10月になると、洋楽ファン&キャンプ大好き人間お待ちかね「朝霧JAM」の開催が迫ってます。
「朝霧JAM」は、貴重な洋楽フェスですので、僕もタイミングが合えば参加するようにしています。しかし、フジロックとは異なり、宿泊は完全にキャンプのみとなるフェスなので、初めて参加する方にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。
僕自身、もうすぐ準備を開始する必要がありますので、個人的な持ち物リストを作成しようと思います。初めて参加する方の参考になれば幸いです。
目次
朝霧JAM持ち物リスト
先に断っておくと、僕は会場で調理をしないのでその辺の装備がごっそり抜けてます。また、参加は車ではなく、新幹線orバスツアー利用を想定してますので、基本的には「軽く」「小さく」の傾向アリです。
必ず持って行くもの
・チケット
・財布(雨に濡れてもダメージの少ない旅行用がオススメ)
・スマホ
・イヤホン
・ザック(60Lぐらい)
・会場移動用の小型バッグ
・テント用品(テント本体、グランドシート、寝袋、スリーピングマット、ハンマー)
・ブルーシート(グランドシートとは別に)ステージ後方でゆっくりしたい時に便利。
・雨具(上下)
・ランタン
・携帯ライト
・防寒着
・帽子(防水)
・チェア
・寝具
・枕(キャンプ用)
・ジップロック
・耳栓(就寝時でも周りが賑やかなので)
・歯ブラシ
・マグカップ
・ボディシート(お風呂が無いので個人的には必須)
・サングラス
・虫除け
・常備薬
・日焼け止め
・モバイルバッテリー
・速乾タオル
・カイロ
持って行くか迷うもの
キャンプサイトで飲むコーヒーは格別に美味いのは知ってるんですが、あまりに雨が酷いと結局使用し無い事になるんですよね。デジカメも、同じく雨が降ると全く出番がなく、持って行くか迷うアイテムです。
・ニット帽(防寒用)
・小型ガスバーナー
・インスタントコーヒー
・Kindle
・傘
・カメラ
・長靴(大雨決定ならば、男性陣も最初から長靴参加もアリですね)
・マフラー
持っていくと便利!お勧めアイテム
人によっては無くてもなんとかなるけれど、あると便利だよってアイテムを幾つか選んでご紹介します。以前フジロックの持ち物リストで紹介したアイテムからほとんど進化してませんが、そのくらいお気に入りのアイテム達なのです。
LEDランタン
コンパクトで軽いので持ち運びが楽。テント内で使うのであれば十分な明るさです。僕も愛用してます。
超吸水スポンジ
テントの水滴対策用。普通の雑巾ではいくらあっても足りないぐらい結露したり、雨が降った後のテント撤収時にこれがあると便利です。
ハンマー
ハンマーはテント付属のものから交換した方が、作業効率ははるかに向上します。こちらのハンマーは良い値段がしますが、抜群に使いやすく、頻繁に使うならかなりおすすめです。
以前はこのハンマーも使っていました。値段のわりによくできているのですが、地面が硬すぎると打ち込むことが難しいことがあります。キャンプサイトAぐらいであれば問題ないですが、奥地の石が少し多いエリアでキャンプをする場合は金属製のハンマーをおすすめします。
スリーピングマット
寝心地改善はもちろん、朝霧JAMの寒さ対策にもスリーピングマットがあるのと無いのとでは大きく変わります。銀マットでも無いよりはだいぶマシですが、もう少し奮発してこのくらいを導入するとその快適さは桁違いです。
また、朝霧JAMは夜の気温が5度近くまで下がることもあり得るので、マットレスを2重にして地面からの寒さ対策をすることもおすすめです。
チェア
以前このブログでもご紹介したFIELDOORのヘリノックス風チェア。予算が厳しい方の強い味方です。
なんて、言いながら、一方では本家ヘリノックスの「チェアワン ミニ」が気になっていたりします。この椅子、本当に軽く(450g)、小さいながらもその快適性は失われていないので、朝霧JAMだけでなく、フジロックでも大活躍しそうな予感がするのです。
朝霧JAMの服装について
朝霧JAMの日中は半袖でも問題ないくらい暑い年もあれば、恐ろしく冷え込む事(10℃以下)もあります。
