設備改修工事の為休館が発表になっていたMOTこと東京都現代美術館、昨日いよいよその日がきてしまいました。家から近いこともあり度々訪問していたMOT、また再開する予定とはいえ寂ししいものです。
昨日は散歩がてら最終日のMOTを訪問してきましたのでその様子をレポートしますね。
最終日も大混雑のピクーサ展
休館前最後の展示となったピクサー展、予想通りの大盛況だったようで、若冲展までとはいかないものの、連日かなりの待ち時間が発生していたみたいですね。
ピクサー展を観るつもりはなかったのですが、最後に中の様子を見るため館内に入るとこの混雑。閉館30分前ですよ!
なんと80分待ちだそうです。ピクサー恐るべし。しかし、東京都職員の方は若冲&ピクサー展で大変だったでしょうね。お疲れ様でした。
休館前イベント プロジェクションマッピングを上映
今回訪問した本当の目的はこちら。
休館を前に、開館から今までを総括したプロジェクションマッピングの上映が予定されていたからです。東京駅リニューアル時のプロジェクションマッピングを作成したチームが手がけているとアナウンスされていましたので期待大。東京駅のプロジェクションマッピングは当時かなり話題になりましたよね。
プロジェクションマッピング上映スタート! あれ?
プロジェクションマッピングの開始予定は18時。
ただ、18時になっても全く始まる様子がありません。
何かトラブルかしら?と思っていたら案内が。「既にプロジェクションマッピングは投影開始しておりますが、周りが明るすぎて見えません。暗くなるまでお待ち下さい」との事。そりゃそうだ。
ようやく見えるようになってきたのは19時近く。最近は日が長くなってきましたが、一刻も早く日没することを願ったのは初めてかも。
プロジェクションマッピングの内容は想像していたものよりかなりシンプル。過去作品のポスターがスライドショーとして流れるエリアと、少し動きのある「美術館からの案内」エリアに分かれ、それらが20分おきにループしているだけでした。
音楽と一体となったコンテンツを予想していましたが、これは少し期待はずれ。
「休館中も美術館の外で事業を継続していきます。」ってどういう意味なんでしょうね?謎が残ります。
東京都現代美術館はいつまで休館するの?
休館は2016年5月30日から2018年度中を予定、約2年以上の休館となります。
休館理由は大規模改修工事の為。
MOTの集客力は地域経済への影響も少なくない為、可能な限り早く再開してくれると嬉しいのですが、2年って長いですね。昨今カフェブームで沸いた清澄白河エリアも正念場です。
展示作品はどうなるの?
これは正式なアナウンスが出ている訳ではないのでまだ分かりませんが、休館中の所蔵作品は他の美術館に貸し出されることも多いようです。今後2年間は全国の美術館でMOT所蔵作品を目にする機会が増えるかもしれませんね。
まとめ
長期の休館は非常に寂ししいですが、少し前には閉館の噂が出ていたことを考えると、改修し、再開する予定がアナウンスされている事を前向きに捉えるしかなさそう。また刺激的な展示会を目にすることができる日を首を長くして待ちましょう。個人的には大好きだった館内のベトナム料理屋も一緒に再開されることを願ってます。はぁ、寂しい。
東京都現代美術館
http://www.mot-art-museum.jp/
【関連記事】