱も逃げてしまいます。
着丈が長い点は寒い時期のインナーとして気に入っていますが、1枚で着るには長すぎるので使い所に困ります。(※着丈は洗濯するうちに縮みました)
結局、着心地は良いので部屋着やパジャマとしては活躍していますが、当初の目的である野外活動用のインナーとしては使いにくすぎる1着となってしまいました。
「あったか綿 ウール」のタイツは股上が短かすぎる?
残念ながら「あったか綿 ウール」のタイツもイマイチです。
厚手すぎてやや動きにくい点は購入時に予感していたのでまだ良いのですが、股上の短さは想定外でした。
実際は股上が短すぎるのか、はたまた伸縮性が無さすぎるのか定かでありませんが、下半身がっかりめの僕が「あったか綿 ウール」タイツを履いて前かがみになると危うく「半○ツ」状態になってしまうのです。
お尻の小さな方なら問題ない可能性はあるのですが、僕はこんな状態になるタイツは初めてです。
「あったか綿 ウール」タイツのフィット感自体は比較的タイトなので、最初は普通に使えそうな気はしたのですが、この欠点が大きすぎて今では積極的に履く気になりません。
来シーズン以降の「あったか綿 ウール」に期待
「あったか綿 ウール」のTシャツとタイツは、製品コンセプトは魅力的なのに製品自体はどうも中途半端だな、という印象です。
Tシャツに関しては、ルーズフィットの製品とインナーとして使われることを想定したフィット感のある製品に分けてしまえば良いのに。そして、タイツはどうかもう少し股上を長くして欲しいです。
などと、いろいろと文句ばかり書いていますが、素材自体は非常に気に入っているので来シーズンは改良版「あったか綿 ウール」が登場することを期待しています。
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