週末に開催された朝霧JAMに参加してきましたよ。
天気予報は二日とも雨。朝霧の寒さと雨のダブルパンチを覚悟して挑んだ朝霧JAM2016。結果として朝霧JAM自体に特に新しい「何か」があったって訳ではないですが、個人的には初めてのバスツアー利用が新鮮な体験となりました。ライブについてのレポートはかなり少なめですがご報告を。
目次
バスツアーの朝は早かった
バスツアーは上野発を利用。出発は7時です。集合はその20分前って事で6時40分には上野駅近くに到着してする必要あり。なかなか過酷で御座いました。
休憩のサービスエリア(談合坂)は残念ながら雨。ここまで1時間40分程度です。
会場に到着したのは10時半頃(だったかな?)。近づくほどに強くなる雨にテンション下がりまくりです。ただ、ツアーバスで良いのは会場到着時間がかなり早い点ですね。
今まで新幹線&新富士駅からのバスしか使った事がなく、会場到着時(13時〜)にはいつもステージに近いテントサイトはいっぱいでしたが、今回はかなり選択の余地あり。選べるって良いですね。
ステージ前テントサイトAはライブ見逃し減でGood!
雨の中荷物を持ち運びたくなかったので、これまた初のステージ前エリアにテントを設営。
やや傾斜はあるものの、調理をしないのであればステージ前のこのエリアは楽チンで良いですね。例年はもっと奥地に設営していた為、今回のような雨の日は外に出る気が起きず、ほとんどの時間をテントの中で過ごした事もありましたが、この場所なら強制的に音楽が聞こえるし、ベストな場所ならテントからスーテジがバッチリ見える訳で。今更ながら人気に納得した次第。
そうそう。アメリカから輸入したテントはどうにか2日前にギリギリ到着しましたよ。雨の中、いかに素早く設営できるかを重視したテントでしたが、作りが簡単なのでそこは狙い通りとなりました。テント自体もかなり軽く、気に入ってます。
奇跡的に止む雨と泥地獄
会場到着時後の数時間と、翌日の早朝から昼前までは結構な雨。特に二日目の雨は風も強く、過酷な環境でした。
もちろん会場は水浸し。
夜には濃霧となり、
泥地獄も完成。
それでも二日目午前中から富士山が姿を現し、
夕方にはこのお姿。
結局、奇跡的にライブが開始した時間には大崩れする事はなかったんですよね。ヨカッタ。終わり良ければ全て良し。なんだかんだで満足感のある2日間となりました。
天候と言えば、今年の朝霧JAMは全然寒くなかったですね。万全の用意をして挑んだつもりが夜も全く寒くならず、今年のフジロックの方が寒く感じたぐらい。これを毎年の傾向と思って軽装で参加すると痛い目にあうのでしょうが、こんな事ならもう少し荷物を減らしたかったなぁ。
またまたルーロー飯!ルーロー飯!
ここでも出会えたルーロー飯!
フジロックとサマソニにも出店していた台湾料理のお店です。結局二日連続でお世話になりましたよ。800円とややお高めではありますが、ボリューム満点で食べ応えあり。
ちなみに、このお店はケータリング専門店らしいです。
観たライブの感想など
1日目
・Floating Points
・Todd Terje & The Olsens
朝が早すぎた所為か、Floating Pointsが始まる19時までほとんど寝て過ごしてしまいました。ちと早起きのダメージが大きすぎましたね。
ライブセットで登場したFloating Pointsは想像以上にロック色強め。朝霧JAM公式サイトにも書かれていましたが、まるでポストロックバンドのようでした。フジロックのホワイトステージなんかで演るとますます凄いライブを観せてくれそうです。
予備知識はほとんどなしで観たTodd Terjeはさすがトリを務めるだけあって素晴らしいライブ。やたら器用なメンバー(一人5役?)はjaga jazzistの方だったんですね。
朝霧JAMのMVPはtodd terje & the olsensで左側にいたJaga JazzistのLars Horntvethにあげたい。ギターにベース、サックス、フルートなんでもやってた。彼の多才さが、多彩なアレンジとなりカラフルな世界観つくりだしていたて思う!
