安産祈願のメッカ?水天宮。新社殿工事のため明治座となりの仮社殿へ移転していましたが、今年の4月に新社殿が完成し水天宮エリアに戻ってきました。先日仕事のついでに参拝してきましたので新社殿の様子をレポートしますね。
目次
水天宮の新社殿はコンクリート建て(免震建築物)
大通り側はこんなデザイン。意識せずに歩いていると、ここが神社だと気がつかないかもしれませんね。
反対側からみた水天宮。交番の上にドンっと新社殿が見えています。
新水天宮は免震建築物。
通常神社と聞く古風な建物をイメージしますが、水天宮の新社殿は未来感満載。コンクリートに囲まれた階段の向こうに見える本殿が異質な雰囲気を醸し出してします。
階段を登りきると銅色の鳥居が。正面から鳥居が見えない神社って珍しいですね。
境内はあまり広くない為、戌の日は大混雑となりそうです。
「子宝いぬ」がロイヤルパークホテルから帰還
仮社殿には移設されず、ロイヤルパークホテルに鎮座していた「子宝いぬ」。無事帰還していましたよ。ちなみに、犬の周りをとりまく十二支のうち、自分の干支を撫でるとご利益があるそうですが、当日は犬の頭だけナデナデして帰宅してしまいました・・・。
この「子宝いぬ」、戌の日に由来した像だと思うのですが、戌の日や安産祈願について全く知らなかった筆者、ついでに調べてみましたので、かなり簡単ですが共有しておきますね。
水天宮 戌の日・安産祈願まとめ
戌の日とは?
犬は、子沢山でお産が軽いと言われていることから安産の象徴と考えられており、犬にあやかりたいと願う妊婦が、12日に一度訪れる戌の日に参拝します。
いつ参拝するの?
妊娠五ヶ月目の戌の日に腹帯を巻いてお参りします。
当日の混雑状況は?
戌の日と土・日・祝日が重なった場合、かなりの混雑となる模様。受付から祈願まで数時間待ちになることも。(5時間待ちなんて声も)また、混雑日の昇殿は人数制限があり、基本妊婦のみの昇殿となるそうです。
祈願料はいくら必要なの?
水天宮の安産祈願料(初穂料)は5,000円となります。
以上、脱線終わり。
河童は水天宮の使徒だよ
こちらも安産にご利益がありそうな「安産子育河童」。なんで河童?と思われるかもしれませんが、河童は水天宮の使徒といわれているそうで、「魔除けの河童」や「河童の土鈴」が「水難、火除け、魔除け」として販売されていますよ。
寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)は日本橋七福神の一つ
本社殿を正面にみて左には寳生辨財天が。寳生辨財天は日本橋七福神の一つと言われています。学業や芸能、あと財福のご利益があるそう。こちらも漏れなく参拝しないとなりませんね。
参考:日本橋七福神巡りコース
駐車場も完備
写真を撮り忘れていましたが、有料駐車場も完備。境内の1階部分が駐車場となってます。利用時間は午前7時から午後5時迄。最大40台まで駐車できるようです。
旧水天宮(仮社殿)はどうなってる?
ついでに旧水天宮の様子も。すでにまわりを工事の壁に囲われ、解体工事が始まっていました。なんだかもったいないような気も。仮社殿の存在は、甘酒横丁など周辺店舗の集客に貢献していたと思いますので残念です。
まとめ
約3年もの工事期間を経てようやく完成した水天宮。建物はやや近代的すぎるような気がしなくもないですが、この新社殿も安産を願う人々に愛され続けるのでしょう。
水天宮のある「水天宮・人形町」周辺は、古い街並みが所々に残っていて街歩きが大変楽しいエリアですので、是非水天宮を参拝する際には街歩きを楽しんでみて下さい。このブログでも今後紹介してみようと思います。
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