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【2024年最新版】国会議事堂の見どころ&見学方法

2016年4月27日

国会議事堂の見どころ、見学方法まとめ

政治の中心地である「国会議事堂」は、誰でも気軽に見学することができることをご存じでしょうか?

もしかして、見学できることは知っていても、国会議事堂の見所や実際の見学方法を知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「国会議事堂」の見どころや、効率的な見学方法、見学の際に押さえておきたいポイントについてご案内いたします。

約17年もの歳月をかけて完成した国会議事堂

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画像:参議院本会議場 参議院HPより

1920年1月に着工され、1936年11月に完成した国会議事堂は、約17年もの歳月をかけて建設された施設です。

当初はドイツ人建築家による設計が計画されていましたが、工期や予算の問題から実現に至りませんでした。その後も設計については紆余曲折があり、正式な設計者は確定されていません。

しかし、国会議事堂の美しい外観や重厚感は、今でも多くの人々に愛され続けています。

ちなみに、国会議事堂の建設費は、当時のお金で2573万6000円かかったと言われています。

完成に大正から昭和にまたがる17年もの歳月をかけており、一概には現在の価値で言えませんが、大正末期に大卒サラリーマンの初任給が50円程度だったことから推測すると、国会議事堂は現代の価値で100億円以上の費用をかけて建設されたと言えるかもしれませんね。

名称 国会議事堂
住所〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目7−1
着工1920年(大正9年)1月30日
竣工1936年(昭和11年)11月7日 
階数地上3階、地下1階、中央塔4階(塔屋最上部9階)
設計者大蔵省臨時議院建築局

国会議事堂の見どころ

まずは、日本の政治の舞台である国会議事堂の見どころを紹介します。

「白亜の殿堂」とも称される美しい外観

国会議事堂は、日本の国政の中心地であり、その重厚な雰囲気を表すように、国産の御影石で装飾されています。国会議事堂の外壁は2008年から2009年にかけて行われた大規模な修繕により美しく蘇りました。

国会審議や採決が行われる本会議場

衆議院と参議院の本会議場は、それぞれ国会議事堂の東側と西側にあります。本会議場では、法律案や予算案などの審議や採決が行われます。また、内閣総理大臣や閣僚などの質疑応答もここで行われます。本会議場は、国会開催中でも見学することができますが、入場には整理券が必要です。

参議院議場

参議院議場は、本会議が開かれる場所です。半円形に配列された460席のうち248席が参議院議員用です。反響防止の工夫も凝らされており、柱や壁に木材や絹布を使っています。天井にある唐草模様の美しいステンドグラスも見どころです。

衆議院議場

正面中央にある高い椅子が議長席で、その左隣には事務総長席があります。前列には内閣総理大臣や国務大臣が座ります。後列には各政党の代表者が座ります。左から右へと所属議員数の多い順に並んでいます。

「あかずの扉」中央玄関

中央玄関は、天皇陛下や外国の国賓をお迎えするときなどに使われる特別な玄関です。普段は開かれないことから「あかずの扉」とも言われます。この扉はブロンズ製で、1枚の重さが1.1トンあります。

圧巻の空間、中央広間

中央広間は、議事堂で一番高い中央塔の真下にあります。天井までの高さは32.62メートルで、法隆寺の五重塔がちょうど入るほどです。天井と窓には外国製のステンドグラスがはめ込まれており、床には10数種類の大理石を使ったモザイクが施されています。また、柱や壁には沖縄県産の珊瑚石灰岩が使われており、化石も見ることができます。

3人の銅像と銅像のない台座

中央広間には、議会政治の基礎を作った板垣退助、大隈重信、伊藤博文の3人の銅像があります。4つ目の台座には銅像がありませんが、「政治に完成はない」という意味だと言われています。また、四隅には春夏秋冬を描いた油絵が飾られています。

天皇陛下がお入りになる「御休所」

御休所は、開会式の当日に天皇陛下がお入りになる部屋です。欅や本漆塗り仕上げなど日本的な素材や技法で作られた華麗な造りです。壁や天井に貼られた錦織や刺繍も見事です。

 

国会議事堂の見学方法と注意点

続いて、国会議事堂の見学方法と注意点についてご紹介します。

感染症対策のため国会議事堂の見学方法の変更に注意|2024年5月追記

感染症対策のため、衆議院、参議院共に見学方法が変更となることがあります。

2024年5月現在は以下となっています。

  • 衆議院の見学:平日のほか、土曜、日曜及び祝日も参観できます。
  • 参議院の見学:平日のほか、国会閉会後の第1・第3日曜日も参議院議員の紹介により見学

以降でご紹介する情報は、状況により変更となる可能性がありますのでご注意ください。

国会議事堂の見学方法

衆議院と参議院のどちらも無料で見学可能

衆議院と参議院のどちらか、または両方を無料で見学することができます。ただし、両方見学するのであれば、都度申し込みが必要です。衆議院は9時から16時まで、参議院は9時から15時まで、毎正時にツアーが始まります。ツアーは約50分(衆議院)または約60分(参議院)かかります。

参観受付窓口を訪問するだけ(予約不要)

