今回はパタゴニアの長袖シャツ「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」のお話です。
上の写真は2012年に購入した「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」。
厳密には今回紹介する「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」と同じではないのですが、「シワ加工されたコットン素材が真夏でも肌にまとわりつかない」という基本のコンセプトが同じ商品です。
実際の「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」がこちら。
大きな違いは生地の厚みぐらいですね。
「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」は3.4オンスのオーガニックコットン、一方今回ご紹介する「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は2.8オンスのオーガニックコットンが使われていて、「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」の方がよりガーゼっぽい軽い着心地となります。
という訳で、今回のお話は僕が6年近く着続けている「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」に対する感想がメインなのですが、この商品はすでに廃番です。
パタゴニアのスタッフさんに確認したところ一番近い後継商品は「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」とのことですので、ここでは一部「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」と書き換えてご紹介しますね。
おかげで、やや分かりにくい話となっていますがどうかお許しを。
目次
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は真夏にも活躍する長袖シャツ
最初は「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」(厳密にはA/Cシャツなんだけれど)の良さについてご紹介しますね。
肌にまとわりつかない着心地が最高
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」の良さはなんと言っても着心地の良さです。
今でこそ「A/C」の表記が無くなってしまいましたが、「エアコンいらずの涼しいシャツ」というコンセプトは嘘じゃないですね。
実は、僕自身このシャツを購入した当初はいまいち信用していなくて、ふんわりしたこの素材がそんなに涼しい訳がないと思っていたのですが、それは間違いでした。
オーガニックコットン100%で作られたこのシャツは、ベタつきが猛烈に不快な日本の真夏でも肌とシャツの間を絶妙にキープしてくれるので、肌にまとわりつくことがありません。
また、涼しい風を適度に通してくれるので、体内の温度がシャツ内にこもる事もありません。
コットン100%のシャツが、化学繊維のハイテクなシャツ並(着心地を考えるとそれ以上)に快適だなんてびっくりですよね。
あまりにも着心地が良いので、僕は「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」を買った当時は本当にこればかり着ていた記憶があります。
おかげで、洗濯を重ねた結果、かなりサイズ感が変わっしまいました…。
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は活躍する期間が長い
パタゴニアの人気半袖シャツに「A/Cシャツ」という商品がありますが、使い勝手は「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」の方が上なんじゃないかと思っています。
その理由は、「着ることのできる期間の長さ」です。
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は、シャツ1枚でも十分となってくる春先から、ジャケットを必要としない秋まで、実に長い期間活躍してくれます。
ちなみに、真夏にも長袖の「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」を着るのか?と尋ねられたならば、その答えは「イエス」です。
あまりにも日差しが強く、ジリジリと肌が痛くなるような日には、長袖で、しかも暑くならない「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」が肌を守ってくれますし、電車や飛行機の中でエアコンが効きすぎている場合にも「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」があると安心です。
いくらなんでも長袖じゃ暑すぎるという場面でも、意外と袖をまくってしまえばほとんどの場合しのげてしまいます。
もちろん純粋な「涼しさ」は半袖の「A/Cシャツ」に敵いませんが、万能さならば「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」の圧勝と言えるじゃないでしょうか。
シワが目立たない「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は旅にも最適
シワ加工された「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」ですので、当たり前といえば当たり前ですが、雑に扱っても「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」のシワが気になることはありません。
僕の場合、真夏のキャンプや旅行では、日中はザックに雑に放り込んでおいて、少し肌寒くなったら「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」をtシャツの上に羽織る、という使い方をしています。