— tonka (@tonka909) 2016年10月9日
会場も盛り上がってましたね。この日出演していた佐藤タイジ氏の楽しそうな姿も印象的でした。
二日目
・Jake Shimabukuro
・Kurt Vile & The Violators
・Itaca Band
・THE SKATALITES
Jake Shimabukuroの「よろしくお願いシマブクロ〜」がやたら印象に残っていますが、2日目はなかなか忙しいスケジュール。
Kurt Vile & The ViolatorsからTHE SKATALITESまでほとんど休憩なしでステージ移動を強いられました。もう少し1日目に割り振っても良かったんじゃないかと思いますが、今年初導入された「1日券」の兼ね合いがあったのかもしれませんね。
今回の目玉だったKurt Vile & The Violators。全く曲を知らない方が観たら、評価の分かれそうな、かなりマイペースでゆる〜いステージ。個人的には好きだし満足なんですが、日本で人気でるかなぁ。
反対に、曲を知らなくても大盛り上がりできたのはItaca Band。フジロックでもCHE SUDAKAやチャランゴ、そして今年のラ・ゴッサ・ソルダなど、スペイン出身バンドが常連になってますが、Itaca Bandもその流れ。
2日間の雨によってできた泥エリアを物ともせず踊りまくる観客。それをどんどん煽るメンバー。集まった人数はさておき、今年の朝霧JAM一番の盛り上がりになったんじゃないでしょうか。
THE SKATALITESはテント撤収しながらだった為、あまりしっかりとした感想を言えないのが残念です。
ギアについて
前述したように今年の朝霧JAMは、「雨」&「寒くない」環境でした。
雨はともかく、特に「泥対策」が問題でした。
個人的な反省点としては「レインブーツ」を悩んだ結果家に置いてきた事。愛用している野鳥の会、それなりに重いのでザックに入れるのを躊躇してしまうんですよね。
結果、ゴアテックス素材のシューズを履いていましたので濡れる事はありませんでしたが、跳ねる泥には大苦戦。今後は二日とも雨予報ならば、思い切って家からレインブーツを履いて出ても良いのかも。
あと、サンダルで参加した方々は軒並み苦戦しているようでした。寒くなく、芝生の上だけならサンダルも良いですが、地面の状態が悪いとサンダルは使い物になりませんよね。
新調したテントについては概ね満足してますが、今回ぐらい雨が降ると前室の狭さがやや難点。靴を脱ぐ場所や、濡れた雨具を干す場所に苦労しました。しっかりと前室のあるテントも持っていますが、重さは持参したテントの5倍。総重量4キロぐらいで、前室の広いテントが欲しいかも。
あと、寒さについては過去に経験した事のないぐらいの暖かさ。日中は半袖でもOK。夜も上から雨具を着れば問題ないぐらいの気温でした。「今年はダウンでも買おうかしら?」と直前まで悩んでいただけに、なんだか拍子抜けしちゃいましたが、雨が酷かっただけに、寒さが無くて良かったのかもしれませんね。
役に立った持ち物
今回持って行って一番活躍したのはコレかなぁ。
雑巾じゃ何枚あっても無理!って時にこれがあるとやっぱり安心感あります。
まとめ
フジロック同様、ややマンネリ感を感じていた朝霧JAMですが、テントサイトを変えてみた事や、バスツアーに参加した事で、新しい楽しみ方を発見できた年となしました。
特にバスツアーは思っていた以上に快適で、来年以降また利用してしまうかもしれません。(もう少しだけ席が広いと良いのですが、贅沢は言えませんね。)今年は利用しませんでしたが、バスツアー客に限り荷物の配送サービスが利用できますので、軽い荷物だけ背負って楽々参加なんてのも良いかも。
来年の快晴&寒い朝霧を期待しつつ、今年の野外フェス参加報告はこれで最後になりそうです。また来年!
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