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パタゴニア・ギIII・ショーツが快適&便利!旅パンツに活躍間違い無し

2017年4月30日

今回はパタゴニアの定番ショーツ『Gi III Shorts』(ギIII・ショーツ)をご紹介しようかと。

パタゴニアの公式サイトでは、「ギIII・ショーツはクライミング、ハイキング、トレッキングに最適なショーツ」として発売されていますが、アウトドア用だけに使うなんてもったいない。

同じくパタゴニアの人気ショーツ「バギーズ・ショーツ」と同様に、

「旅に」

「日常に」

「アウトドア」

にと、万能なショートパンツなんです。

ギIII・ショーツの快適な履き心地は手放せなくなる

僕がGi III Shorts(ギIII・ショーツ)を履いているのは、真夏の「旅行」や「フェス」など。

・履き心地の良さ

・1着で複数の役割をこなせる

・汚れや濡れにも強い

というGi III Shorts(ギIII・ショーツ)の特徴が、普段よりも少しアクティブに活動する時に便利なんです。

それぞれの良さについては後述しますが、一番の決め手となっているのは何と言っても「履き心地の良さ」です。

どんなに高性能なショーツでも、はき心地が悪ければ選択肢から漏れてしまいますよね。

そもそも、「はき心地の悪い服なんか買わないよ」と言われてしまいそうですが、「履き心地」と「見た目」さらに「機能性」のバランスって意外と難しく、買ってみたものの、思いの外使いにくいなぁと感じる洋服ってありませんか?

僕は同じくパタゴニアの「バギーズ・ショーツ」も大好きで、暑くなってくると本当にしょっちゅう履いているのですが、「見た目」の評価、特に奥様からの評判があまりよろしくなく(丈が短すぎるとか)、一緒に外出する際にはあまり利用しにくいんですよね。

その点、Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)は大人でも違和感なく履けるデザインに、アウトドアメーカーならではの快適さを兼ね備えた、僕にとって使い勝手の良すぎるショーツなのです。

快適さについてもう少し詳しく解説しますね。

軽量なナイロンで作られたGi III Shorts(ギIII・ショーツ)の重さは僅か215g。グラミチのコットン製ショーツの約半分の軽さです。

履いているのを忘れるなんて事を言うと少し大げさですが、この軽さは一度経験すると癖になります。しかも、アウトドア用途で作られているだけに、動きやすく、さらっとした肌触りはジトジトした真夏でもベタ付く事もありません。

着心地の涼しさと、デザインのバランスの良さも気に入っている点です。

裾幅が広くなればなるほど快適性は増しますが、その分ダボついて見た目が悪くなってしまいます。その点、Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)は、適度にスリムな作りになっており、野暮ったさを感じがしないのにも関わらず、涼しさはしっかり確保してくれます。

涼しさに関してはアウトドア用ショーツですので当然と言えば当然なのですが、そこにしっかり見た目の良さも加えてくる点は、まさにパタゴニアの真骨頂といった感じです。

ギIII・ショーツは1着で複数の役割をこなせる万能選手

旅行用に使用する事が多いギIII・ショーツですが、「少しでも荷物を減らしたい」という理由から選んでたりします。

  • 移動用
  • 運動もできる(アウトドア用ですから当たり前ですが)
  • 水着代わりにもなる

等、夏の旅行用ショーツとしては1着で何にでも使えるギIII・ショーツが便利なんですよね。

「本当に水着代わりにもなる?」と聞かれると、専用に作られている訳ではないのでやや微妙ですが、速乾性に加え、ポケットが水捌けの良いメッシュ素材になっているなど、水着としても使えなくはない作りになっているのです。

実際、ギIII・ショーツを購入する際、パタゴニアショップの店員さんに「何用途を想定してるんですか?」と尋ねましたが、「陸でも海でも、どこにでも行けるように作られてます」との回答だったように記憶しています。

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)のポケットが凄く便利

ポケットの話をもう少し。

ギIII・ショーツを気に入っている点として、ポケットの便利さがあります。

ギIII・ショーツには、左右のポケットに加え、サイドポケットと後ポケットにはジッパーが取り付けられており、移動時にポケットから大事な物が落ちてします事がありません。

しかも、サイドポケットにはキーループがついています。

服を買う時に、このキーループの有無を気にする方は少ないと思いますが、ポケットの中に鍵を入れておく場合、キーループがあると安心感が全然違います。

特に、旅行やアウトドアでは、このキーループの有難さを実感する瞬間が絶対にあると思いますよ。

頼もしいGi III Shorts(ギIII・ショーツ)の速乾性&耐水性

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)は速乾性の高い素材で作られています。

この速乾性の高さのおかげて、

  • 移動中、雨に濡れてしまった
  • 旅先で汚れてしまい洗濯した
  • ショーツのまま水遊びをして濡れてしまった(甥っ子の水遊びに急遽付き合ったりしたなぁ)

