今回はUniqloU「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」のお話です。
発売開始から各所で話題となり、絶賛されているエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ。僕も3枚を同時に購入しました。
実際に着てみても、評判通り「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は確かに凄く良いのですが、少し気になる点もいくつかあります。
すでに「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」の良さについては目にされている方が多いと思いますので、この記事では僕が気になっている点を中心にご紹介したいと思います。
目次
表面に上質なコットン糸、裏面にエアリズムを使用したエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ
僕が「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」を一度に3枚も購入した理由は、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」が理想的なTシャツに思えたからです。
僕は随分と昔から普段使いできる速乾Tシャツを探し求めていていました。
しかし、速乾Tシャツとなるとアウトドアメーカーから発売されている物が多く、質感が機能性重視で普段使いし難いものが多かったり、ロゴが大きすぎて好みじゃなかったりと、なかなかベストといえるTシャツには巡り会えていませんでした。(昨年購入したパタゴニア「キャプリーン・クール・トレイル・シャツ」は理想に近いものの、毛玉ができやすいという欠点あり)
その点、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」はことごとく理想的なTシャツなのです。
とでも1500円とは思えない質感とシルエットに加え、ユニクロならではの機能性も持ち合わせています。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」の表面はコットンが使われていて、どう見ても普通の(そして少し上品な)Tシャツです。
ところが、裏面はエアリズム糸が使われていて夏場でも快適に着ることができるように作られているのです。しかも、洗濯後シワになりにくいイージーケア仕様となっているので取り扱いも楽ちんです。
そう、まさに理想の1着。こんなTシャツを求めていました。1枚で様になるシルエットだし、エアリズムのおかげで快適だなんて素敵すぎじゃないですか?
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」のイマイチなポイント
しかし、残念ながら「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は全てにおいて理想通りの1着、ということにはなりませんでした。
いくつかイマイチなポイントがあるのです。
それはどんなところ?というお話を続けます。
真夏には「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は暑い
意外にも、一番気になるのは、このTシャツを着ている時に感じる「暑さ」です。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツは、表面にコットン風の加工が施されていることもあり、薄手のアンダーウェアのエアリズムシリーズと比べるとかなり厚手で、熱も抜けにくい気がします。
確かにこの厚さがちょうど良い季節もたしかにありますが、真夏に着るとお世辞にも「快適」とは言えません。正直に言えば、暑いです。
もっと薄くなると、それはそれでこのTシャツの良さが失われてしまうとは思いますが、もう少し風が通るような素材にならないかと考えてしまいます。
他の方のレビューを読むと、さらっとして涼しいだとか、ひんやりとして良いとか書かれていることが多いので、この感想は「人による」ようですが、少なくとも僕はエアリズムコットンオーバーサイズTシャツに「涼しさ」を感じたことはありません。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」はカラー次第でかなり汗染みが目立つ
ある日のこと。近所に奥さんと買い物に出ていたのですが、奥さんから「汗すごいよ」と言われてしまいました。
確かにかなり暑い日でしたし、汗をかいていることは自覚していたのですが、着ていた「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」を見てびっくり。
めちゃくちゃ汗が目立っていたのです。(写真は水です) 首元も脇も汗の跡がくっきり。とても世間を出歩けるような状態ではありませんでした。汗っかきは要注意です。
もちろん汗が目立ちやすいのはカラー次第です。
ブルーになると上のパープルほどは目立ちませんし、(いや、結構目立ちますね)
ブラックではより目立たなくなります。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」はどのカラーも魅力的なので全て揃えたくなりますが、汗染みが気になる季節は濃い目の色を選んでおいた方が無難と言えそうです。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は速乾性もいまいち
いくら汗をかいてしまっても、速乾性が優れていれば問題ありません。
しかし、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」の速乾性は期待ほど高くはありませんでした。
こちらは濡らしてから約1時間半ほど経過した状態です。見た目は薄くなりつつあるものの、引き続き目立ちますし、触っても濡れています。
もちろんコットン100%のTシャツに比べれば断然乾きは早いのですが、エアリズム素材の下着から想像するような速乾性は持っていませんでした。
そもそも、「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」の商品ページには「速乾性」に関する記載は一切ありません。「エアリズムで快適」としか書かれていないんですよね。確かに快適ではあるのですが、やや期待はずれでした。
「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」は首元のよれにも注意が必要
洗濯後シワになりにくいイージーケア仕様の「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」ですが、首元の「よれ」には気をつけた方が良さそうです。
こちらは購入直後、まだ一度も洗濯していない状態です。
そしてこちらはそれぞれ複数回洗濯した状態。首元がよれやすいという噂は聞いていたので都度ネットに入れて洗濯しています。
まだひどく気になる程ではありませんが、質感の良い「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」だけに、首元のよれは目立ちやすいようです。
もしもネットに入れず普通に洗濯してしまうとあっという間にヨレヨレになってしまう気がします。少し面倒ですが洗濯には気を使った方が良さそうです。
まとめ
気になる点を中心に書いてみましたのでネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、1500円で購入できるTシャツとして「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」がとんでもなくハイクオリティであることは間違いありません。
数年前に購入して気に入っているTシャツ(8,000円ぐらい)にとても似ているのですが、奥さん曰く「違いがわからない」そうです。
1枚1,500円のTシャツにあまり多くを求めても仕方ないのですが、現在気になっている点が改善された「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」が登場した際には、いよいよユニクロしか着ない日々になってしまうのかもしれません。
ユニクロ恐るべし、ですね。
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