見学ツアーに参加するには、当日見学したい院の参観受付所を訪問し、申請書に必要事項を記入して係りの方へ渡すだけです。

 衆議院参議院
見学できる曜日平日、土、日、祝月曜日から金曜日まで(土、日、休日、年末年始は休み)
参観受付所平日は「衆議院参観通用門」内、土曜、日曜及び祝日は「衆議院面会受付所」内の窓口参議院参観受付入口にて
見学時間約50分約60分
時間平日:8時 ~ 17時までの毎正時
(要16時までに受付を終了)
土、日、祝
9時30分、10時30分、11時30分
13時、14時、15時
午前9時から午後4時までの毎正時
注意事項10名以上の団体については、事前申込みが必要本会議が開かれる日は、開会予定時刻の1時間前から散会までの間は見学できません。

団体(10名以上)の場合は、事前に予約が必要

団体(10名以上)の場合は、事前に予約が必要です。予約はFAXで行うことができます。団体申し込み方法

衆議院団体受付参議院団体受付

前日までに、
参観申込書をFAX

送信日が平日の場合
FAX : 03-3581-7954
送信日が土日祝日の場合
FAX :03-3581-5387

事前に参議院参観受付
TEL : 03-5521-7445まで問い合わせ。

国会議事堂見学の注意点

見学できる曜日が異なるので注意

見学できる曜日は、衆議院が平日と土・日・祝、参議院は月曜日から金曜日までとなります。週末に見学したいのであれば、必然的に衆議院の見学となります。

手荷物検査の終了時間に注意

見学中は、手荷物の持ち込みが制限されます。ロッカーに入らないものや危険物などは持ち込めません。また、各回とも毎時40分から手荷物検査を開始し、毎時55分までには終了する必要があります。

撮影や録画が禁止されている場所がある

見学中は、写真撮影や録音・録画などが禁止されている場所があります。職員や衛視さんの指示に従ってください。

見学できない場所や時間帯あり

本会議が開かれる日や特別体験プログラムが行われる日など、見学できない場所や時間帯があります。

階段の上り下りがあり

階段の上り下りがありますので、なるべく歩きやすい服装や靴がおすすめです。(一応エレベーターもあります)

国会議事堂「衆議院」と「参議院」どちらの見学がおすすめ?

両院それぞれに見どころや魅力があるので「こちらの方が良い」と言いにくいのが実情です。

平日には両院とも見学することもできますが、見学は自由に動き回ることはできません。そのため、強制的に約2時間近くかかってしまいます。また、天皇陛下の御休所や中央広間など、共通の見学スポットもありますので、どちらか一方の見学だけでも十分満足できると思います。

以下ではどちらの院を見学するか決める際のポイントを少し解説します。

国会議事堂見学コースの違い

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画像:御休所 参議院HPより

両院の見学コースは下記のようになっています。

参議院見学コース
参観ロビー(参議院のみ)→ 参議院本会議場(参議院のみ)→ 御休所 → 貴族室 → 中央広間 → 前庭

衆議院見学コース
衆議院本会議場(衆議院のみ)→ 御休所 → 貴族室 → 中央広間 → 前庭

参議院の良い点 「参観ロビー」は体験コーナーや展示があって結構楽しい

貴族院時代の椅子や看板の展示を見たり、本物に似せた議員席に座る体験ができたりします。

これがかなり楽しいので、参議院の方が良かったという声も聞かれます。衆議院の場合、入館までの間地味なロビーで待つことになります。

衆議院の良い点 本会議場の撮影が可能

本会議場で撮影できます。テレビで目にする国会の会場を写真に収めることは良い記念になるでしょう。残念ながら国会のほとんどの場所は撮影禁止なだけにこれは大きなポイントです。

国会の傍聴方法について(2022年1月追記)

本記事の趣旨から少し外れてしまいますが、国会を傍聴する方法についても簡単にご紹介しておきます。

国会は、衆議院と参議院共に傍聴することができます。

・参議院本会議の傍聴

本会議開会の当日に傍聴受付窓口(参議院別館議員面会所内)を訪問し、傍聴券(先着順)を受け取ることで傍聴できます。

・衆議院本会議の傍聴

本会議の当日、衆議院面会受付所で一般傍聴券(先着順)を受け取ることで傍聴できます。

ただし、2020年以降は「感染症対策のため、傍聴については極力御遠慮願っている」とのこと。傍聴に行かれる際は注意が必要です。国会はインターネット中継でも見られますので、暫くはTVやインターネット中継の活用を検討されてはいかがでしょうか。

衆議院インターネット中継

参議院インターネット中継

国会議事堂へのアクセス、最寄り駅

東京メトロ『国会議事堂前』駅
丸の内線及び千代田線 1番出口(徒歩3分)

東京メトロ『永田町』駅
有楽町線、半蔵門線及び南北線 1番出口(徒歩3分)

最後に

以上、国会議事堂を見学する方法のご紹介でした。

国会の見学はその豪華な建物はもちろん、政治の中枢をつかさどる場所を目にすることができ、お子さんだけでなく大人でも(どちらかというと大人の方が)楽しめると思います。

東京に観光でいらした方はぜひ訪れてみてください。

→ 衆議院見学の手続き詳細はこちら

 参議院見学の手続き詳細はこちら

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