そのため、防寒用としてはダウン、厚手のフリース、化繊アウターなど、とにかく真冬に着るようなものを一つ用意しておくと安心です。アウトドアメーカー各社が発売しているジャケットなら、暖かさだけでなく動きやすさや撥水性も考慮されていることが多いのでおすすめですが、安く済ませるならユニクロのダウンでも無いよりは遥かにましです。ただし、防寒具があまりにも厚手過ぎると、雨が降ってきた際にその上から雨具を着る事ができないので注意が必要です。
ご参考になるかは分かりませんが去年の僕の服装はこんな感じ。
日中:機能性アンダーウェア+長袖シャツ+パタゴニアレトロXベスト
夜間:機能性アンダーウェア+長袖シャツ+化繊ジャケット+ハードシェル(雨具)
パンツは中厚手のアウトドア用パンツやグラミチのパンツを履いていることが多いです。
あと、上下ともにヒートテックのように1枚追加して暖かさを確保できるアンダーウェアがあると、就寝時も含め活躍すると思います。
朝霧JAMで使用するテントについて
朝霧JAMは、会場周辺に宿泊施設が用意されていませんので、2日間参加するのであればテント泊となります。
最近はテントのレンタルサービスがありますので手ぶら(テント用品に関しては)で参加することもできますが、購入を検討している場合、種類があり過ぎたり、用途・人数に寄って選ぶテントが変わるのでどれを買えば良いか非常に迷いますよね。
朝霧JAMのテントサイトは、レインボーステージ前のキャンプサイトAに設営するのか、その他のエリアにするのかで、難易度が大きく異なります。
キャンプサイトAはターブや火器の使用が禁止されているので、食事を作りたい方はキャンプサイトA以外を選ぶ必要があります。
キャンプサイトA以外のエリアまでの道は、坂あり泥あり(雨の場合)で、カートやワゴンで移動するのも一苦労です。大きなテントは居住性が良く、一度設営してしまえば快適ですが、設営場所までの移動が大変なことだけは覚悟しておいてください。
あと、寒さに関しても、広く大きいテントは不利です。小さいテントなら人の体温で空気が温まるので、温度に関しては小さい方が快適な場合もあります。
僕の場合、宿泊する人数が3人以上の場合は広い前室のあるテントを、
1人や2人までの場合は、もう少し持ち運びの楽な小さめのテントを持っていくことが多いです。
寝袋について
朝霧JAMの夜間はとても寒くなる事が多く、夏物の寝袋を使用していると寒さで寝られないなんて事になりかねません。まともな寝袋はいきなり1万円オーバーと少し高い買い物になりますが、10度近くまで気温の下がる朝霧JAMでは、健康状態に直結する可能性があるので少しだけ良い物を選ばれる事をお勧めします。
コンフォート温度が5℃前後の寝袋であれば、冷え込みの酷く無い年の朝霧JAMなら快適に寝られます。
- コンフォート温度:代謝が低く、寒さに対する耐性が低い人が寒さを感じる事なく睡眠できる温度
- リミット温度:代謝が高く、寒さに対する耐性が高い人が寒さを感じる事なく睡眠できる温度
このレベルの寝袋は、一年を通して使いやすいバランスの良い寝袋です。
ちなみに、僕の奥さんはモンベルの「アルパイン バロウバッグ #3」を使用していますが、10度前後なら快適で、5度以下だと足が寒いそうです。
確かに、夜の気温が5度以下になるような天気の場合は、コンフォート温度が5℃前後の寝袋よりももうワンランクはあげておかないと寒さで寝られない可能性があります。
ナンガであればこのレベルか、モンベルであれば#2の寝袋を選んでみてください。
まとめ
朝霧JAMは、寒さ対策さえなんとかなれば、フジロックや他の野外フェスとなんだ変わりません。まだ参加を迷っている方は、あまりハードル高く考え過ぎずに、気軽に参加してみてはいかがでしょう。(もし、あまりに寒いのであればお店で服を購入する事も出来ますし)朝霧JAM会場には、この上ない素晴らしいロケーションと音楽が待っていますよ!
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