散々迷った挙句kindle paperwhite を購入してしまいました。
Kindle購入の目的は「旅に使いたい」から、です。
今回はKindleがガイドブックビューワーとして使い物になるのかを検証してみようと思います。
目次
kindle paperwhiteに電子書籍「地球の歩き方」を入れてみた
旅行のガイドブックと言えば「地球の歩き方」。
今回はお試しという事で無料で配信されている「ダイジェスト版」をダウンロードします。
単行本と重さを比較
手元にあった「パリ&近郊の町」編と重量を比較してみましょう。
先ずは実際の単行本。
重さはページ数次第になりますが、こちらは全481ページ。459gとなかなかの重量です。
続いてKindleの重量。
Kindleの方が断然軽量!しかもこちらはケース付きの重量、本体のみならば半分の213gです。これだけでKindle版を持ち歩く価値があると言っても過言ではないでしょう。
軽さを重視するならばケースも付けたくないところですが、kindle paperwhiteの液晶面はあまり耐久性が高くなさそう。旅の道中はケースを付けた方が良いかもしれません。
付箋機能で必要ページにアクセス
「地球の歩き方」は、非常にボリュームある内容が魅力な反面、旅行中には必要としないページが多数存在するのも事実。単行本の場合、付箋を付けるか、必要ページだけコピーして持ち歩いていましたが、Kindle版も同様に付箋を付ける事ができます。付箋を付けたページの概要が表示されるため、各ページへのアクセスは簡単で、管理も分かりやすいのが特徴です。この機能を使えば「単行本の方がが良かった」なんて事にはならない気がします。
ページ読み飛ばしも可能
kindle paperwhiteには読み飛ばし機能が搭載されていますよ。ページ移動するとプレビュー表示がリンクけして切り替わるので、さっと全体に目を通したい時には便利な機能です。
小説やビジネス書などと違い、ガイドブックは頻繁に読み飛ばしをしますので、使い勝手が非常に気になるところですが、「悪くはない」といったところでしょうか。プレビュー表示にややもたつきを感じますが、紙と同じように読み飛ばし中に気になるページを探し当てる事が可能です。
kindle paperwhiteがガイドブックビューワーとしていまいちな点
このままだとkindle paperwhite最高!との結論になりそうでしたが、そうではありません。kindle paperwhiteがガイドブックビューワーとして残念な点を挙げてみます。
元も子もない話ですが、モノクロ表示のみのkindle paperwhiteでは美しい街や料理の写真に目が止まりません。これってiPadやスマホに入れた方が良くないか?との疑問がふつふつと湧き上がってきます。せっかく色分けして分かりやすい地図も、モノクロでは魅力半減です。
あと、文字だけををじっくり読む時には気にならないのですが、急いで情報にアクセスしたいガイドブックビューワーとしてはkindle paperwhiteのもっさり感と電子インクの残像?も気になるところです。
まとめ
重量が大幅に軽くなりますので、持ち物を「軽く」したいのであればkindle paperwhiteにガイドブックを入れて持ち歩くのは大いにアリ。「使えない」なんて事はありません。
ただ、ガイドブックのビューワーとしては、「カラーでない」事が気になりますし、地図表示や写真管理も可能なiPadの方が便利なんじゃないという気もします。妥協案としてはiPhoneにも同じデータを入れ、補完しあうのも手かもしれませんね。(あれ?グダグダの結論になってますね。)
【関連記事】