等、助けられる場面が多々ありました。

夏であれば一晩干しておけば翌朝には間違いなく乾いていますので、旅の荷物を減らしたい時にも本当に重宝しますし、速乾性だけでなく、DWR(耐久性撥水)加工も施されていますので、少々の雨であればそもそも染み込む事もなく安心です。

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)のベルト&ファスナーも便利

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)のウエストには伸縮性がありますが、ベルトもついていますのでさらに微調整ができて便利です。

このベルトは結構しっかりした強度があり、アウトドアで使う時はウォーターボトルや速乾タオルをぶら下げたりしています。また、ベルトはセパレートするタイプで、脱着もしやすいです。

ファスナーについても一言。

ショーツの中にはファスナーがついていない物も多いですが、Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)はファスナー付きです。僕はファスナーの無いパンツがどうも苦手なんですが皆さんはいかがですか?

この「好み」、僕だけかしらと思っていたら、グラミチの新商品でファスナー付きのタイプが増えてきましたので、どうやらそうでも無さそうですよ。

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)はカラーも秀逸

僕がGi III Shorts(ギIII・ショーツ)を購入したのはもう4年以上前ですが、最近はカラーの選択肢が増えて物欲を刺激されています。

現在は全4色。

購入当時は無かったグラスブルーや、

グリーンもあります。

僕の使っているカラーは少し油断すると「探検隊」っぽくなってしまいますが、上の2色はいいですね。ますます日常使いしやすそうです。

もう一着欲しいぞ。

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)のサイズ

パタゴニア製品は商品次第でサイズ感が大きく異なりますので、参考までに僕の購入したサイズをご紹介しておきますね。

僕は、176cm、体重70kg。パタゴニア製品はほとんどの場合Mサイズ(他のパンツだと32インチ前後)を選べばOKなのですが、Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)の場合もMサイズを選びました。

Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)は特に特殊なサイズ感ではありませんので、パタゴニア製品をすでにお持ちの方はいつものサイズでOKだと思います。

ギリギリどちらのサイズか判断しにくい場合、ベルトで微調整できますので、大きいサイズの選んでも良いかもしれませんね。

まとめ

結局「バギーズ・ショーツ」と同じような事を書いてしまいましたが、どちらも甲乙つけがたい「旅」にも「日常」にも便利すぎなおすすめショーツです。

僕が旅行に持っていく場合、

・移動時にショーツを履くならGi III Shorts(ギIII・ショーツ)

・風呂の後や室内用に快適性を求めるならバギーズ・ショーツ

という感じで使い分けます。

どちらも非常に軽いので、宿泊日数が多い場合は結局どちらも持っていく事が多いですが、旅行用としては、Gi III Shorts(ギIII・ショーツ)の方が便利かなぁ。

旅行用に便利なショーツをお探しならば、ぜひパタゴニアのGi III Shorts(ギIII・ショーツ)を候補に入れてみて下さいな!

追記:後継「パフォーマンス・ギ IV・ショーツ」について

残念ながらご紹介した「ギIII・ショーツ」は廃番となり、2018年現在は後継の「ギ IV・ショーツ」が販売されています。

両者の一番の違いは素材です。

撥水性のある軽量なナイロンで作られていた「ギIII・ショーツ」に対し、「ギ IV・ショーツ」はオーガニックコットンがメインの素材となっています。

そのため、「ギIII・ショーツ」の特徴だった軽さや撥水性といった機能は省かれてしまいました。

ただし、もちろん素材が変わった恩恵もあり、耐久性や、ナチュラルな素材による着心地の良さが向上しています。

シルエットも「ギ IV・ショーツ」はスリムフィットへと変更されていますので、より日常用途を意識したモデルへとリニューアルしたと言えるのではないでしょうか。

個人的には「ギIII・ショーツ」の軽さが好みだったので、この変更は少し寂しいものがありますが、日常で活躍する機会が増えそうなショーツとして、これはこれで「アリ」ですよね。

さらに追記:「パフォーマンス・ギ ・ショーツ」の後継について

残念ながら「ギ ・ショーツ」は廃番となってしまいました。

現行品で探すとしたら、カジュアル寄りの用途なら「アウトドア・エブリデー・ショーツ」、アウトドア用途も意識するなら「ベンガ・ロック・ショーツ」あたりになりそうです。

「アウトドア・エブリデー・ショーツ」は結構良さそうなのですが、ウエスト部分ががばっと開かないので要注意です。(僕はちょっと履きにくいです)

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