昨年(2020年)は残念ながら中止(延期)となってしまったフジロック。
2021年は国内アーティストのみという異例のラインナップながらも、開催に向けて着々と進んででいるようです。
ご存知の通り、2021年のフジロックはラインナップ以外も異例尽くし。そもそもオリンピックの影響で開催日程が例年とは異なりますし、感染防止対策という一昨年までは全く考えもしなかったことを念頭にいれながらの参加となってしまいます。
そこで、フジロック21に行くなら何を持っていく?ということを思いつくままに書き留めてみたいと思います。
ちなみに、例年通りのフジロックの持ち物に関しては随分と昔に別記事していますので、今回は2021年のフジロックならではの持ち物に限定して考えています。
\例年のフジロック持ち物リストはこちら/
目次
薄手のダウンジャケットか化繊ジャケット
先ずは寒さ対策から考えますか。
公式サイトによると、8月の苗場は比較的涼しく、早朝には10度以下になることもあるそうです。10度以下となると、東京では12月や1月の日中がそのくらいの温度でしょうか。完全に冬ですよね。冷暖房完備のホテル組はさておき、2021年もキャンプをする予定の方は想定外の寒さに備えておいた方が良さそうです。
実際にそこまで寒い日があるかどうかは神のみぞ知る、ですが、念の為にコンパクトに持ち運べて温かいダウンジャケットや化繊のジャケットなどを用意しておいてはいかがでしょうか。ユニクロのウルトラライトダウンなんかでも1着あるだけで安心感は段違いなはずです。
ちなみに、僕がすでに持っているアイテムから持っていくとしたらパタゴニアのマイクロ・パフ・フーディかなぁ。
使わなくてもそこそこ小さくなるので邪魔にはなりませんし、それなりに温かいので安心感を得られそうです。あと、ダウンジャケットと違い、多少雨にぬれても気を使わなくて良い点も、フジロックには最適そうです。
長袖シャツや長袖Tシャツ
日中や夕方以降の寒さ対策にも気をつかっておいた方が良さそうですよ。
最高気温は30度に届かず、夜は20度以下になることを想定すると、半袖のTシャツだけでは寒そうです。
雨具は常に持ち歩くと思いますのでTシャツ&雨具でなんとかなるかもしれませんが、念の為に長袖のシャツやTシャツなどを1枚持って行ってはいかがでしょうか。
実は、僕は例年でも長袖のTシャツを持ち歩いています。寒さ対策(7月開催のフジロックでも寒い日はありますよね)だけでなく、雨具が地肌に張り付くことを防いでくれる長袖はかなり重宝するんです。
持ち歩きの荷物が増えてしまう点だけが難点ですが、毎年救われていますので長袖シャツや長袖Tシャツはぜひご検討を。
暖かめの寝袋や寝具
キャンプをする方は、例年よりも寝袋の暖かさにも気を使う必要がありそうです。
毎年使っていた真夏用の寝袋では寒くて寝られなかった、なんてことになったら悲惨です。
今の御時世、風邪をひいてしまうと周りの方はかなり気を使いますし、ご本人も気が気でない中でフジロックを過ごすことになってしまいます。
就寝時の寒さに関しては着るもので調整しても良いかとは思いますが、あまりにもペラペラな寝袋や寝具をお使いの方はもう少し暖かい寝袋を用意してはいかがでしょうか。
何を選ぶか困ったら、とりあえずモンベルで選んでおけば間違いないかと。お近くのモンベルでご相談ください。
関連サイト:モンベル
マスク×マスク×マスク×マスク
今年絶対に忘れてはいけないアイテムの一つ、それはマスクです。
2021年のフジロックは「マスクの常時着用は必須」ですので、兎にも角にもお忘れなく。
今更そんなことを言われなくとも忘れることは無いと思いますが、問題は「何枚持っていくか」ということです。会場では汗をかくでしょうし、雨にも濡れるでしょう。食事中に落としてしまうこともありそうです。
そう考えると、何枚かの予備を常に持ち歩いておく必要があるのではないでしょうか。
僕はかなりの心配性なので、1日3枚以上の予備マスクを持ち歩くと思います。
木曜日から参加するならば4枚×5日分(木〜月)の計20枚。結構な枚数になりますね。
予備のマスクは濡れると嫌なのでジップロックにでも入れておくかなぁ。(マスクの持ち運びは関係なしに、ジップロックは万能なので用意しておきたいですね)
マスクといえば、フジロックの公式サイトは「不織布」を推奨しています。報道を見る限り、ウレタンや布マスクに比べ随分と効果に差があるそうです。自身だけでなく周りの身を守るためににも「不織布マスク」をいくつか用意してはいかがでしょうか。
携帯用のアルコールと除菌シート
マスクと同様に、携帯用のアルコールと除菌シートも「絶対に忘れたら駄目なやつ」ですよね。
恐らく会場には例年とは比較にならないぐらい手洗い場や除菌用のアルコールが設置してあるはずです。
ただし、アルコールが常に補充されているとは限りませんし、トイレの取手や便器、レバーなども都度除菌した方が安心でしょう。
携帯用のアルコールはこんなやつを用意し、
足りなくなったら補充できるように予備も持って行った方が良さそうです。
ただし、アルコールは火気厳禁ですし、かなり熱くなるテント内での保管にも注意が必要そうです。どうかご注意を。
サコッシュ
携帯用のアルコールや除菌シートをさっと取り出せるサコッシュが例年以上に活躍しそうです。
毎年財布やスマホ入れとして使っていますが、アルコールや除菌シートのサイズ次第ではサコッシュも少し大きめな物の方が便利かもしれませんね。
本(キンドル)やイヤフォンなど
2021年のフジロックは、全ステージ24時前に終了します。
宿やテントに戻ってもすぐに寝られそうにない、という方は時間を持て余した時に備えて何か用意しておいても良さそうです。(スマホさえあれば問題ない気はしますが)
「音楽を聴き足りない」という方はぜひイヤフォンやヘッドホンのご持参を。スピーカーの使用は迷惑なのでやめておきましょう。
水筒やボトル
テント泊を予定している方は、水飲み場の密を避けるためにボトルや大きめの水筒があれば便利そうです。(僕は例年も持参していますが)
わざわ歯磨きをする為だけに水飲み場まで行く必要がなく、非常に便利です。
体温計
例年ならば絶対に持って行きませんが、2021年のフジロックなら体温計を用意しておいても良いのではないでしょうか。
少しでも怪しいと思ったら宿やテントに戻り体温の確認を。熱があるならば以降は出歩かない事が大切です。
ちなみに、会場でも各所で検温を実施するそうです。
まとめ
以上、フジロック21に行くなら持っていく物のご紹介でした。
「行くなら」なんて歯切れの悪い表現にしていることからお分かりのように、僕は2021年のフジロックはお休みいたします。
ラインナップがどうであれ、苗場の環境ならば絶対に満足できることは分かっていますが、リスクがゼロではない現状では無理をしてでも行くという決断はできず、残念ですが今年は自宅から皆さんの楽しんでいる様子を眺めたいと思います。(中継あるのかしら)
フジロック21に行かれる方はどうかくれぐれもご自身と周りの方の健康大優先でお楽しみを。無事開催され、来年以降に再びいつものフジロックが戻ってくることを願っています。
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