原材料や物流コストの高騰、おまけに猛烈な円安の影響もあり、カメラやレンズの値上がりが続いています。
おまけに半導体不足も重なり、カメラやレンズは慢性的な品不足まで発生している始末。これから益々カメラメーカー各社から値上のお知らせが続くことでしょう。
今はまさに欲しい時が買い時。損をしないためにも各社の価格改定情報(漏れなく値上情報)をまとめておきます。
※随時更新します
目次
ソニーは2022年4月1日よりミラーレス一眼カメラやデジタルスチルカメラを値上
ソニーは2022年4月1日よりミラーレス一眼カメラやデジタルスチルカメラを値上します。
値上対象にはILCE-6400やILCE-7Cなどの人気商品も含まれています。
【値上対象】
- ミラーレス一眼カメラ:8商品
- デジタルスチルカメラ:5商品
詳細:対象製品リスト(PDF)
キヤノンは2022年4月7日からレンズやコンパクトカメラを値上
キヤノンは2022年4月7日からミラーレスカメラ用交換レンズやコンパクトカメラの一部を値上すると発表しています。
【値上対象】
- ミラーレスカメラ用交換レンズ(RFレンズ):17商品
- コンパクトデジタルカメラ(IXY):1商品
詳細:ミラーレスカメラ用交換レンズ及びコンパクトデジタルカメラ 価格改定品一覧表(PDF)
リコーは2022年2月1日よりGRアクセサリーを値上
リコーは、2022年2月1日より一部のGRアクセサリー商品を値上します。ワイドコンバージョンレンズGW-4や、外部ミニファインダーGV-2などが対象です。
【値上対象】
GRアクセサリー
ケンコー・トキナーは2022年4月15日よりスリック製品を値上
ケンコー・トキナーは、スリック製品を2022年4月15日から順次値上します。
【値上対象】
- 三脚&三脚アクセサリー
詳細:スリック製品(三脚&三脚アクセサリー)価格改定のお知らせ
ハクバはベルボン製品を2022年2月1日に値上
ハクバはベルボン製品を2022年2月1日に値上します。三脚や雲台など、中には1万円以上の値上となる商品もあります。
【値上対象】
- 三脚&一脚、アクセサリー等
ニコンや富士フィルム他、各メーカーもカメラ、レンズの値上は避けられない?
2022年4月6日時点では、キヤノンとソニー以外のカメラメーカーから値上のお知らせはありません。
しかし、近い将来その他のメーカーも値上は避けられないのではないでしょうか。
2015年に現在と同レベルの円安を経験していますが、翌年にニコンや富士フィルムはレンズやカメラアクセサリーの値上を実施しています。
実施時期はニコンが2016年3月1日、富士フィルムは2016年9月16日でした(オリンパスは2020年1月に値上を実施)
前回よりも値上となりそうな要素が多岐にわたるため、残念ながらユーザーとしてはかなりの確率で値上されることを覚悟しておいた方が良さそうです。
各社から値上の発表があり次第、このページでも追記したいと思います。