門前仲町「深川めし」おすすめ２店！

東京メトロのCM「find my Tokyo」のイメージキャラクターが女優の石原さとみさんに代わり、初CMは筆者の住む街「門前仲町」が舞台となってます。日頃も見慣れた風景も、画面の中に女優さんが入るだけで、俄然素敵な街に見えてくるから不思議です。

あんなキラキラした顔で門前仲町を眺められるのは彼女だけでしょう。

そのCM中、石原さとみさんが恐ろしく美味しそうに食べているのが、日本五大銘飯の一つと言われている「深川めし」。門前仲町には「深川めし」を提供している店舗がいくつかありますが、その中からおすすめの2店をピックアップしてご紹介します。

深川めしには2種類あり

深川めしは、江戸時代から深川漁師の船上料理として親しまれてきた東京の郷土料理。

CMでも石原さとみさんがコメントしていますが、深川地区は江戸時代までは海に面した漁師の町だったことが深川めし発祥の地となった理由なのでしょうね。

深川めしと聞くと、あさりとご飯を一緒に炊く炊き込みご飯をイメージする方が多いかもしれませんが、もともとはあさりの味噌汁をご飯にかけたぶっかけご飯だったそう。漁師が手軽な「ぶっかけ」、職人の弁当用が保存可能な「炊き込み」として食べられていたようです。

現在「深川めし」として各店で提供されているものも「ぶっかけ」と「炊き込み」の２種類あります。

東京メトロCMで話題の店「深川宿」

門前仲町で深川めしを提供している店舗はいくつかありますが、いま一番の有名店は「深川宿」。石原さとみさんがあまりに旨そうに食べるせいか、週末となるとえらい混雑ぶりです。

店舗は境内内にあり

初めて訪れる方は場所に少し戸惑うかもしれませんが、富岡八幡宮の参道に入りすぐ、伊能忠敬像の奥に店舗があります。

2016年のGW中はかつて見たことないほどの行列ができていました。　メトロのCMはもちろん、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」も深川地区が舞台ですので、その影響があるのかもしれませんね。

どちらの「深川めし」も食べることができるよ

こちらの店、「深川めし」はぶっかけタイプ。炊き込みタイプは「浜松風」として提供されています。（どちらも食べることができるセットもあり）とにかく深川めしを食べ尽くしたい方にはうってつけのお店なのです。

どちらが美味しいかは好みによりますが、以前公開されていた石原さとみさんの動画では、ぶっかけタイプの「深川めし」がお気に召したようです。反応が全然違いました。

お値段はちょっとお高め

こちらお店の「深川めし」は、漁師の料理と聞くと庶民派なお値段をイメージするかもしれませんが、実はちょっとお高め。お昼のセットで1,950円〜です。フラッと入って注文時にびっくりしないようにご注意ください。

「深川あさり蒸籠めし」で人気「門前茶屋」

もう１件、深川めしでご紹介したい店舗があります。それは「門前茶屋」。午後４時から行列のできる居酒屋として有名な「魚三」のお隣です。

こちらの「門前茶屋」も人気店のため昼時はタイミング次第で行列あり。

こちらの看板メニューは「深川あさり蒸籠めし」980円。（他には「江戸前穴子蒸籠飯」「駿河湾桜えび蒸籠飯」もあり。いずれも980円です。）

安いとは言いませんが、ランチの値段としてはギリギリ許容範囲じゃないですか？

「深川あさり蒸籠めし」はその名の通り「蒸籠蒸し」。炊き込みご飯タイプの深川めしを少し進化させています。

あさりは変な硬さが無くフワフワ、あさりの出汁で炊かれたご飯は熱々です。あさりの上にまぶされている海苔の香りがとても良いアクセントになっています。

単なる炊き込みご飯だと、石原さとみさんもポロっと漏らしてますが「家で作れるんじゃ？」なんて思ってしまいますが、この蒸籠蒸しなら外で食べる価値を感じて頂けると思います。

門前茶屋

まとめ

元祖に近い「ぶっかけ」の深川めしを食べるなら「深川宿」、「炊き込み」タイプの深川めしを食べたいなら「門前茶屋」がおすすめです。

歴史を感じる下町「門前仲町」を訪れた際には両店で東京名物「深川めし」を堪能してみてはいかがでしょうか？

ちなみに、門前仲町を観光するなら断然桜の時期がおすすめです。

個性的なお寺観光もぜひ！