友人から「ユニクロのサングラスが良いらしい」という話を聞き、ユニクロ銀座店に立ち寄ってみたところ、気になっていたモデルがセールで発売されていたので早速購入してみました。
それが、今回ご紹介する折りたためるサングラス「ウェリントンホールディングサングラス」です。
ユニクロ「ウェリントンホールディングサングラス」は格安ながらも高機能で質感も高い
先ず驚きなのはその価格です。
セール価格でなんと990円!
恐らく相当に意識しているであろうレイバンのウェイファーラーや、オークリーのフロッグスキンなどに比べるととんでもなく安い価格で販売されているのです。
980円で買うことのできるサングラスなんてどうせ玩具みたいなものなんでしょ?なんて思っていましたが、意外や意外、かなりハイクオリティな商品なんです。
サングラスですので紫外線防止は当然として、さらにブルーライト低減機能と、反射防止機能まで付いているのです。
- 紫外線透過率 1%以下
- 可視光線透過率 16%
- ブルーライト低減 15%以上
可視光線透過率という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、光をどれだけ通すかという値になります。
つまり、この「ウェリントンホールディングサングラス」に関しては84%の光を遮断するレンズになりますので、かなり日差しの強い中でも眩しさを感じることなく使用できるモデルと言えそうです。もちろん、可視光線透過率の値が低ければ良い訳ではなく、用途次第になりますので、ここは注意が必要です。運転中、トンネルの中などでは間違いなくかなり視界が悪くなってしまいます。
面白いのは、ブルーライト低減機能が付いていることですよね。
レンズが暗いので会社勤めの方が職場で使用できるようなモデルではありませんがデジタルディバイスを多用する現代では、かなり重宝する機能であることは間違いありません。
反射防止という機能もいまいち分かりにくいですが、レンズ自体に映り込みを抑えるコーティングがされているという事なんじゃないかと思います。
※ユニクロ「ウェリントンホールディングサングラス」は偏光レンズではありません
本体は中国製。さすがにオークリーやレイバンのようにUSA製やイタリア製ではありませんが、この多機能なサングラスを低価格で販売するためですから何の問題もありませんよね。
何よりも、「ウェリントンホールディングサングラス」は言われないと絶対に980円(定価は1,500円)とは思えないぐらいにフレームの質感が高いです。
マットなフレームはチープさがなく、少し大げさかもしれませんが「1万円!」と言われても信じる人がいるかもしれません。
980円で販売できるサングラスなんて映画館で配っている3D用のメガネぐらいの質感だと思っていましたから、これには相当に驚かされました。
ユニクロ恐るべし、です。
旅にも便利!折りたたみ機能
僕がこのユニクロ謹製「ウェリントンホールディングサングラス」に興味をもったのは本体がコンパクトに折り畳めるからなんです。
折りたたみサングラスという製品はユニクロがオリジナルではなく、モノすご~く参考にしたであろうレイバンに昔から存在する製品です。
「ウェイファーラーフォールディング」という製品ですね。
この「ウェイファーラーフォールディング」は非常に人気のある商品ではあるのですが、値段がユニクロサングラスの10倍以上(定価だともっとします)するのと、その機能ゆえやや壊れやすいという評判を目にしたことがあります。
一方今回購入した「ウェリントンホールディングサングラス」です。
値段は先にご紹介した通り格安。
そして、
この状態から、
こうなって、
ここまで折りたためるのです。
本当にコンパクトです。
レイバンに比べると折りたたみは同等、価格は断然安いだけに、「レイバン」というブランド名さえ必要ないのであればこれで十分って方も多そうです。
しかも、コンパクトになる「ウェリントンホールディングサングラス」は旅にもぴったりですよね。
「失くす」「落とす」「壊す」と、サングラスは意外と長持ちしないものですが、この機能と価格ならば旅用サングラスとして使わない手はありません。
唯一の欠点は専用ケースが無いことでしょうか。
どうせならばユニクロからこのコンパクトさを活かせるケースを格安で発売して欲しいものです。
オークリー「フロッグスキン」とも比べてみた
手持ちのオークリー「フロッグスキン」とも簡単に比較してみましょう。
本来比較すべきなのは上でご紹介した「ウェイファーラーフォールディング」なのでしょうが、残念ながら持っていませんのでお許しを。
上がオークリー「フロッグスキン」、下がユニクロ「ウェリントンホールディングサングラス」です。
ご覧のように正面からの見た目には大きな違いはなし。
ただしかけ心地に関しては結構大きな違いがあります。
オークリー「フロッグスキン」がすっとかけられるのに対して、ユニクロの「ウェリントンホールディングサングラス」は少しタイトなかけ心地なのです。
両者を並べて比べてみると違いは明確です。
左のユニクロ「ウェリントンホールディングサングラス」の方がフレームがしっかりと湾曲しています。
このかけ心地に関しては頭の大きさ(僕は大きめ)や、好みにも依存する点なのでどちらが良いと断言できるものではありませんが、個人的に好きなのはオークリーの方です。
ちなみに重さに関しては30gの「ウェリントンホールディングサングラス」に対し、オークリー「フロッグスキン」は23gと軽く、たった7gの違いではありますが両者をかけ比べると上記締め付けの影響もあってか、断然「フロッグスキン」が軽く感じてしまいます。
レンズの見え方についてはもう少し検証の時間が必要ですが、ファーストインプレッションとしては「ウェリントンホールディングサングラス」も捨てたもんじゃないですね。かなり好印象です。
定価ベースでも10倍以上高い「フロッグスキン」だけに、もっと大きな違いを感じるかと思いましたが、ユニクロ「ウェリントンホールディングサングラス」が大健闘しているように感じます。
まとめ
ありとあらゆるアイテムを「ユニクロで良いかも」と思わせ大成功しているユニクロですが、サングラスに関しても日常使いであれば何の問題もないぐらいのハイクオリティな製品を、驚愕の低価格で販売しているようです。
僕はそれでもレイバンやオークリーを今後も結局買ってしまう気もしますが、サブのサングラスとしてはユニクロのサングラスが相当に活躍しそうな予感です。
ホント恐るべしユニクロですね。
注意点としては、ご紹介したように「ウェリントンホールディングサングラス」はすでにセール価格になっていましたので、今後も継続販売されるのかは不明です。在庫限りで終了という可能性も大いにあり得ますので、気になる方は早めに確保しておくことをおすすめします。
【紹介アイテム】
・ウェリントンホールディングサングラス(ユニクロ)
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