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Yongnuo製「YN560 III」は格安ながらも超使えるスピードライトだった!

2017年2月8日

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屋内で人物を含む撮影をする必要があった為、急遽スピードライトを購入しましたよ。

風景写真や、自然な人物撮影をするならスピードライトなんて不要と思っていたので、今までスピードライトには興味が無かったのですが、いざ購入するとなると、メーカーの純正は結構なお値段なんですね。

今後どこまで使うか分からない買い物だけに、4万弱の出費は勇気が必要です。

散々迷った結果、今回は中国製の格安スピードライトYongnuo製「YN560 III」を購入したのでした。

 

Yongnuo製スピードライト「YN560 III」について

「YN560 III」の価格はなんと7,200円(Amazon)。

ニコンのSB-700が37,000円程度する事を考えると、3万近く安い値段で購入できてしまいます。

中華製おそるべし。

ちなみに「YN560 III」の基本性能はこんな感じ。

ガイドナンバー:58(ISO 100、105mm)
フラッシュモード: M、Multi/スレーブ機能:S1、S2、RX
オートズーム範囲:24、28、35、50、70、80、105mm
上下回転角:-7~90度
左右回転角:0~270度
電源:単三電池﹙アルカリマンガン乾電池/ニッケル・水素充電池が使用可﹚
発光回数:100~1500回﹙AA アルカリマンガン乾電池時﹚
リサイクルタイム:約3s﹙AA アルカリマンガン乾電池時﹚
色温度:5600k
フラッシュ時間:1/200s~1/20000s
フラッシュ出力制御:8レベル光量制御(1/128~1/1)、29段階光量微調整
ワイヤレストリガ距離:100m ﹙2.4Gワイヤレス﹚、室内20~25m、室外10~15m
その他の機能:ズームストロボヘッド、サウンドインジケーター、自動保存設定、PCポート、省電力モード、熱保護
サイズ:約60×188 ×75mm
重量:約540g﹙本体のみ﹚

「YN560 III」にはもちろん安いなりの理由がありまして。

  • 自動調光には対応していません
  • ハイスピードシンクロにも非対応です

よって、すべてマニュアルで設定する必要があります。

僕のようなスピードライト初心者だと「フルマニュアルで使いこなせるのか?」って心配になってしまいますね。

「YN560 III」基本性能の注目ポイント

「YN560 III」の価格ばかりに目が行きがちですが、この価格でニコンやキヤノンの上位機種並みのガイドナンバー58ってところが注目ポイントです。

この価格ならば、物撮り用に何個か買っても本当に少ない出費で済みますね。

また、別売りのコントローラー(4,000円ちょい!)を買えば多灯ストロボの環境が格安で構築できてしまえそうです。

追記:YN560-TXを追加しました

ワイヤレスコントローラーの「YN560-TX」を追加しました。取説ではほとんど何も分からない事以外、「YN560 III」同様に普通に使えて素晴らしく便利です。

Yongnuo製「YN560 III」は想像よりもはるかに質感良し

心配だった質感もなかなかのものですよ。

 

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箱を開けると、

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英語と中国語の説明書。

結局読んでません。

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意外とまともなソフトケースも付いてきます。

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そして本体。

知らない人ならば、価格を自白しなければそんなに安物だと気がつかないんじゃないでしょうか。

上下左右の回転部分は適度な強度があり、撮影中何度も動かしましたが、心配になるような「ヤワさ」は一切ありませんでした。

「YN560 III」の電池は単三電池4本を使用

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「YN560 III」は単三電池を4本使用します。

撮影中、250枚程度撮影して交換となりました。

もちろん交換頻度は設定次第で大きく変りますので何の参考にもならないですが、異常に電池がすぐ無くなるなんて商品ではなかったので安心しました。

電池については、何度も単三電池を購入するのは面倒なので、後日Amazon製の充電池を購入して使ってます。

「YN560 III」の対応機種

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僕はニコンのD7000で使用。

問題なく使えました。

基本的に標準ホットシュー(ユニバーサル・ホットシュー)に対応するカメラであれば使えるようです。﹙Canon、Nikon、Olympus、Pentaxなど)

しかし、ソニーのカメラだけは別途アダプターが必要となるようですのでご注意下さい。

「YN560 III」を使用してみた感想

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購入してから何度か使用していますが、今のところ大満足です。

心配していた「フルマニュアル」でしか使用できない点も、撮影前に何度も調整できる環境でしか撮影しない為、何の問題もありませんでした。

可動範囲は広く、あらゆる場面でバウンス撮影が可能ですし、自然な色味にも満足しています。

そして、何よりも今までスピードライト無しで一眼レフを使ってきた自分を後悔しています。

なんて無駄な時間を過ごしてきたのでしょう!

どなたかのブログで「初心者こそスピードライトを買うべき」という記事を読んだ事がありますが、まさにその通りでした。

まとめ

繰り返しになりますが、「YN560 III」はお値段以上の価値あり。

「安物買いの銭失い」にはならない、貴重な製品です。

迷うぐらいだったら買ってしまって良いと思います。

ただし、あくまで「フルマニュアル」の操作を必要としていますので、結婚式なんかの取り直しができない場面には使いにくいですね。

購入時には用途をよく考えて検討される事をおすすめします。

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