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パタゴニア「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は「持ち歩きたい」がすべて入る便利なバッグ

2019年9月25日

今回は2019年のパタゴニア秋冬アイテムとして登場した「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」のお話です。

毎日のように使っていた「ライトウェイト・トラベル」シリーズのウエストポーチ(数年前に廃番)がすっかりくたびれてきてしまい、代わりになるような製品がなかなか見つかっていたかったのですが、この「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」はまさに理想通り。間違いなく現在パタゴニアから発売されているバッグの中でもトップクラスのおすすめアイテムと言えそうです。

早速ご紹介します。

 

「持ち歩きたい」がすべて入る「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」

男性の中には、財布もスマホもポケットに入れ、カバンを持ち歩かない方もいらっしゃいますが、僕はそんな真似はできません。

  • 長財布
  • スマホ
  • カメラ
  • タオル(夏場はウェットティッシュも)
  • イヤフォン

など、心配性の僕は持ち歩くものが多く、天候次第ではさらにコンパクトに収納できるジャケット(フーディニジャケットなど)や、帽子、サングラス、傘などもカバンの中に忍ばせています。

そう、最近やたらと人気な「ミニ・ヒップ・パック」なんて全く役に立ちそうも無いのです。(小さすぎません?)

その点、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は、僕が日頃持ち歩きたいアイテム達を余裕をもって収納できる絶妙なサイズです。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」には大小2つの収納スペースがあります。僕の使い方は、小さい方にスマホや財布などの貴重品を、大きい方のスペースにはタオルや衣類、カメラなどを入れることが多いです。

小さい方のスペースに貴重品を入れているのには訳があり、さらにもう一つ小さなポケットも付いているからなのです。このポケットは貴重品を入れておく安心スペースとして活躍します。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」の小さいスペース側には、個人的に欠かせないキーループも付いています。鍵はもちろんですが、旅行中はトラベルウォレットもここに付けて防犯対策をしています。

大きい方のスペースはかなりの収納力があり、折り畳み傘やハンドタオル、悪天候に対応する為のレインジャケットやコンパクトなダウン等は余裕で入ります。

そして少し大きめの一眼レフカメラだって持ち運ぶこともできます。

そう、こんなやつでも、

問題なく収納可能です。さすがに「余裕で」とは言えませんが、結構な収納力があることをお分かり頂けるのではないでしょうか。

しかも、あれやこれや放り込んでも「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は本体がたった190gと非常に軽いので、重さを極力抑えられるという最高のメリットもあります。

どんなにデザインが良くても、重いバッグって持ち運ぶ気になりませんもんね。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」のショルダーストラップは快適&便利

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」の背面やストラップ部分はメッシュ製で、汗でベタつくようなことがないように通気性が確保されています。

ストラップ部分は十分なクッション性があり、長時間の使用でも痛くなるようなことはありません。

また、矢印部分で簡単にストラップを切り離すことができます。

身軽な夏場はあまり活躍の場面がありませんが、フードの付いた厚手のジャケットを着るような寒い時期になると、さっと取り外しができるこの機能が大活躍しそうです。

ストラップ部分では、ストレッチポケットの存在を忘れてはいけませんね。

スマホの収納を想定しているストレッチポケットは大型のスマホでも収納可能(写真はiPhone7ですが)で、実際にスマホをストレッチポケットに収納しておくと、さっと取り出しすることができるのでかなり便利です。

ただし、このストレッチポケットはスマホがやや滑り落ちやすいので注意も必要です。特に大きめのスマホを収納していると、いつの間にか落ちかけていたことが何度かありました。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」のナイロン素材は耐水性あり

「ライトウェイト・トラベル」シリーズがそうであったように、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」の軽量なナイロン素材は耐水性があります。

防水処理が施されている訳ではないので、ずぶ濡れになるような環境には対応できませんが、革や布でできた鞄と違い、少々の雨ならば躊躇なく使用することが可能です。耐水性があるってことは、普段使いはもちろん、フジロックや朝霧などの野外フェスなどでもかなり使えそうですよね?

一方、少し心配なのはナイロン素材の耐久性です。

「ライトウェイト・トラベル」シリーズのアイテムをいくつか持っていますが、数年で内部のコーティングが剥がれてくることが多く、やや耐久性に欠ける気がしていたのです。

シリーズが変わったことで耐久性にも手が加えられた可能性もありますが、この部分は要検証のポイントとなりそうです。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は持ち運び時はコンパクトになる!けれど

他のブラックホールシリーズと同様に、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」もコンパクトに折りたたんで収納することができます。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は旅行時のサブバッグとしても最適なので、コンパクトに持ち運びできるとさらに便利!なのですが、実はここまで折りたたむのはなかなか大変です。遠慮なくグイグイ押し込んでやっとこさ、という感じなので、実際にはあまりこの機能は使わない気がします。

そもそも、何も入れなければかなりぺたんこになる「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」ですので、ざわざわ手のひらサイズにするような場面はほとんど無さそうです。

「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は旅行でも活躍

ほぼ毎日と言って良いほど使用している「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」ですが、先日行ってきた海外旅行でも大活躍しました。

機内持ち込み用のバッグとしても、街歩き用のバッグとしてもちょど良い大きさなんですよね。

地球の歩き方だってこの通り(重いけども) ガイドブックにカメラ、そしてスマホや傘など、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」に全部放り込んで街を徘徊してきました。

旅行中、最終日に少しだけ雨がふりましたが、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」なら全く問題なしでした。中には雨具も傘も入っていましたし、多少濡れても気にするようなバッグじゃない訳ですから当然ですよね。

ちなみに、少し治安が心配な場所では本体を前に持ってきて使用しましたが、荷物が簡単に取り出せるメリットもあり、これはこれでアリな使い方な気もします。少し大きめのサコッシュのような使い方ですね。

まとめ

パタゴニア「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は、軽く、かつ十分な容量もあり、機能性も抜群。そして、必要なアイテムをさっと取り出すことができる非常に使えるバッグです。

使い方の被るパタゴニア「アトム・スリング 8L」と比較すると、どちらを選ぶかは悩ましい決断になりますが、僕は100g近く軽い「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」の方がより気軽に日々持ち出せる気がします。

もしも、丁度よい収納力をもったバッグをお探しならば、ぜひパタゴニア「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」を検討してみてください。

僕がそうであったように、「ウルトラライト・ブラックホール・スリング 8L」は即戦力のバッグとして毎日大活躍すると思います。

公式サイトパタゴニア

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モノタビ

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