海外旅行を予定されている方、鞄のスリ対策は万全でしょうか?
人気観光地ではスリの被害にあう方も少なくありません。
特に東洋人はスリのターゲットになりやすく、各地の日本大使館も注意を呼びかけているような状態です。僕自身、以前パリを個人旅行する際、スリ対策に頭を悩ませました。(大袈裟ですが)
結果、一つのバッグを購入しました。
購入した理由は「スリ対策がしやすい鞄だったから」です。
それはどんな点だったのかをご紹介したいと思います。
目次
購入したバッグ はAIGLE PENTAGON 10L(廃番)
購入したのはエーグルの鞄(残念ながらすでに廃番)です。
用途としては街歩き用。財布や携帯、ガイドブックと小型の一眼レフカメラを収納できる大きさで探しました。
バッグ自体の機能を詳しくレビューをする意味がありませんので、ここでは「スリ対策」に絞って購入に至ったポイントをご紹介します。
海外旅行用カバンのスリ対策1|フラップ(ふた)付き
スリに対する第一の関門です。開ける際はカチッと音がします。
海外旅行用カバンのスリ対策2|両開きファスナー
ここも重要なポイントです。フラップ付きのバッグでも、メッセンジャーバッグなど、フラップをあけるとすぐに中身にアクセスできてしまうタイプが多いのですが、このバッグはファスナー付きです。
このファスナーにもうひとつスリ対策を施します。
安全ピンでファスナーを閉じてしまいます。
この対策、スリ予防にはなりますが、自身の利便性を大きく損ないますので覚悟が必要です。
海外旅行用カバンのスリ対策3|インナーポケット付き
スリへの関門はまだまだ続きます。財布や貴重品はインナーポケットに入れるようにすると更に安全です。
海外旅行用カバンのスリ対策4|キーホルダー付き
インナーポケットまでたどり着いたスリには最後の試練が待っています。キーホルダーには財布は伸びるチェーンを付け、財布をチェーンに取り付けます。
以上、ひったくりにあえば元も子もない機能と対策ですが、何もしないよりは安心感が全然違いますよ。
防犯対策万全の旅行用カバンpacsafe(パックセーフ)
僕のように普通のカバンで対策をするのも良いですが、世の中には「スリ」や「置き引き」などのトラブル防止を想定した専用のカバンも存在します。
pacsafe(パックセーフ)は、
- 鋭利な刃物からバッグの中の貴重品を守る
- スリや置き引きから荷物を守る
ことを目的としたバッグブランドです。
いろいろと考えるぐらいなら、最初からpacsafe(パックセーフ)のような安全なカバンを用意しても良いかもしれません。
スリに細心の注意を払いながら楽しく旅行を
僕は、やや過剰なスリ対策をして観光したおかげもあり、特に危険な目に遭遇する事もなく、無事に帰国する事ができました。
が、このような物理的な対策をすれば問題ないかと言えばそうではありません。どこが危険な場所なのか、どのような事例が起こりえるのか等、前もって調べておく事も必要です。
地下鉄&署名を求める集団に注意
海外の地下鉄はスリがいっぱい。日本と同じ感覚で乗車しているとあっという間にスリの被害者になってしまいます。
また、観光地に行くとなんだかんだ言いながら署名を求めて近づいてくる集団がいます。ほとんどの場合これはスリ集団ですので注意が必要です。
署名と言えば、東京にも署名と募金を求める海外からきた僧侶を装う詐欺集団がいますのでご注意下さい。上野や浅草などの観光地に出没していますよ。
スマートフォンの利用には細心の注意を
パリでは、スマートフォン、特にiPhone利用中にひったくりにあう事も頻繁にあるようです。電話も安心して使えないなんて日本では考えられないですが、とにかく緊張感を持って行動するしかなさそうです。
その他、在フランス日本大使館のHPには安全情報が掲載されていますので事前に確認してみてはいかがでしょうか。
在フランス日本大使館 安全情報
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/02000.html
【おすすめ記事】