6月14日と15日の2日間、夫婦で尾瀬の山小屋に1泊するハイキングをしてきました。
1日目は快晴、2日目はあいにくの雨となりましたが、尾瀬に行ってみた感想としてはまさに「桃源郷」。最高でした。
ここぞとばかりになんだかんだと購入してしまったアイテム達のご紹介は別記事にするとして、今回は尾瀬山小屋泊ハイキングの備忘録です。
\ハイキングシューズのレビュー記事/
目次
東京から尾瀬までは新幹線&バスを利用
東京から尾瀬までのアクセスには様々な方法がありますが、今回は東京駅から上毛高原駅まで新幹線を、その後はバスを利用して尾瀬(鳩待峠)まで向かうことにしました。
東京駅⇒(新幹線)⇒上毛高原駅⇒(バス)⇒戸倉(鳩待峠連絡所)⇒(バス)⇒鳩待峠
と、なかなか大変な道のりです。
乗車したのは6時36分発の「たにがわ号」。上毛高原駅へ7時54分に到着し、次に乗るローカルバス(鎌田線)が8時10分ですので結構バタバタです。
新幹線の中はアウトドアファッションの方が多く、「みんな尾瀬に向かうのかしら?もしかしてバスに乗れないこともあるの?」と心配になります。
そんな事情もあり、上毛高原駅に到着した後は急いでバス停に向かいます。戸倉(鳩待峠連絡所)へ行くバス停は2番です。
あれ?全然人がいません。確かに上毛高原駅で多くの方が降りていたのに変ですね。
後から判明したのですが、ほとんどの方は鳩待峠に直行する往復バス「尾瀬ライナー」に乗車していたようです。30分近く早く鳩待峠に到着できる「尾瀬ライナー」を利用したくなりますが、「尾瀬ライナー」は日帰り専用の往復バスですので、山小屋泊をする僕たちは利用できないバスでした。(要予約だしね)
という訳で、予想外のガラガラな状態でバスは出発しました。目的地の戸倉(鳩待峠連絡所)までは約1時間50分、乗り心地は普通のローカルバスですので、けして楽ではないバス旅です。
バスは時間通り10時前に戸倉(鳩待峠連絡所)へ到着しました。料金は2,450円、降車時に支払います。
目的の登山口「鳩待峠」までは交通規制があり、再びバスに乗り換えます。運賃は980円、地味に交通費がかさみますね。
バスには30分程度乗っていたでしょうか。ようやく鳩待峠へ到着しました。
梅雨時期にもかかわらずこの青空。さぁ、ようやくハイキングのスタートです。
と行きたいところでしたが、お腹が減っていたので、まずは行動食として持参していた菓子パンと柿ピーで腹ごしらえを。梅しそ味の柿ピーは最高ですね。
見晴を目指して初心者向けコースをゆったりハイキング
鳩待峠で予定以上にゆっくりしてしまい、スタートは11時になってしまいました。
まぁ、僕たちは山小屋泊なのでそんなに慌ててスタートしなくても大丈夫なハズ。のんびり行きましょう。
尾瀬と言えばの看板を撮影しつつ、
やっとこさ登山口です。
この日の目的地は、予約した山小屋のある見晴まで。計10kmちょっとのハイキングです。この鳩待峠から見晴を目指すこのコースは、ガイドブックでは初心者向けとして紹介されることの多いコースです。ド初心者の僕たち夫婦にはピッタリのコースであることを願いつつ、スタートしましょう。
入り口を過ぎると、意外な山道が続きます。あれ?想像してた尾瀬と違う…。しかも、延々と続く下り坂で、すれ違う登山者は一様に辛そうです。これ、戻りは結構地獄なんじゃないかしら? 明日は雨予報だし不安になってきました。
明日に不安を覚えつつも、木々の緑は美しく、嘘みたいに響く鳥の鳴き声に癒やされまくりで順調に坂道を下ります。
そして、
ありました!
尾瀬と言えばの水芭蕉。見頃はすでに過ぎていて、まだ水芭蕉が残っているのか心配でしたが無事に見ることができました。良かった良かった。
スタートから1時間20分ほど歩くと、
ビジターセンターに到着です。(本当はビジターセンターの手前でお昼休憩をしているのですが、写真が1枚も無いので端折ってます。)
トイレ休憩(100円)を済ませて、
向かうのは尾瀬ヶ原。やっと尾瀬らしい風景に出会えそうな雰囲気ですよ。
おぜー!まさに求めていた尾瀬の風景が広がります。
この日の最高気温は22度程度で、湿度も低く本当に気持ちのいい1日となりました。
おお!初めて見る歩荷さん。この日、僕の荷物は6〜7kg。これでも最後は辛かったのに100kg以上を背負って歩くなんで超人ですね。
撮影スポットでは漏れなく撮影を。残念ながら風が強く「逆さ燧」とはいきませんでしたが美しい風景を見られました。
尾瀬の木道は要所要所にベンチが用意されていて、休憩をとるのも楽でした。フジロックの癖で椅子も持参した方が楽なのかしら?なんて思っていましたが全く必要ありません。
順調に歩き続け、牛首分岐に到着しました。直進すれば山小屋のある見晴ですが、少し遠回りをしてヨッピ吊橋へ向かいます。
引き続き木道を歩き続けます。
しばらくすると、木道が地面よりかなり高くなってきます。これは、ツキノワグマと遭遇した時の安全を考慮したものでもあるそうです。尾瀬はツキノワグマのすみかでもあるので注意しないといけません。
木道から落ちないよう注意しながら進むとヨッピ吊橋に到着です。歩き始めてから3時間、さすがに少し疲れてきましたが、この辺りもツキノワグマ出没注意とのこと、さっさと通り過ぎましょう。
ヨッピ吊橋から20分ほど歩くと東電小屋があります。ここでは歩荷体験をできましたが、そんな余裕はすでになく。ちょこっと休憩したら先に進みます。
東電小屋を過ぎると再び山道になってきました。
しかし、この山道はそんなに長い距離はなく、程なくして再び見晴らしの良い平地へでます。さぁ、目的地の山小屋まではあと僅か。
山小屋が見えてきました。
到着!
