僕は日頃スニーカーは基本ニューバランスを中心に履いていますが、以前記事でご紹介した通り最高の履き心地だったM1700はボロボロで、現在メインで履いているM1400もメッシュ部分に小さな穴が開いてしまい、そろそろ次のスニーカーを購入する必要がでてきていました。
もちろん、復刻したM1700や、廃番になりそうなM1400をもう一度買い直すという選択肢もあったのですが、今回はどちらも見送り、同じくニューバランスのスニーカー「990v4」を購入してみました。
結果、「990v4」は小躍りしたくなるぐらい素晴らしい履き心地のスニーカーだったのです。
目次
USA製「M990」の最新バージョン『990v4』
ニューバランスのスニーカーが好きな方ならば、M990というスニーカーが1982年当時「1000点満点中990点」のスニーカーとして発売された話はご存知かと思います。
M990はその後数多くのバージョンが発売され、今回購入した『990v4』はその11代目にあたるM990の最新シリーズとなります。
僕が今回『990v4』を購入した理由の一つとして、「ニューバランスが提供する最新の履き心地を体験したい」ということがあります。
現在履いているM1400や、以前愛用していたM1700も、実はかなり履き心地の良いスニーカーではあるのですが、M1400は1994年、M1700は1999年と、発売されてからそれなりの時間が経っているモデルなのです。
一方、『990v4』が発売されたのは2016年のこと。
当然『990v4』にはニューバランスが現在提供する最新の「履き心地」が反映されているという訳です。
ニューバランス『990v4』はサイズが豊富。幅広には嬉しい4Eもあり。
僕が『990v4』を購入したもう一つ理由の一つとして、「最適なサイズのニューバランスを履きたい」という理由があります。
実は、僕の足のサイズは4Eとかなり幅広で、滅多に最適なサイズのスニーカーと巡り合うことがありません。
M1400は比較的幅広なサイズ感ですので現在でも愛用している訳ですが、それでもジャストではなく、足幅に合わせた結果少し余裕が出すぎてしまっています。
M1700に関してはもっと酷くて、当時(2000年前後)はほとんど在庫がなく、唯一残っていたかなり大きめのサイズを無理やり履いていました。(それでも履き心地は最高でしたが)
その点、『990v4』はD(やや細い)、2E(標準)、4E(幅広)と実に3種類の選択肢が用意されているのです!
国内メーカーでも一部モデルに4Eが用意されていたりしますが、海外メーカーのスニーカーでは幅広(4E)はほとんどなく、比較的入手しやすいスニーカーとして『990v4』は数少ない選択肢なのです。
ニューバランス『990v4』はダサい?
『990v4』に4Eが用意されていることを知ったのはなにも最近のことではありません。
ニューバランスの一部モデルに4Eサイズが用意されていることは幅広な足をもつ僕達にとっては比較的有名な話なんです。
それなのに今まで『990v4』を購入する気になれなあったのには訳がありまして。
それは『990v4』ってなんかダサくないか?ということなんです。
こちらが「ニューバランスと言えば」のカラー「グレー」ですが、「ダサい」と言うよりも「野暮ったい」感じでしょうか。
見た目よりも機能性重視、「最高の履き心地の為に作られたスニーカー」というデザインです。
履き心地が良いであろうことは理解しつつ、僕はどうしてもこのグレーカラーの見た目では「欲しい」と思えずに今まで購入に至らなかったという訳です。
『990v4』のブラックなら多少まし?
そんな僕が今回『990v4』を購入したのは、「ブラックなら多少ましなんじゃない?」と思えたからなんです。(ネイビーとも迷いました)
『990v4』のブラックはメッシュ部分とスエードのカラーが黒で統一されたことでグレーと比べるとシンプルな見た目となっています。
サイドから見ても「まぁ許容範囲かなぁ」と思える見た目です。
背面も僕の好みからすると「ハイテク感」が強すぎますが、見慣れてくるとこれはこれで「あり」な気もしてきます。
僕が購入したのは4Eですので、より一掃「もっさり感」が強くなってはいますが、これは「履き心地の為」と諦めるしかないですよね。(通常サイズだともう少しシャープなデザインです)
ジャストサイズのニューバランス『990v4』は最高の履き心地だった!
さて、「見た目」には少しだけ目をつむりつつ購入した『990v4』ですが、その履き心地は極上、期待していた以上の履き心地です。
『990v4』に足を入れた途端、足全体をやさしく、かつしっかりと包み込みような感覚を得られます。
これだけ厚みのあるソールが使われていますので当然クッション性も抜群です。
しかも、ありがちな、ひたすらに「ふわふわ」するだけの履き心地ではなく、ソールにはしっかりとした硬さがありつつクッション性も備えていますので「これはいくら歩いても大丈夫なんじゃないかしら?」と錯覚してしまいそうになるぐらいに足にダメージがありません。
そして何よりも最高なのは、足幅と長さがジャストサイズな為、足のどこにも負荷がかかることが無く、履きおろし直後から長時間履きなれたスニーカー並に快適なことです。
この履き心地を経験すると、購入前に気にしていた『990v4』の見た目なんて全く気にならなくなってしまいました。
何度も書くと嘘くさくなってしまいますが、ホント最高です。
もっと早く『990v4』を買っておくべきでしたね。
1万円近く高いM1700と比較しても、「見た目」以外は『990v4』を選んでしまうかもしれません。
まとめ
まだ履き始めたばかりですが、『990v4』はすっかりお気に入りのスニーカーとなってしまいました。
もちろんこれからも別のニューバランスを履くこともあると思いますが、幅広が悩みだった僕にとって『990v4』がベストな選択肢の一つである事は間違い無さそうです。
唯一のネックは、定価27,000円という全く可愛げのない価格ですね。
ニューバランスに関しては、時々アマゾンのセール対象となっていたり、並行輸入品が少し安くで売っていたりする事はありますが、4Eとなると滅多に安くなりません。
そもそも、4Eサイズまで在庫している店舗自体があまり無い訳でして、素直にニューバランスの直営店や公式サイトで購入するぐらいしか選択肢が無いんですよね。最高レベルの履き心地の為なら仕方ない気がしていますが、もう少し買い求めやすい価格になって欲しいものですね。
とは言え、『990v4』の履き心地を経験してしまうと次も価格の高さは我慢してまた『990』シリーズに手を出してしまうんだろうなぁ。
僕と同じように足幅が広すぎてなかなか履き心地の良いスニーカーが見つからない方、「価格の高さ」というハードルはあるものの、ぜひ『990v4』をお試し下さいな。
極上の履き心地が待ってきますよ!
メモ
※注意!『990v4』はサイズ感を把握してジャストで履くべし
ご紹介したように、『990v4』には足長だけでなく足囲(ウイズ)でもサイズを選べるようになっています。その為、一度ご自身のサイズを正確に把握してから購入する事をおすすめします。ニューバランスの店員さんにお聞きしたところ、意外とご自身のサイズを正確に把握していない方が多いそうです。
僕の場合も、今まで28cmがジャストサイズだと思い込んでいたのですが、『990v4』の場合26.5cm(8ハーフ)の4Eがジャストでした。いつものように28cmなんてサイズを購入していたら相当に残念な結果となっていたと思います。そのため、可能なかぎり試履をして購入する事をおすすめします。
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