ニュースを見てたらこんな情報が。
【パリ=竹内康雄】高級ブランド世界最大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は4日、スーツケースなどを手掛ける独リモワを傘下に収めると発表した。2017年1月までにリモワの株式80%を6億4000万ユーロ(約730億円)で取得する。1898年にケルンで創業したリモワの16年の売上高は4億ユーロを超える見込みで、ジュラルミン製の高級スーツケースで知られる。http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H7C_U6A001C1FF2000/
あらら、ルイヴィトングループ傘下ですか。
日本でも愛用者の多いリモワ。高級ブランド・ルイヴィトングループ傘下になることで、今後どのような変化がでてくるのか気になりますね。
リモワについて
リモワは、1898年カバン職人であるポール・モルシェックによって歴史をスタートしたドイツの企業。
軽量なポリカーボネート製スーツケースは日本の空港では必ず目にする、メジャーな高級スーツケースメーカーですよね。
国内では株式会社林五が正規代理店となり、全国9店舗のオンリーショップの他、デパートやセレクトショップでも取り扱いされてますので、値段はさておき、比較的どこでも手に入れやすい商品です。
今後値上がりする可能性もあり
今回の買収では、創業家も20%程度の株を持ち続けるそうなので、完全に経営方針が変わるわけでもない可能性はありますが、一般消費者として心配なのは値上がりです。
過去に様々なブランドが別グループの傘下に入ってきましたが、傘下に入って以降ブランドの方針が変わり、価格も一般人ではなかなか手に届かないような値上げをしてしまう事もあります。
例えば、2000年代に人気だったダウンの高級ブランドモンクレールは、投資会社の傘下に入って以降、高級路線が急速に進み(もともと安くはなかったんですけどね)今では当時の3倍なんてあたりまえ。少し頑張れば購入できたダウンジャケットは、とても気軽に購入できるようなものでなくなってしまいました。
リモワが今後更なる高級化をすすめるのかは、もちろんまだ全く分かりませんが、高級ブランド傘下に入った以上、少なくとも今より安くなるなんて事は無いじゃないでしょうか。
リモワを購入検討するなら今?
今でも全く安いとは言えない価格ですので、気軽に買える訳では無いですが、もし購入を検討しているなら早めの判断が必要かもしれませんね。数年後にはとんでもなく高くなったなんて事は十分ありえる話です。
ただし、ユーロが大幅に値下がりしている現在、高めの設定価格である日本の販売価格が調整される可能がゼロではないのでその見極めは難しそう。さて、どうしたものでしょう。
リモワのスーツケースはレンタルで済ますという選択肢も
近い将来、庶民(もちろん僕を含む)がリモワのスーツケースを旅で使用する為に、レンタルサービスの利用が今以上に活発になるかもしれませんね。
僕自身、海外に行く際毎回リモワのスーツケースを使用してますが、実はレンタルで済ましてます。90L近い大型スーツケースの置き場が自宅に無い事や、思いの外安くでレンタルできる事が理由だったりしますが、今のところ不満を覚えた事はありません。
もし直近でリモワのスーツケース購入を検討されている方がいらしたら、購入価格と、利用頻度、あと置き場などを熟考し、レンタルサービスも覗いてみてはいかがでしょう。
関連: スーツケースのレンタルサービスがおすすめな4つの理由
まとめ
なんだか何が言いたいのか分からない内容になってしまいましたが、僕が願うのは「リモワ、値上がりしないで!」って事。
見た目の良さはもちろんですが、リモワの価値はその実用性だと思ってますので、ラグジュアリーブランドにはならず、いつまでも旅のお供をしてくれる頼もしい存在でいてほしいものです。
お願い!
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