スタートから約4時間。距離は10キロ程度と大したことないものの、流石に荷物を背負って歩き続けると疲れますね。
快適すぎる見晴の山小屋「檜枝岐小屋」
宿泊するのは事前に予約していた「檜枝岐小屋」(1泊2食付き9,000円)です。尾瀬の山小屋の中にはネットで予約できる山小屋もありますが、「檜枝岐小屋」は電話で予約する必要がありました。
檜枝岐小屋には喫茶コーナーがあり、宿泊者以外も休憩することができます。
食事は17時半から、その前に入浴することができます。案内は女性が後になっていますが、実際には16時より女性が先に入浴でき、その後16時半から男性の入浴となりました。
案内された部屋は二階。
ご覧のような個室、そう個室なんですよね。山小屋からイメージしていたものよりも遥かに快適です。写真は撮りませんでしたが、お風呂もトイレ(ウォシュレット!)も綺麗で、なんの不満もありません。
そして食事も美味しい。もちろん料亭のような豪華な食事ではありませんが、健康的なメニューでボリュームも十分です。
布団は敷布団。毛布が余分に用意されていたので、寒さが気になることもありませんでした。快適快適。9時の消灯なんて早すぎじゃないの?と思っていましたが、なんと8時半ごろには寝てしまいました。風呂にも入り、美味しい食事も頂けて、さっさと寝る。なんて贅沢な時間なんでしょうか。
尾瀬の2日目は朝から雨
天気予報通りに、翌日は朝から雨です。
簡単には止みそうにない感じですね。今日の最低気温は7度、最高でも12〜13度予想ですので、昨日より肌寒い1日となりそうです。ちなみに、写真の中央に写っている白いものは雪です。数日前の早朝は-4度だったんだとか。尾瀬の6月は想像以上に冷え込むことがあるみたいです。
檜枝岐小屋は朝食も美味。ふき味噌最高でした。
食後は喫茶スペースで珈琲を(別料金)。朝から珈琲を頂けるなんて幸せです。
快適すぎて長居してしまいたくなりますが、山小屋は遅くとも8時までに出ていかなくてはなりません。今日のゴールは昨日スタートした鳩待峠、途中から昨日と同じ道を通ります。雨の中では写真も撮れないし、距離も短いので昨日よりも早く到着するんじゃないでしょうか。
山小屋を出発したのは8時前。シトシトと雨が降り続きます。
しかし、大雨ではないので時々iPhoneを取り出して撮影はできるレベルです。雲の立ち込める尾瀬の風景もなかなか良いですね。
途中、水の湧き出る竜宮現象が見られるスポットがあるはずなのに全く気が付かないままどんどん進んでしまいました。まぁ雨だしね、仕方ない。
途中何度か休憩はしたものの、気分的にはあっという間に最後の難関まで到着です。(それでも2時間以上は歩いてますが)
さぁ、最後にひと仕事。
坂、
坂、
ベンチを見つけるたびに休憩し、
また登りを繰り返します。
そしてようやく見えてきました鳩待峠。
ようやくフィニッシュです。スタートから3時間20分、思ったよりも時間がかかっている理由は、大失速した最後の坂のせいなことは間違いありません。
最後は休憩所で、
キーマカレーを頂き終了です。この後はまたバスで2時間半、そして新幹線。まともな食事処がないだけに、休憩所で食べておいて正解でした。
初めての山小屋泊と尾瀬のハイキングコースについて
最後に、訪問前にあれやこれやと悩んだ山小屋泊とハイキングコースについても少し触れておきます。
初心者こそ山小屋泊はおすすめかも
まず山小屋泊について。
山小屋は初心者にはハードルが高い気がしていましたが、少なくとも尾瀬の山小屋については何の問題もありませんでした。むしろ、1泊することで1日で歩く距離を短くしつつ尾瀬を満喫できる訳ですから、初心者こそ尾瀬では山小屋泊を検討すべきと言えるかもしれません。尾瀬の山小屋泊、おすすめです。
鳩待峠からスタートするコースは気軽で安心
あとハイキングコースについて。
直前まで初心者向けと言われている鳩待峠からスタートするか、尾瀬沼を見れるものの、距離が1.5倍近くなり、かつ高低差もある大清水からスタートして見晴を目指すのかを結構迷ったんですよね。
結果として、鳩待峠からスタートするコースを選んでおいて良かったです。帰りの坂だけはかなりバテバテになってしまったものの、特に危険を感じるような場所もなく、確かに初心者でも余裕をもって歩くことが可能でした。
尾瀬沼を見れなかったのは残念ですが、次回もう少し体力をつけて大清水からスタートするコースにチャレンジするとしますか。
尾瀬ロスが続いてます
あれ?また尾瀬行くの?と思われるかもしれませんね。
実は、帰宅してからすでに1週間以上経っても思い出すのは尾瀬のことばかり、すっかり尾瀬に魅せられてしまったようです。尾瀬沼を含め、まだまだ見れていない尾瀬のスポットが沢山ありますので必ず再訪したいと思います。今回は夜空も見られなかったしね。
さて、尾瀬ハイキングの備忘録はこの辺りで終えるとして、次は持参したアイテム記事を書きます。多分ね。
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