普通のシャツならばいくらアウトドアとはいえシワシワのしゃつではあまりにも見た目がみすぼらしくなってしまいますが、「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」ならば関係なしですね。
本当に使い勝手の良いシャツなのです。
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」はサイズ選びが超難しい
さて、最後になってようやく現行の「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」についてのお話です。
ご紹介してきたように「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」は相当に素晴らしいシャツなのですが、唯一にして最大の欠点があります。
それは、あまりにもジャストなサイズ選びが難しいのです。(もちろん個人的な感想ですが)
前述の通り僕の着ている「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」はすでに廃番で、現行は「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」になるのですが、サイズ感が大きく変わってしまいました。
一番大きな違いは着丈でしょうか。以前に比べて少し長くなっている気がします。
そして、袖の長さも問題です。海外ブランドにはよくありますが、袖がそれなりに長い造りになっていて、身長176cmの僕の場合Mサイズでは長すぎです。しかも、肩も落ちてしますのでMサイズは選べません。
それならば、現在着ている「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」と同様にSサイズを選べば良いじゃないかと言われそうですが、Sサイズだとサイズ感が変わっている為か、「ロングスリーブ・A/Cステアーズマン・シャツ」では問題なかった一番下のボタンがかなり窮屈なのです。
下半身が太めな僕の体型によるところが大きいのですが、肩幅や袖、胸囲は問題ないのに、一番最後のボタンだけなかなか閉まらないという状態となってしまいます。
という訳で、僕は現行の「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」にジャストで着ることのできるサイズが無いという残念な状況です。
もちろん体格は人それぞれですので、誰もが僕と同じような状況になる訳ではありませんが、とりあえず「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」を検討するのであれば必ず試着をすることをおすすめします。日頃選んでいるのサイズで購入すると失敗する可能性がかなり高いです。
ころころ変わるパタゴニア製品のサイズ感、本当にどうにかならないものなんでしょうか…。
まとめ
「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」のご紹介でしたが、最後はやや愚痴っぽくなってしまいました。
ごめんなさい。
だって、今すぐにもで「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」が欲しいのに、サイズが合わないので買えないのです。
ご紹介してきたように「ロングスリーブ・ステアーズマン・シャツ」自体は素晴らしい商品ですので、サイズさえ合うのであれば間違いなく「買い」の商品です。自信をもっておすすめします。
ただし、何故か毎年難易度の高いカラーが多いので、とりあえず無難な「ホワイト」をチョイスした方が良いかもしれませんね。(僕の持っているカラーも家庭内ではやや不評です。)
そして、くれぐれもサイズだけは要注意です。試着はマスト、通販などで無理な場合は公式オンラインショップのようなサイズ交換できるサイトで購入すべきです。
僕もサイズさえ合えばホワイトを買うのになぁ。
【関連サイト】
パタゴニア製品をサンデーマウンテンでお得に!
パタゴニア製品を探すなら、正規取扱店のサンデーマウンテンも要チェックです!
パタゴニア製品がかなり豊富に揃っていることに加えて、以下の見逃せないメリットがあります。
- 3,980円以上の購入で送料無料
- お買い物ごとに10%のポイント還元
- パタゴニア公式サイトよりも早くセールが開始され、期間も長い
- 公式サイトで品切れとなったカラーやアイテムも入手可能なことが多い
パタゴニア製品をお探しの際は、サンデーマウンテンのチェックをお忘れなく!
サンデーマウンテンの詳細はこちら→ patagonia / パタゴニア
【関連記事】
パタゴニアの山シャツ「ロングスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツをレビューします
多機能すぎ!パタゴニアの山シャツ「ロングスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツ」をレビュー
パタゴニア Patagonia メンズ・ロングスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツ TNGR M パタゴニアから2024年秋冬の新作として発売された「ロングスリーブ・セルフガイデッド・サン・シャツ ...
続きを見る
猛暑の定番Tシャツパタゴニア「キャプリーン クール デイリー グラフィック シャツ」をレビュー
真夏のアウトドアに最適!パタゴニア「キャプリーン クール デイリー グラフィック シャツ」をレビュー
パタゴニア「キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・シャツ」のレビューです。 「キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・シャツ」はパタゴニアの人気アイテムですが、僕が実際に購入したのは20 ...
続きを見る
パタゴニア『フィヨルド・フランネル・シャツ』が着心地良すぎて素晴らしい
秋冬になると、つい手が伸びるお気に入りのアイテム。それがパタゴニアの『フィヨルド・フランネル・シャツ』です。 その汎用性と快適さから、秋冬シーズンにおいて間違いなく活躍の機会がトップクラスに多い一着で ...
続きを見る